なのは「ごめんねフェイトちゃん。この車三人乗りなんだぁ」
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1258463242/
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1259239598/
※途中から書き人が変わってます
未完のまま落ちて完結してません
微欝注意
1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/17(火) 22:07:22.55 ID:5ePvP1Qp0
はやて「ウチとなのはちゃんとヴィータで車に入りきらへんからな。ほんま残念やわ~」
なのは「フェイトちゃんも一緒に温泉連れてってあげたいんだけど、残念だったねー!」
フェイト「……。仕方ないよ、そういう理由じゃ……」
ヴィータ「それじゃ留守番頼んだよ!」
フェイト「うん、わかった……」
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1259239598/
※途中から書き人が変わってます
未完のまま落ちて完結してません
微欝注意
1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/17(火) 22:07:22.55 ID:5ePvP1Qp0
はやて「ウチとなのはちゃんとヴィータで車に入りきらへんからな。ほんま残念やわ~」
なのは「フェイトちゃんも一緒に温泉連れてってあげたいんだけど、残念だったねー!」
フェイト「……。仕方ないよ、そういう理由じゃ……」
ヴィータ「それじゃ留守番頼んだよ!」
フェイト「うん、わかった……」
8 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/17(火) 22:16:30.26 ID:5ePvP1Qp0
フェイト「……」
シグナム「あの三人はもう出かけたのか?」
フェイト「シグナム……。うん」
シグナム「そうか」
フェイト「あ、あのシグナム……。よかったら私と」
シグナム「あいにくだが私は今テスタロッサと戯れているほど暇ではない。
他をあたってくれ」
フェイト「ご、ごめんなさい……」
11 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/17(火) 22:21:55.94 ID:5ePvP1Qp0
フェイト「アルフ、いる?」
アルフ「げっ……」
スサスサ
フェイト「アルフ……?」
アルフ「あ、フェイトっ!? ち、ちがうんだよ。
別にフェイトから逃げようと思ってた訳じゃないから!」
フェイト「……」
アルフ「それで何か用なのかい、フェイト?」
フェイト「ううん、なんでもないの。ごめんね……」
13 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/17(火) 22:40:55.82 ID:5ePvP1Qp0
ハラオウン邸
フェイト「ただいま……」
クロノ「やあ、フェイトおかえり」
フェイト「あ、クロ……じゃなくてお兄ちゃん///」
クロノ「どうしたんだ、今日は元気ないな」
フェイト「ううん。そんなことないよ」
クロノ「そうか、ならよかった。じゃあフェイトも帰ってきたことだしそろそろ晩御飯にしようか」
フェイト「うん」
14 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/17(火) 22:46:56.53 ID:5ePvP1Qp0
フェイト「ねえお兄ちゃん。今日はお母さん仕事で留守だったよね」
クロノ「ああ、そうだけど」
フェイト「じゃあ私が料理作るよ……」
クロノ「晩御飯ならもうエイミィが作ってくれたけど」
フェイト「え……。そっかエイミィも来てるんだね……」
19 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/17(火) 23:01:19.38 ID:5ePvP1Qp0
エイミィ「ねぇ、クロノくんこの味付けどうかな? うわ~、フェイトちゃんも居るー最悪」
フェイト「……」
クロノ「当然だろ。フェイトは僕の妹なんだから。変な言い方はよすんだ」
フェイト「お兄ちゃん……」
エイミィ「むー。せっかくクロノくんだけと一緒の夜だと思ってたのにな~。ま、いっか」
クロノ「さあ、お腹も空いたことだし早くご飯にしよう。フェイトも、ほら」
フェイト「うん」
21 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/17(火) 23:12:57.45 ID:5ePvP1Qp0
クロノ「いただきます。もぐもぐ、うん。うまいな。さすがエイミィだ」
エイミィ「えへへー、そうでしょ。こんな料理フェイトちゃんなんかじゃ作れないもん」
フェイト「……」
クロノ「さっきからどうしたんだ? 君はフェイトに恨みでもあるのか?」
エイミィ「はぁ。やっぱ気づいてないんだ。今さらだけど、フェイトちゃんなんかと
普通に接してるのはこの周りじゃクロノくんだけだよ」
フェイト「う……」
23 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/17(火) 23:19:03.88 ID:5ePvP1Qp0
クロノ「どういうことなんだ、それは?」
エイミィ「フェイトちゃんは性格が悪いからみんなから嫌われてるんだよ」
クロノ「何言ってるんだ。なのはやはやてちゃんといつも仲良くしてるじゃないか」
エイミィ「あれはただクロノくんの前でだけ仲良くしてるように見せてるだけだよ。
私は知ってるよ。学校でフェイトちゃんが、なのはちゃんやはやてちゃんたちにいじめられてること」
クロノ「本当なのかフェイト?」
フェイト「うぅ……」ポロポロ
ダッダッダッダッダ
クロノ「フェイト! 待つんだ!」
24 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/17(火) 23:26:24.93 ID:5ePvP1Qp0
フェイト「ひくっひくっ……」ポロポロ
クロノ「フェイト」
フェイト「ひくっ、お兄ちゃん……」
クロノ「さっきエイミィが言ってたこと、やはり」
フェイト「……ううん。大丈夫。私ちゃんとみんなと仲良くしてるから、心配しなくていい」
クロノ「フェイト。これだけは覚えておいてくれ。例え君が一人になってしまったとしても
僕は絶対君のそばにいるから」
フェイト「……。ありがとう」
28 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/17(火) 23:35:58.82 ID:5ePvP1Qp0
次の日 学校
なのは「フェイトちゃん、昨日はすっっっっっっっっごく楽しかったよ~」
はやて「ほんま、めっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっちゃ楽しかったわー!」
フェイト「そっか……。良かった」
はやて「なのはちゃんとヴィータも一緒に背中流しっこてほんまに気持ちよかったわな」
なのは「うん。やっぱりどっかのお邪魔虫が居ないとお出かけも楽しいよねー」
はやて「ほんまやー!」
フェイト「……」
31 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/17(火) 23:42:55.32 ID:5ePvP1Qp0
なのは「はやてちゃん。次もまた行こうね」
はやて「もちろんや」
なのは「そうだっ! 次行くときは一緒に」
フェイト「なのは……」
なのは「すずかちゃんもアリサちゃんも行こうねー!」
すずか「うん、いこいこ!」
アリサ「約束だぞ!」
フェイト「ぁ……」
35 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/17(火) 23:51:53.30 ID:5ePvP1Qp0
キーンコーンカーンコーン
はやて「あ、しまった。昨日ずっと遊んでおったから、宿題やっておらへん」
なのは「大丈夫だよはやてちゃん。ね、フェイトちゃん?」
フェイト「え」
はやて「そやそや。宿題係のフェイトちゃんがおったんやったわ!」
なのは「そういうことぉ。じゃあ、フェイトちゃん昨日の宿題写させてね!」
フェイト「あ、でも……授業がもう始ま」
はやて「じゃあなのはちゃんの次はウチな」
アリサ「じゃああたしその次」
なのは「うん、OK」
フェイト「……」
【レス抽出】
対象スレ:なのは「ごめんねフェイトちゃん。この車三人乗りなんだぁ」
ID:d5H1hKEY0
37 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/18(水) 00:04:21.78 ID:d5H1hKEY0
先生「それじゃあ宿題を回収します」
フェイト(どうしよう。結局なのはたち返してくれなかった……)
先生「どうしたんですか、フェイトさん? 宿題を提出してください」
フェイト「えっと、宿題は……」
なのは「ニヤニヤ」
先生「忘れたんですね。昨日あれほどやってくるようにと言ったではないですか」
フェイト「……。ごめんなさい」
先生「今日このクラスで宿題をやってこなかったのはフェイトさんだけですよ」
なのは「あっはは。フェイトちゃんは転校生だからって宿題やってこなくていいって思ってるんだよねー」
はやて「ほんにフェイトちゃんは悪い子や~!」
ワハハハハハハハハハ
フェイト「……」
44 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/18(水) 01:09:00.80 ID:d5H1hKEY0
放課後
フェイト「……」
フェイト「あ、あのさ、なのは。よかったら一緒に帰……」
なのは「あ、フェイトちゃん。いいところに!」
フェイト「え。……な、なに、なのは」
なのは「私たちとフェイトちゃんってお友達だよね?」
フェイト「え。突然どうしたの?」
なのは「だよね? ね?」
フェイト「え……ええと。う、うんっ」
なのは「そうだよねー。じゃあ今日私たちの班が掃除当番なんだけど、フェイトちゃんお願いね」
フェイト「え」
はやて「ほなウチらは帰ろうか」
なのは「うん。それじゃーねー! 頼んだよフェイトちゃん」
ガラガラ、バタン
フェイト「……」
49 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/18(水) 01:17:05.70 ID:d5H1hKEY0
・・・・・・
・・・・・
・・・・
・・・
・・
・
フェイト「やっと、掃除終わった……」
フェイト「……」
フェイト「もう外、真っ暗……」
フェイト「そうだ。今日もお母さんが出張で居ないから、
今日こそは私がお兄ちゃんに晩御飯を作ってあげなくちゃ。私が」
フェイト「急いで帰らなくちゃ」
タッタッタッタ
フェイト「あれ……下駄箱にクツがない……」
53 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/18(水) 01:23:26.59 ID:d5H1hKEY0
フェイト「あれ、どこいったんだろう、私のクツ……」
タッタッタッタッタ
フェイト「早く帰らなくちゃいけないのに……」
タッタッタッタッタ
フェイト「お兄ちゃんが待ってるのに……」
タッタッタッタッタ
フェイト「どこ……。お願い、早く出てきて……はぁはぁ」
――2時間後
フェイト「はぁはぁ……あっ。あった」
フェイト「ボロボロになってるけど……あってよかった……」
55 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/18(水) 01:29:54.90 ID:d5H1hKEY0
フェイト「さぁ、クツ履いて早く帰ろ……」
フェイト「……」
フェイト「……いたっ」
フェイト「クツに何か入ってる……?」
フェイト「……画びょうだ」
フェイト「……」
フェイト「うっうっ……お兄ちゃん……」ポロポロ
57 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/18(水) 01:40:28.28 ID:d5H1hKEY0
フェイト「足踏みするたびに……痛い」
フェイト「でもお兄ちゃんが待ってる」
フェイト「走ってでも行かなくちゃ……」
ズキッ
フェイト「……うっ」
ヨロッ
クロノ「フェイト!」ガシッ
フェイト「え……、お兄ちゃん……?」
クロノ「君が帰るのが遅いものだから心配になって来てみたんだが、
正解だったみたいだな。足を引きずったりして、ケガでもしたのか?」
フェイト「お兄ちゃん……」
62 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/18(水) 01:51:39.34 ID:d5H1hKEY0
クロノ「引きずってるのは右足だな。ちょっと見せてもらうよ」
フェイト「あ。別に何でもないから……」
クロノ「何でもないものか。あんなよろけておきながら!」
フェイト「……」
クロノ「ほら、早く。……こ、これは。足の甲から出血してるじゃないか!
一体どうしたんだ!?」
フェイト「こ、これは……」
クロノ「まぁ、いい。理由は後だ。この出血ようだと血管の近くを切ったかもしれない。
急いで家に帰って応急手当をするから、僕のつかまって」
フェイト「あ……」
クロノ「早くっ」
フェイト「あ。うん///」
67 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/18(水) 02:05:41.77 ID:d5H1hKEY0
・・・・・・
・・・・・
・・・・
・・・
・・
・
クロノ「ふぅ。どうやら大事には至らなかったようだ」
フェイト「あ、ありがとう。えっと、お兄ちゃん……」
クロノ「なんていうか、無理してお兄ちゃんなんて言わなくてもいいんだ。
前みたいに名前で呼んだ方が呼びやすいんじゃないのか?」
フェイト「ううん。お兄ちゃんって呼ばせて」
クロノ「まぁフェイトがそういうのなら、僕は一向に構わないが。
それよりだ! こんなことにまでなって、一体今日学校で何があったんだ?」
フェイト「それは……」
71 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/18(水) 02:25:05.49 ID:d5H1hKEY0
クロノ「まぁ大体察しはつくんだが。やはりエイミィの言っていたことは本当だったのか……」
フェイト「……」
クロノ「あのケガもなのはや、はやてちゃんの仕業なのかい?」
フェイト「ち、違うよ! まだそうと決まったわけじゃ……」
クロノ「……。今の僕には君に全てを打ち明けるように言える資格は残念だがない」
フェイト「え?」
クロノ「口では君の兄だと言っておきながら、この実態に昨日エイミィに言われるまで
気づかなかったのだから当たり前だろ。フェイトの兄失格かもしれない」
フェイト「そ、そんなことないっ! 絶対に」
クロノ「でも、何でも一人で背負い込もうとすることだけはやめてくれ。そうすることは僕にも
もちろん君自身にもメリットをもたらすということはまずないから。約束してくれるか?」
フェイト「……はい」
クロノ「それでいいんだ」
77 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/18(水) 02:37:44.59 ID:d5H1hKEY0
クロノ「無理しなくていい君が全てを話したくなったときに話してくれ。
僕も兄として最善の手は尽くすつもりだ」
フェイト「お兄ちゃん、ありがとう」
クロノ「それじゃ、晩御飯にしようか。今日もエイミィが作ってくれた」
フェイト「……」
クロノ「やはり昨日の今日じゃイヤか?」
フェイト「ううん、大丈夫」
クロノ「そうか」
79 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/18(水) 02:51:05.10 ID:d5H1hKEY0
エイミィ「今日もフェイトちゃん居るんだねー。まるでクロノくんの腰ぎんちゃくみたい」
クロノ「エイミィ!」
エイミィ「別に間違ったことは言ってないよーだ」
クロノ「まったく……。フェイト、こんな低質な中傷気にすることはない」
フェイト「……」
エイミィ「それよりさぁ、クロノくん。あの話のこと、ちゃんと考えてくれた?」
クロノ「あの話??」
エイミィ「もぉ、クロノくんとぼけないでよ! あの話だよ、あの話!!」
クロノ「あ……ああ。あれかっ。すまないがまだ保留にさせてくれ。もう少し時間がいる」
エイミィ「いいけど、できれば早めに返事ちょうだいよ」
クロノ「わかってるさ……」
フェイト(あの話……?)
82 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/18(水) 03:08:56.83 ID:d5H1hKEY0
クロノ「さて。そろそろ僕は風呂にでも入ってくるかな」
エイミィ「じゃあ私がクロノくんの背中流してあげよっか!?」
クロノ「お断りだ」
バタン
エイミィ「ちぇ。つれないんだから。でも、まいっか。もうすぐしたら私たちは」
フェイト「……」
エイミィ「ねえ、フェイトちゃん」
フェイト「な、何?」
エイミィ「最近、この家の養子になったのをいいことに
あたしのクロノくんに言い寄ってるみたいだけどさ~」
フェイト「そんな……。別に私そんなつもりじゃ」
エイミィ「でもそんな兄妹ごっこもあと少しでできなくなっちゃうよぉ」
フェイト「え……?」
87 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/18(水) 03:22:06.42 ID:d5H1hKEY0
エイミィ「う~ん。クロノくんや提督には話がちゃんとまとまるまで口止め
するように言われてたけど、言っちゃおっかな」
フェイト「何のことを言って……」
エイミィ「えっへへー、驚かないでよフェイトちゃん。実はね、私とクロノくん」
フェイト(……まさか)
エイミィ「もうすぐでねー」
フェイト(や、やめて……聞きたくない)
エイミィ「結婚することになったんだ~」
フェイト「……っ!」
91 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/18(水) 03:41:28.77 ID:d5H1hKEY0
エイミィ「前々から縁談の話はあったんだけどね。クロノくん、結構奥手だから
なかなか毎回まとまんなかったんだけど、やっとついにこの前クロノくん
決めてくれたんだ~」
フェイト「そんな……そんなことって」
エイミィ「提督もあなたなら安心してクロノのこと任せられるわって言ってくれたし
あとは時間経ってクロノくんが落ち着いたら、晴れてあたしと。えっへへ」
フェイト「お兄ちゃん一言もそんなこと言ってなかったのに……」
エイミィ「本当は今からでも結婚していいんだけど、フェイトちゃん、
あなたが最近クロノくんに迷惑かけてるからクロノくんが
未だにとまどってるんだよ!」
フェイト「私の……せいで……」
エイミィ「そう。今のあなたはクロノくんにとってただ邪魔者なだけなんだよっ」
フェイト「……」
145 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/18(水) 11:58:17.01 ID:d5H1hKEY0
クロノ「いい湯だったな。風呂空いたぞ……ん?」
フェイト「……」ポロポロ
クロノ「フェイト、どうしたんだ!? またエイミィに何か言われたのか?」
エイミィ「結局いつかはフェイトちゃんに話さなきゃいけないことだったんだし
仕方ないよ」
クロノ「まさかあのことを話したのか!」
フェイト「やっぱり本当のことだったんだ……」
クロノ「あ、うっ。えっと、えっとだな……」
フェイト「お兄ちゃん……お兄ちゃん……私」ポロポロ
146 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/18(水) 12:00:14.00 ID:d5H1hKEY0
クロノ「すまないフェイト!!」
フェイト「!」
クロノ「せめて君と一緒に暮らすあと残り少ない時間ぐらいは
君に安心して居てほしかったから、この話を黙っていたんだ」
フェイト「……」
クロノ「本当のことならずっと兄として君の面倒をみていたい」
フェイト「お……にい」
クロノ「でも、やはり自分にウソはつけない。親がすすめる縁談にただ
従ってるわけじゃなく僕はエイミィのことを愛してしまったんだ」
フェイト「……ぁっ!」
エイミィ「きゃあ、うれしい~。クロノくん、大好きぃー、チュチュ」
クロノ「や、やめろこんな時にっ!」
フェイト「……」
153 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/18(水) 12:15:49.58 ID:d5H1hKEY0
クロノ「すまないフェイト!!」
フェイト「!」
クロノ「せめて君と一緒に暮らすあと残り少ない時間ぐらいは
君に安心して居てほしかったから、この話を黙っていたんだ」
フェイト「……」
クロノ「本当のことならずっと兄として君の面倒をみていたい」
フェイト「お……にい」
クロノ「でも、やはり自分にウソはつけない。親がすすめる縁談にただ
従ってるわけじゃなく僕はエイミィのことを愛してしまったんだ」
フェイト「……ぁっ!」
エイミィ「きゃあ、うれしい~。クロノくん、大好きぃー、チュチュ」
クロノ「や、やめろこんな時にっ!」
フェイト「……」
155 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/18(水) 12:23:55.94 ID:d5H1hKEY0
・・・・・・
・・・・・
・・・・
・・・
・・
・
ビルの屋上
フェイト「……」
バルディッシュ『プリーズ、ウェイト』
フェイト「バルディッシュ……?」
フェイト「ごめんねバルディッシュ……。でももう限界なんだ……」ポロポロ
バルディッシュ『アイ、ゴー、アロン、ウィズマイマスター』
フェイト「え、一緒に来てくれるの……? ありがとう。やさしいんだね」
フェイト「じゃあ、行こっか」
バルディッシュ『イエス、オーライト!』
フェイト「ばいばい……お兄ちゃん」ビュン ヒュゥゥゥゥン グシャ!!
END
158 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/18(水) 12:25:59.57 ID:d5H1hKEY0
ミスったから>>153から修正
エイミィ「結局、血は繋がってないにしても、クロノくんはフェイトちゃんのことを
一人の妹でしか見てないってことだよ」
フェイト「本当……なの?」
クロノ「……」コクッ
フェイト「ぁぁ……」
クロノ「もう弁解の余地はない……。本当にすまない、フェイト!」
エイミィ「さぁ、行こっダーリン!」
スタスタスタスタス
フェイト「行かない……で、お兄ちゃん」
フェイト「私を置いていかない……」
バタン
160 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/18(水) 12:27:22.00 ID:d5H1hKEY0
・・・・・・
・・・・・
・・・・
・・・
・・
・
ビルの屋上
フェイト「……」
バルディッシュ『プリーズ、ウェイト』
フェイト「バルディッシュ……?」
フェイト「ごめんねバルディッシュ……。でももう限界なんだ……」ポロポロ
バルディッシュ『アイ、ゴー、アロン、ウィズマイマスター』
フェイト「え、一緒に来てくれるの……? ありがとう。やさしいんだね」
フェイト「じゃあ、行こっか」
バルディッシュ『イエス、オーライト!』
フェイト「ばいばい……お兄ちゃん」ビュン ヒュゥゥゥゥン グシャ!!
END
168 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/18(水) 12:38:11.48 ID:d5H1hKEY0
二期は他の人に委任します
ではばいちゃ
ーーーーーーーーーここから書き人が変わる
189 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/18(水) 13:14:30.24 ID:R2y/zYqqO
なんと落ちてきたフェイトを見てびっくりしてキャッチするユーノ
でも勢い余って倒れてしまう
ユーノ「いててて……」
フェイト「…あれ……私まだ生きてる……?」
ユーノ「急に空から降ってきてどうしたんだよ?」
フェイト「何で邪魔したのよ…」
ユーノ「え?」
フェイト「何で私を助けたのよーー!!」
フェイトはユーノをポカポカ殴り始めた
ユーノ「い、痛いよフェイト!」
フェイト「皆から酷いことされるし大好きだったクロノお兄ちゃんもエイミィに取られて私はもう生きているのが嫌なのーー!!」
ユーノ「と、とりあえず落ち着いてよフェイト!!」
ユーノはフェイトの両手を押さえた
フェイト「う…う……」
ユーノ「フェイト…?」
フェイトは泣いていた
ユーノ「…一体何があったのかは知らないけど、僕でよければ話を聞くよ?」
フェイト「どうせユーノだって他の人と一緒だよ…」
ユーノ「僕はフェイトの味方だよ。それに泣いててビルから飛び降りてくるような友達を放って置けないし…」
フェイト「……」
ユーノ「…ここじゃまずいから場所を移そう」
196 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/18(水) 13:41:55.55 ID:R2y/zYqqO
場所をレストランに移したユーノとフェイト
しかしフェイトはずっと黙ったままである
ユーノ「ここの料理結構美味しいんだよ。何でも奢るから好きなもの食べてよ。」
フェイト「……」
ユーノ「…フェイト……」フェイト「……」
ユーノ「本当に何があったの…?」
フェイト「……」
ユーノ「…話したくはない?話したくなければ深く聞いたりはしないけど…」
フェイト「…ユ」
ユーノ「ん?」
フェイト「ユーノはさっき私のことを友達だって言ってくれたし助けてくれたよね…」
ユーノ「うん、まぁ偶然通りかかった時にフェイトが落ちてきたのを見た時は驚いたけどね」
フェイト「ユーノは私を裏切らない…?」
ユーノ「え?」
フェイト「ユーノは私を絶対裏切らない?」
ユーノ「う、うん」
フェイト「じゃあ話すよ…」
フェイトは今まであったことを話した
ユーノ「そんなことが…」
フェイト「うん…」
ユーノ「僕もクロノとエイミィが出来てるのは聞いてたけどフェイトには…」
エイミィ「だからここのレストラン美味しいんだって!」
クロノ「ちょ、引っ張るなよエイミィ!」
レストランにエイミィとクロノが入ってきた
214 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/18(水) 14:43:25.41 ID:R2y/zYqqO
クロノ「何でフェイトがここに!?」
フェイト「そ…それは」
エイミィ「あれー?何でフェイトちゃんがいるのー?最悪ー!」
ユーノ「エイミィさん……!!」
クロノ「エイミィ!」
エイミィ「しかもユーノ君と一緒にいるってことはもしかしてデート中ー?まさかクロノ君が私に取られたからって今度はユーノ君に近づいてるのー?」
ユーノ「これは違…」
フェイト「~~~~~!!!」
フェイトはレストランから出ていった
ユーノ「待ってフェイト!」
ユーノもフェイトを追って出ていった
エイミィ「あれー?逃げるってことは本当だったのかなー?」
クロノ「エイミィ!!……フェイト……」
217 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/18(水) 14:55:24.33 ID:R2y/zYqqO
フェイト「ハァハァ…ハァッ…」
ユーノ「待ってよフェイト!」
フェイト「ついて来ないで!!」
ユーノ「!!」
フェイト「私について来ないで…」
ユーノ「フェイト…」
フェイト「私…もう嫌……なの…」
ユーノ「……」
フェイト「私のせいでユーノまで巻き込んで…それならいっそ」
ユーノ「ダメだよ!」
フェイト「!!」
ユーノ「僕を巻き込むのは全然構わないから…そんな悲しいことは言わないでよ…」
フェイト「……」
ユーノ「ね?」
フェイト「……」
ポツポツ
雨が降ってきた
224 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/18(水) 16:04:10.83 ID:R2y/zYqqO
ユーノ「あ、いけない!こっちこっち」
フェイトはユーノに引っ張られて屋根のある方に向かった
ユーノ「なんか降ってきたな~」
フェイト「……」
ユーノ「……」
ユーノは辺りを見回した。
するとすぐ近くにカラオケらしきものを見つけた
ユーノ「あそこにカラオケがあるから行ってみよ?」
フェイト「え、でも…」
ユーノ「いいからいいから」
ユーノとフェイトはカラオケにいった
227 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/18(水) 16:44:11.44 ID:R2y/zYqqO
ユーノ「さぁ好きな曲入れて」
フェイト「……」
ユーノ「…じゃ、じゃあ僕が先に入れるね」
ピッピッピ
入力が済み画面が表示された
曲が流れ出す
フェイト「……!!!」
どこかで聞いたことのある曲が聞こえたので顔を上げたフェイト
フェイト「これって…」
ユーノ「ん?水樹奈々さんのinnocentstarterだよ」
フェイトの中で昔のことが思い出された
初めてなのはと会った時
全力でなのはとぶつかりあった時
初めてなのはの名前を読んだ時
228 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/18(水) 16:45:22.93 ID:R2y/zYqqO
ユーノ「上手く歌えたかな…?」
フェイト「凄く上手かったよ!!」
ユーノ「アハハ、ありがとう」
フェイト「私も何か入れてもいいかな…」
ユーノ「いいよ、どんどん入れて」
フェイト「うん、じゃあこの曲を…」
曲が流れ出す
ユーノ「この曲は…」
フェイト「ETERNALBLAZEだよ」
232 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/18(水) 17:15:35.47 ID:R2y/zYqqO
カラオケから二人は出てきた
ユーノ「あー楽しかった!」
フェイト「思いきり歌うと気持ちいいね!」
ユーノ「うん、僕初めてフェイトが歌ってるのを見たよ。凄く上手いね」
フェイト「そ、そんなことないよ…ユーノの方が…」
ザアザア
雨はさっきより降っていた
ユーノ「雨…さっきより強くなってるね」
フェイト「そうだね…傘はないしどうしよう…」
ユーノ「ごめん、ちょっと待っててね。すぐ戻ってくるから」
フェイト「え…?ってユーノ!?」
ユーノは雨の中突っ込んでいった。
235 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/18(水) 17:20:07.43 ID:R2y/zYqqO
フェイト「ユーノ大丈夫かな…?」
ユーノ「御待たせ~」
十分ぐらいしてユーノは傘を指して傘をもう一つ持って帰ってきた
ユーノ「ごめんね、周りにコンビニがないか探してたら少し遅くなって…」
フェイト「大丈夫?無茶したらダメだよ。体ずぶ濡れで風邪を引いちゃうよ…」
ユーノ「僕は大丈夫だよ。あとこれ…」
ユーノはフェイトに傘と一緒に肉まんをあげた
ユーノ「フェイトがお腹すいてるんじゃないかなって思って…」
フェイト「ありがとう!」
フェイトは肉まんを食べた
ユーノ「ごめんね、肉まんしか買ってこれてなくて…」
フェイト「ううん、とっても嬉しいし美味しかったよ。ありがとう!」
ユーノ「それでこれからどうする…?まだどこかに行きたいなら付き合うけど」
フェイト「私は今日はもう遅いし家に帰るよ。」
ユーノ「大丈夫…?」
フェイト「大丈夫!ユーノのおかげで元気になったし、それにこれ以上ユーノに付き合ってもらったらユーノが風邪引いちゃう」
ユーノ「じゃあ途中まで一緒だし家に帰る?」
フェイト「うん!」
242 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/18(水) 17:31:25.80 ID:R2y/zYqqO
すまんがこれからバイトで半日ぐらい帰ってこないから
このスレが生き残ってたら嬉しいな…orz
303 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/18(水) 23:30:49.43 ID:R2y/zYqqO
まだ残ってるw
30分くらい空いたので>>235の続き
ユーノ「そろそろだね…」
フェイト「うん、じゃあここら辺で」
ユーノ「フェイト…」
フェイト「ん?」
ユーノ「また周りにきつく当たられるかもしれないけどもし何かあったら一人で抱え込まないで僕に言ってね?」
フェイト「うん…」
ユーノ「高町家とハラオウン家は近くだからすぐにかけつけれるし…」
フェイト「うん、大丈夫…今日は私に付き合ってくれて本当にありがとうね」
ユーノ「気にしないで、僕はフェイトの味方だからね」
フェイト「うん、じゃあね♪」
ユーノ「じゃあね…」
ユーノとフェイトは別れた
306 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/18(水) 23:50:46.54 ID:R2y/zYqqO
アルフ「げっ…帰ってきたよ」
アルフは玄関でフェイトを待つように言われて立っていた
フェイト「ただいまアルフ!」
アルフ「あ、ああおかえり…」
フェイト「どうしたの?」
アルフ「クロノに待つように言われてさ…ってかフェイトは帰ってくるのが遅いんじゃない?」
フェイト「そ、それは…」
リンディ「そうよ!遅いじゃない!!」
フェイト「か、母さん…」
リンディさんが出てきた
307 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/18(水) 23:52:39.28 ID:R2y/zYqqO
リンディ「こんな時間に帰ってくるなんてすっかり不良ね」
フェイト「そ、そんな…」
リンディ「クロノが心配してたのよ!!一体何をやっていたの!?」
フェイト「えと……」
エイミィ「ユーノ君とデートしてたんだよね~」
フェイト「エイミィ…!」
エイミィが出てきた。
エイミィ「私にクロノ君を取られたのが悔しくて今度はユーノ君に迫っちゃってさ。ユーノ君も可哀想だよね~」
フェイト「ユーノと一緒にいたのは事実だけどそんな…」
リンディ「まぁ!そうなの!!」
フェイト「か、母さん違うんだよ…」
クロノ「おお、フェイト帰ってきたか」
クロノが出てきた
フェイト「お兄ちゃん…私…」
エイミィ「クロノ君知ってる~フェイトちゃんはユーノ君と~…」
クロノ「外は寒いから話は中でやろう。さ、フェイトも」
クロノはフェイトを家の中に入れた
308 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/18(水) 23:54:46.32 ID:R2y/zYqqO
すまないがここら辺で失礼します
IDも変わっちゃうけどorz
【レス抽出】
対象スレ:なのは「ごめんねフェイトちゃん。この車三人乗りなんだぁ」
ID:JcUvaonlO
321 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/19(木) 06:51:52.33 ID:JcUvaonlO
まだ残ってるw
眠いので少しだけだけど
クロノ「フェイトこっちに来て」
フェイト「うん…」
クロノはフェイトを自分の部屋に連れていった
エイミィ「ちょっとクロノ君!こういう迷惑をかける不良な子には皆でしかってあげなきゃダメだよ~!!」
リンディ「そうよ!」
アルフ「まぁ怒られるのはこんな時間に帰ってきたフェイトが悪いんだしね」
フェイト「……」
クロノ「皆がいると面倒臭くなるから僕とフェイトだけでいい!」
クロノは部屋のドアを閉めて鍵をかけた。
フェイト「お兄ちゃん…」
クロノ「…ハァ、あまりに帰ってこないから心配したんだよ?」
フェイト「ごめんなさい…」
クロノ「次からもし遅くなるなら出来れば何か連絡してね?」
フェイト「…うん……」
クロノ「わかってくれたならもうそれでいいよ。これ以上は何も言わないからね。」
フェイト「本当にごめんなさい…」
クロノ「もう気にしないで。あ、あと気になったことがあるんだけど…」
フェイト「???」
322 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/19(木) 06:54:01.32 ID:JcUvaonlO
クロノ「ユーノと一緒にいたんだよね?僕がレストランに連れてかれた時も一緒にいたし。二人で何をやっていたの?」
フェイト「何をって…オススメのレストランって言われて連れていってもらったり、カラオケに連れていってもらったりしかしてないよ。」
クロノ「いつ頃会ったの?」
フェイト「それは…何時頃かわからないけど私が…ビル屋上から飛び降りた時に偶然下にいて私を受け止めてくれて…」
クロノ「ビル屋上から飛び降りた!?何故そんな…」
フェイト「だって私…もう……うっ…」
クロノ「まさか…僕のせいで…」
フェイト「違う!……ただ私が……でもその後ユーノが私に優しくしてくれて…」
クロノ「ユーノが優しく…?」
フェイト「うん…」
クロノ「おかしいな」
フェイト「え…?」
クロノ「だってなのはだってフェイトにきつく当たってくるのにユーノが優しくするのはおかしいだろ」
フェイト「そんなこと!……そんなこと…あるのかな…」
クロノ「もしかしたらなのはにユーノから何かフェイトのことで言われてるかもしれない」
フェイト「ユーノが……」
クロノ「実際はどうかは明日にならないとわからないけどね…」
フェイト「……」
349 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/19(木) 12:20:43.71 ID:JcUvaonlO
次の日の朝
なのは「おっはよー!」
フェイト「おはようなのは!」
なのは「アリサちゃん!」
アリサ「おはようなのは!」
フェイト「え…?」
なのは「すずかちゃん!」
すずか「おはようなのはちゃん!」
フェイト「あの…」
なのは「はやてちゃん!」
はやて「おはようなのはちゃん!」
フェイト「わた…」
なのは「今日も元気に登校なの!」
フェイト「……」
356 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/19(木) 13:29:06.45 ID:JcUvaonlO
教室に入ると机の中に手紙が入っていた
フェイト「これは何かな…?」
アリサ「それってもしかしてラブレター!?」
なのは「フェイトちゃんモテモテなの」
すずか「フェイトちゃん可愛いから」
はやて「羨ましいわ~」
フェイト「本当にら…ラブレターなのかな…?」
フェイトは手紙を開けてみてみるといろいろ悪口が書かれていた
フェイト「……」
360 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/19(木) 13:54:45.90 ID:JcUvaonlO
体育の授業が終わり
なのは「すずかちゃんチーム強すぎだよ~」
すずか「そんなことないよ~」
アリサ「ちょっとは手加減しなさいよ~」
フェイト「あれ…私の着替えがない……」
フェイトの着替えだけなくなっていた
フェイト「皆知らない…?」
はやて「私は知らんで~」
なのは「私も~」
すずか「私も~」
アリサ「私も~」
フェイト「……」
フェイトは一人で探していると体育館の裏にあった
366 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/19(木) 14:29:47.08 ID:JcUvaonlO
四時間目が終わり教室に戻ってくるとまたフェイトの机に手紙が入っていた
フェイト「また手紙……」
はやて「フェイトちゃん今度は違う人からラブレターか~?」
なのは「フェイトちゃんモテモテすぎなの」
すずか「フェイトちゃん可愛いから」
アリサ「何て何て?」
フェイト「…どうせまた……」
フェイトはそう言いながらも開けてみると
昼休憩に屋上に一人で来てくれますか?
昼食後で大丈夫です
実は昔から言いたいことがあったんです
368 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/19(木) 14:31:24.81 ID:JcUvaonlO
フェイト「……!!」
アリサ「本当にラブレターじゃん!」
なのは「これはきっと愛の告白なの」
はやて「相手は誰なんやろうな~?」
すずか「羨ましい」
フェイト「昼食後で大丈夫って書いてるから…なのは…」
なのは「アリサちゃん一緒に食べよ~」
アリサ「オッケー」
フェイト「あの…」
なのは「すずかちゃんはやてちゃんも~」
すずか「うん」
はやて「もちろんや」
フェイト「……」
なのはとアリサとすずかとはやては席をくっつけて一緒に食べて、フェイトは一人で食べていた
フェイト「…食べ終わったしいってみるかな。一体誰なんだろう…」
フェイトは屋上にいったが誰もいなかった
フェイト「少し早かったのかな…」
フェイトは十分ぐらい待ったが誰もこなかった
フェイト「まだかな…」
昼休憩が終わるまで待ったが結局誰もこなかった
389 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/19(木) 16:02:04.89 ID:JcUvaonlO
放課後
フェイト「今日は…いや、今日もかな……」
なのは「アリサちゃんすずかちゃんはやてちゃん一緒に帰ろう!」
すずか「うん」
アリサ「もちろん」
はやて「帰ろ帰ろう」
フェイト「なのは…」
なのは「今日は楽しかったよね~」
フェイト「なの…なのは!!」
なのは「そんな大きな声で言わなくても聞こえてるけど何フェイトちゃん?」
フェイト「えと…今日あったことだけど…」
なのは「今日あったことって何?」
フェイト「だから…手紙とか…体育の授業の時のこととか……」
なのは「手紙ってフェイトちゃんはラブレターもらったことを自慢したいの?」
アリサ「自分がモテモテだから有頂天になってるんじゃない?」
はやて「フェイトちゃんて性格悪いな~」
フェイト「そ、そういうことじゃなくて…その…何か知らないかなって…」
なのは「何で私にそんなこと聞くの?」
すずか「もしかして私達疑われてる?」
アリサ「私達が何でフェイトにラブレターをあげなきゃいけないのよ!!」
はやて「意味がわからんな」
フェイト「いや、何も知らないんならいいんだけど……」
フェイトはその時に昨日のクロノの言っていたことを思い出した
390 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/19(木) 16:04:28.83 ID:JcUvaonlO
フェイト「あと…!」
なのは「まだ何かあるの?」
フェイト「ユーノってどうしてる…?」
なのは「ユーノ君?さぁ、今家にいるんじゃないかな?朝出る時はいなかったけど」
フェイト「朝いなかった…どこにいってたの?」
なのは「知らないよ!無限書庫にでも行ってたんじゃないの!?てか何でユーノ君のことを話してくるの?」
フェイト「いや、ちょっとユーノのことを聞いてみただけで何でもないの…」
なのは「何でもないなら最初から聞いてこないでくれるかな?」
フェイト「ごめん…」
アリサ「もういいから帰ろなのは」
すずか「あまり長くいる必要はないんだし」
はやて「そやそや、はよ帰ろ」
なのは達は帰っていった
フェイト「ユーノ…まさかね……」
395 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/19(木) 17:11:00.25 ID:JcUvaonlO
フェイトが校門から出るとフェレット状態のユーノが立っていた
ユーノ「フェイト!」
フェイト「ユーノ?どうしてここに…しかもフェレット状態で」
ユーノ「フェイトが心配で来たんだよ。フェレット状態なのは小さくて隠れやすいから。なのはに見つからないようにね…」
フェイト「そうなんだ…ありがとう」
ユーノはフェレット状態から人間の姿に戻った
ユーノ「でもなのは達とは一緒に帰ってないんだね…僕はフェイトから話を聞くまではてっきり仲良く一緒に帰ってるもんだと思ってたけど…」
フェイト「そうなんだ…。皆先に帰っちゃっててね…」
ユーノ「今日も何かあったの…?」
フェイト「まぁ…ちょっとね…」
ユーノ「出来れば話してくれる…?嫌なら話さなくてもいいけど」
フェイト「うん…話すよ」
フェイトは今日あったことをユーノに話した
396 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/19(木) 17:12:40.60 ID:JcUvaonlO
ユーノ「そんなことが…」
フェイト「まぁ…」
ユーノ「フェイト…大丈夫?」
フェイト「う…うん、私は平気…だから…」
ユーノ「本当に…?僕に出来ることは少ないかもしれないけどもしきつかったら言ってね?」
フェイト「ううん…ありがとう」
ユーノ「じゃあ一緒に帰ろう?途中まで送るよ。」
フェイト「うん」
ユーノとフェイトは一緒に帰った
ユーノ「でも今回もまたイタズラが酷いな…」
フェイト「あ、ユーノ?」
ユーノ「ん?」
フェイト「今日って朝何をしていたの?」
ユーノ「朝?朝はハラオウン家に行ってたよ」
フェイト(あれ…?なのはは無限書庫っていってたけど…)
403 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/19(木) 17:45:55.92 ID:JcUvaonlO
だんだん謎になってきたorz
すまないがちょい失礼します
もしこのスレが生き残ってたらまた六時間後にでも…
424 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/19(木) 22:08:30.63 ID:92i49ulfO
>>396の続きから
フェイト「あれ……そういえばユーノ」
ユーノ「なんだい?」
フェイト「ユーノのその腕……」
ユーノ「あっ、こ、これは……」
フェイト「包帯巻いてるけど、ケガでもしたの?」
ユーノ「う、うん。昨日帰った後ちょっと転んじゃってね……あはは」
フェイト「あ。足の方にもあざがあるよ……」
ユーノ「うっ……」
フェイト「……ユーノ。本当に転んだだけなの……?」
428 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/19(木) 22:36:20.31 ID:92i49ulfO
ユーノ「と、とにかく、僕の方は大丈夫だから心配ないよ。 今はフェイトは僕なんかより自分の心配をしなくちゃ」
フェイト「そ、そうだけど……」
ユーノ「フェイト、君は今誰よりも辛い状況にいると思うよ」
フェイト「……」
ユーノ「でも気を落とさないで。今日帰ったら、直接なのはと話し合ってみるから」
フェイト「え?」
ユーノ「話を聞くようじゃ、なのはを中心にしてみんながそういう意地悪をしてるみたいだし。
なのはさえ説得すれば多少はそういうことも和らぐんじゃないかな」
フェイト「ユーノ……」
ユーノ「今の僕にはそんなことしかできないけど」
フェイト「ううん。今の私はそれだけしてくれるだけでも、とても嬉しい。
ユーノ、本当にありがとう……」
430 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/19(木) 22:50:53.71 ID:92i49ulfO
ユーノ「話し合いがどうなったかは明日会ったときにでも教えるから」
フェイト「うん」
ユーノ「それじゃフェイト、また明日」
フェイト「ばいばい、ユーノ。また明日」
フェイト「……」
フェイト(ユーノのあのケガ……どうしたんだろう……)
ハラオウン邸
フェイト「……」
フェイト「……ただいま」
リンディ「あら。帰ってきちゃったのね」
フェイト「え、あ……ただいま、母さん」
リンディ「気安く母さんなんて呼ばないでよ」
フェイト「う。ごめんな……さい」
434 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/19(木) 23:03:00.13 ID:92i49ulfO
エイミィ「提督~」
リンディ「もう、あなたはそんな呼び方しなくていいのよ。
なんたって私は未来のあなたのお母さんなんだからっ!」
エイミィ「えへへ、それじゃお母さん///」
リンディ「なあに?」
フェイト「……」
エイミィ「フェイトちゃんなんか放っておいて早く行きましょうよー」
リンディ「そうね」
フェイト「え。二人ともどこへ……」
リンディ「お買い物だよ~。もちろんクロノくんも一緒にね。
あ、言っとくけどフェイトちゃんは連れて行かないから」
フェイト「そんな……」
436 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/19(木) 23:17:43.60 ID:92i49ulfO
エイミィ「だってそもそも、フェイトちゃんてハラオウン家の人じゃないじゃん」
フェイト「……っ!」
エイミィ「ただの居候みたいなものでしょ?」
リンディ「そうよ。少しは身分をわきまえなさい」
フェイト「そんな……そんなんじゃ……うっうぅ」
クロノ「そこまでだ二人とも」
フェイト「ぁ……お兄ちゃん……」
エイミィ「お、クロノくん。お出かけの準備終わったんだ」
クロノ「二人してなんだ。よくもそんな酷いことがいえたもんだ。
母さんも大人気ないよ」
438 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/19(木) 23:29:18.04 ID:92i49ulfO
リンディ「まぁいいじゃない。それより早く出かけましょう」
エイミィ「うんうん」
フェイト「……」
クロノ「待って。フェイトも一緒に連れて行かないつもりか?」
エイミィ「そうだよー。だってこんな暗い子連れてったってシラけるだけじゃん」
クロノ「……。なら僕も遠慮する」
フェイト「え?」
エイミィ「えぇー、どうしてさぁ~!?」
リンディ「何ワガママ言ってるの。これもフェイトの仕業ね」
クロノ「違う。いいから二人だけで行ってくるといい。ほらほら!」
バタン
441 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/19(木) 23:46:26.41 ID:92i49ulfO
フェイト「あの……お兄ちゃん……」
クロノ「どうした」
フェイト「本当はお兄ちゃんもお買い物に行きたかったんじゃ……」
クロノ「フェイト!」
フェイト「っ!」ビクッ
クロノ「これは僕の意志で決めたことなんだ。そういうことは言うもんじゃない」
フェイト「ご、ごめんなさい……私」
クロノ「……。今晩は久しぶりにフェイトと二人だけのことだし、
なんだその。たまには君の手料理が食べてみたいんだが……」
フェイト「お兄ちゃん……」
クロノ「頼めるか?」
フェイト「うんっ。すぐに作るね」
443 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/20(金) 00:14:14.63 ID:6du8SORaO
フェイト「お、お待たせ。できたよ、お兄ちゃん」
クロノ「お、そうか。じゃあ早速だかいただいていいか?」
フェイト「うん。うまくできてるかはわからないけど……」
クロノ「それじゃ、いただきます。もぐもぐ」
フェイト「どう……かな?」
クロノ「うんっ。普通においしいな」
フェイト「ほんと……!?」
クロノ「ああ。フェイトは料理の才能もあるようだな」
フェイト「そんな///」
クロノ「やっぱりフェイトは本当に立派な妹だ」
フェイト「ぁ……」
クロノ「ん。どうしたんだ?」
フェイト「う、ううん。なんでも……」
444 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/20(金) 00:23:47.23 ID:6du8SORaO
フェイト「食器は片づけておいたから、私はもう部屋に戻るね……」
クロノ「ああ。ご苦労様。おやすみフェイト」
フェイト「うん……おやすみ」
バタン
フェイト「……」
フェイト「やっぱりエイミィのいうとおりお兄ちゃんにとって私は妹でしか……」
フェイト「……」
フェイト「そうだよね。当然だよね……何言ってるんだろ、私……」
フェイト「明日も学校だしもう寝ないと」
・
・
・
・
・
・
448 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/20(金) 00:56:44.54 ID:6du8SORaO
・
・
・
フェイト「ZZZ……」
ドスッ ドスッ
フェイト「……ん」
ドスッ ドスッ
フェイト「音がする……何の音だろう……。こんな時間に」
ドスッ ドスッ ドコッ
フェイト「丁度なのはの家の方から聞こえる……」
449 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/20(金) 00:58:29.51 ID:Mz7KzSL4O
大丈夫…それでもユーノくんなら…ユーノくんならやってくれる…
450 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/20(金) 01:07:31.01 ID:Mz7KzSL4O
まさか…いやセックスにしては激し過ぎる…
453 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/20(金) 01:12:27.41 ID:6du8SORaO
高町家
フェイト「こんな夜中に勝手に庭に入って来ちゃったけど……」
フェイト「やっぱりよくないよね……帰ろ」
ドスッ
「うぐぅ!」
フェイト「!?」
フェイト(誰かのうめき声……? まさか……)
フェイトは庭の音のする方向へ引き返し
恐る恐る草陰から覗き込んだ
フェイト「!」
なのは「……」
ユーノ「うっ、うぐぅ……」
フェイト(あ、あれはなのはとユーノ……!?)
512 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/20(金) 09:48:19.14 ID:PZMFW0nmO
保守ってばっかってのもあれなので>>453の続きを勝手に妄想してみた
もし>>453が帰ってきたらすぐに変わります
アリサ「ユーノ弱~い!」
すずか「ユーノ君男の子でしょ~」
はやて「そうやそうや」
フェイト(アリサにすずか、はやてもいる…?)
ユーノ「僕は男の子だけどこれはちょっと……」
なのは「何を言ってるの?まだまだこれからなの!!」
すずか「そうだよ~」
アリサ「皆総攻撃~!!」
はやて「リンチやリンチ~!」
ユーノ「ちょ、ま…うわぁあああ!?」
フェイト「ユーノ…!い…一体何をやっているの……?」
フェイトはガクブルしていた…
フェイト「こ…怖いよ……私も見つかったら……」
フェイトは家に戻って部屋に戻った
フェイト「ユーノ…何も出来なくてごめん……」
フェイトはそう言ってベッドに入ったがなかなか眠れなかった
514 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/20(金) 10:26:40.03 ID:Mz7KzSL4O
なのは「あー!ユーノくんのおちんちん大きくなってるよ」
はやて「殴られて興奮するなんて変態さんやねぇ~」
517 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/20(金) 10:45:16.44 ID:Mz7KzSL4O
アリサ「そうね…オナニー見せてよ」
ユーノ「えっ…そんなの無理だよ」
はやて「断ったらフェイトちゃんがどうなるかわかってるよね?」
ユーノ「くそっ……酷いよ……うっ」ドピュッドピュッ
(フェイト…何もできなくてごめん)
アリサ「うわ~こんなにいっぱい出るんだ」
なのは「ちょっとユーノくん!足にかかったじゃない
舐めて綺麗にしてよね」
521 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/20(金) 11:05:43.09 ID:PZMFW0nmO
次の日の朝
クロノ「おはようフェイト」
フェイト「おはよう…お兄ちゃん…」
クロノ「どうしたフェイト?顔色が悪いぞ?」
フェイト「そうかな…?私は大丈夫だよ…」
クロノ「もし体調が悪かったら無理して学校に行かなくてもいいんだぞ?」
フェイト「これぐらい大丈夫だから…」
フェイトは昨日ずっと眠れなくて徹夜していた
クロノ「しっかり朝食とらないとな」
フェイト「うん…」
二人は朝食を食べにいった
クロノ「おはよう!エイミィ、母さん、アルフ」
エイミィ「おはよう!クロノ君」
リンディ「おはようクロノ」
アルフ「おはよう!クロノ」
フェイト「おはよう!エイミィ、母さん、アルフ」
エイミィ「……」
リンディ「……」
アルフ「…あ、おはようフェイト」
フェイト「……」
クロノ「気にするなフェイト」
フェイト「お兄ちゃん…」
二人が席に着こうとした時朝食が四人分しかなくフェイトの席にはなかった
522 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/20(金) 11:07:21.22 ID:PZMFW0nmO
クロノ「これはどういうことだ…?」
エイミィ「何が?」
クロノ「一人分足りないじゃないか」
エイミィ「え?四人分であってるじゃん。もう一人分おかわりしたいの?」
クロノ「そうじゃなくてフェイトのがないって言っているんだよ」
エイミィ「え?フェイトちゃん朝食食べるの?」
クロノ「食べるに決まってるだろ!」
フェイト「いいよ…クロノ…今食欲ないし……」
エイミィ「ほら、いらないって言ってるじゃない」
クロノ「ダメに決まってるだろ!!…僕は今日は朝食いらないからフェイトは僕の分を食べて」
フェイト「え、でも…」
エイミィ「ダメだよクロノ君!朝食食べないと元気が出ないよ!!」
クロノ「僕は十分元気だからいいよ。それよりフェイトの方が食べた方がいいから。」
エイミィ「じゃあ今からすぐクロノ君にとっっっても美味しいものを作るから待ってて…」
クロノ「だから僕はいらないって…今は食べたい気分じゃないんだ」
そういってクロノは自分の部屋に戻っていった。
エイミィが舌打ちしてこっちを見てきた。
フェイト「……」
朝食後フェイトは用意して学校にいく準備をしていた
フェイト「それじゃあ行ってきます!」
クロノ「行ってらっしゃいフェイト!」
エイミィ「……」
リンディ「……」
アルフ「…あ、いってらしっしゃいフェイト…」
523 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/20(金) 11:09:02.69 ID:TgsMGBC5O
今北
火曜日のスレがなんでまだ残ってんだよw
524 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/20(金) 11:09:44.32 ID:PZMFW0nmO
今見ましたが他の人が続き書いてくれているようなので見てますね
525 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/20(金) 11:17:13.79 ID:8LMRSaCcO
>>523
一週間を越えるスレもあるけどな
526 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/20(金) 12:04:08.31 ID:DZk+WmhV0
保守
527 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/20(金) 12:21:49.10 ID:ziwKF46VO
>>524
あのオナニーのやつ本気で書いてる訳じゃねーだろwwwwww
続き頼むよ
533 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/20(金) 14:43:03.63 ID:PZMFW0nmO
>>527
いや、もうちょっとなのは達のドSっぷりを見てみたいなと…w
フェイトはいつも待ち合わせてるところに行って待っていた。
しかし誰もこなかったので一人で登校した。
学校に着くと四人とも既にいた
フェイト「…おはよう皆…」
アリサ「昨日はすっごく楽しかったよね~!」
すずか「うんうん、楽しかった!」
はやて「超楽しかったな!」
なのは「また皆でやろうね~!」
フェイト「昨日って…まさか……」
フェイトはユーノのことを思い出した
535 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/20(金) 14:58:19.31 ID:PZMFW0nmO
なのは「何フェイトちゃん?」
フェイト「いや何でも……」
フェイト(ユーノ…大丈夫かな…?)
昨日のことを考えてると震えが止まらなかった
自分もいつあんな風にされるのかわからなくて…
フェイト「でも学校にいる間は…大丈夫だよね……?」
536 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/20(金) 15:11:12.34 ID:PZMFW0nmO
一時間目が終わり二時間目も終わった
フェイト「さて次の授業次の授業…」
フェイトは寝てないせいか少しフラフラしていた
一時間目も二時間目も授業中ずっとうとうとしていた
三時間目の授業中
「じゃあここはフェイトさんお願いします」
フェイト「……」
「フェイトさん?」
フェイト「…ぁ…はい!」
「居眠りしたらダメよ」
フェイト「すみません…」
なのは「居眠りとは凄い余裕なの」
すずか「フェイトちゃんは賢いからねー」
アリサ「正直授業なんて聞かなくても出来そうだしねー」
はやて「羨ましいわー」
フェイト「えと…ここは…」
(いつもは起きてしっかり聞いてる子がどうしたのかしら…)
537 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/20(金) 15:18:45.59 ID:ziwKF46VO
支援
538 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/20(金) 15:22:50.73 ID:PZMFW0nmO
四時間目は体育の授業だった
「おいフェイト、なんかフラフラしているが大丈夫か?」
フェイト「大丈夫です…私は平気…ですから……」
「そうか…」
フェイトはそのまま授業受けていたが
授業中ずっとフラフラしているフェイトを見て先生は止めた
「フェイト、お前はずっとフラフラしてるからちょっと保健室に行ってこい」
フェイト「保健室…?そんな…大j…」
「大丈夫そうに見えないから言ってるんだが」
フェイト「はい…すみません」
「なのは、お前もフェイトと一緒に保健室まで行ってやれ」
なのは「私ですか!?」
「俺はなのはと言ったんだが」
フェイト「先生、大丈夫です。私は一人でいけますから…」
「本当に大丈夫なのか…?」
フェイト「はい、保健室までなら全然…」
といってフェイトは保健室に向かった
539 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/20(金) 15:42:56.81 ID:PZMFW0nmO
「どうしたのフェイトさん?」
「体育の先生にずっとフラフラしてるから保健室に行ってくるように言われまして…」
「確かにフラフラしてるけど何かあったの?」
「ただの寝不足です。というか昨日は徹夜してまして…」
「あら、徹夜しなきゃいけないようなことがあったの?」
「いえ、何もないですが昨日はなかなか眠れなくてそのまま起きていました…」
「ちゃんと寝なきゃダメよ」
「はい…すみません…」
「とりあえず横になって…」
フェイトは保健室のベッドに入り休んでいた
キーンコーンカーンコーン
四時間目が終わった
フェイト「四時間目終わったんだ…」
なのは「フェイトちゃん」
フェイト「なのは!?それにアリサ、すずか、はやても…」
アリサ「体育の先生になのはがフェイトの様子を見に行くように言われてさ」
すずか「私達はなのはちゃんについてきただけだけど」
はやて「そうや」
フェイト「そうなんだ……ってあれ?」
フェイトは今気づいたが保健室の先生がいなくなっていた。
フェイト「これってまさか……」
540 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/20(金) 16:13:44.70 ID:PZMFW0nmO
保健室になのは、アリサ、すずか、はやてとフェイトだけしかいない状況を見て昨日自分が見たのを思い出した
なのは「どうかしたのフェイトちゃん?」
フェイト「え!?い、いや…何も……」
なのはに声をかけられた時ビクッとした
それから体がガクブルしているフェイト
何か周りがニヤニヤ笑っているように見えた
548 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/20(金) 19:44:52.94 ID:PZMFW0nmO
アリサ「体が震えてるよ?」
すずか「何故?」
フェイト「何でもないから気にしないで…」
はやて「何でもないってもしかして仮病か?」
フェイト「そういうことじゃないけど…」
なのはが近づいてきた。
フェイト「ヒッ……」
なのは「何なの一体?」
アリサ「フェイト酷くない?なのはが近づいただけで怖がってヒッとかいって?」
すずか「なのはちゃん可哀想」
フェイト「ご…ごめん!私は大丈夫だから……先に帰ってていいよ…」
はやて「なら帰ろっか」
フェイト「皆心配かけてごめんね…」
なのは「私は先生に言われてきただけだから」
アリサ「私達もなのはについてきただけだし」
そう言ってなのは達は帰っていった
569 774秒で支度しな! [sage] 2009/11/20(金) 23:04:49.20 ID:PZMFW0nmO
早速落ちてたorz
>>566
GJ
「あら、起きてたのフェイトさん?」
フェイト「はい、今までどこにいってたんですか?」
「ちょっと呼ばれてね。フェイトさんは眠ってたから邪魔したらいけないから声はかけなかったのよ、ごめんね」
フェイト「いえいえそんな…」
「ところで体調の方はどう?」
フェイト「えと…もう少しだけ休んでいってもいいですか?」
「それは構わないけどお腹空いてない?一旦教室に戻って食べてからくればいいんじゃない?」
フェイト「わかりました、すみません」
そういってフェイトはクラスの方に戻った
576 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/21(土) 00:38:25.30 ID:iZYFfl8xO
クラスの方に入ったら皆昼食をとっていた
なのは達も皆席をくっつけて食べていた
フェイトの席は他の皆が仲のいいもの同士くっつけてるなかポツンと一つだけあった
フェイト「あ…あの」
アリサ「でさ~」
フェイト「わ、私も…」
すずか「へぇ~」
フェイト「その…一緒に……」
はやて「そうなんや~」
フェイト「……」
フェイトの言ってることを誰も聞いてなかった
579 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/21(土) 00:51:42.38 ID:iZYFfl8xO
フェイト「な…なのは!」
なのは「あれ?戻ってきてたの?」
アリサ「本当だ~」
すずか「いつの間に」
フェイト「あ、うん…」
はやて「戻ってくるのが凄く早いな~やっぱり仮病やったんか?」
フェイト「ち、違うよ…!昼食とったらまた戻るの…」
なのは「そうなの」
フェイト「うん…まだ…」
はやて「そうなんや」
フェイト「……」
アリサ「で、何?」
フェイト「えと…皆と…」
すずか「昼食とってすぐに保健室に戻るんなら早めに食べた方がいいんじゃないかな?」
フェイト「え…」
なのは「そうだね。昼休憩はそんなに長くないし」
フェイト「そうだね…」
フェイトは自分の席に戻り一人で昼食をとった
その後保健室に戻りベッドで昼休憩が終わるまで休んでいた
580 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/21(土) 01:02:40.33 ID:iZYFfl8xO
授業は全部終わり放課後
なのは達は既に帰っていてフェイトは一人で帰っていた
フェイト「今日は流石にユーノはいないよね…」
ユーノ「フェイト!」
フェイト「ユーノ…!?」
ユーノは昨日と同じくフェレットでいて人間になった
フェイト「どうして…」
ユーノ「どうしてって、フェイトが心配だからさ。…もしかして迷惑だった?迷惑だったらごめん」
フェイト「ぜ、全然そんなことないよ!!…嬉しいよ」
582 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/21(土) 01:14:54.15 ID:iZYFfl8xO
ユーノ「今日も一人なんだね…」
フェイト「うん…まぁ」
ユーノ「なんかごめんね…」
フェイト「な、何でユーノが謝るの?」
ユーノ「いや…僕はなのはにいってみたんだけどフェイトはまだ一人だから…あまり力になれてなくてごめん…」
フェイト「そんなことないよ!ユーノは私に…良くしてくれて本当に感謝してるよ!」
ユーノ「そう…?」
フェイト「うん、今日だって私を待っててくれてたし…本当にありがとう。」
584 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/21(土) 01:39:29.65 ID:iZYFfl8xO
フェイト「それよりユーノは大丈夫なの…?」
ユーノ「何が?」
フェイト「昨日ね…夜寝る時になのはの家の方から凄い音が聞こえたからね…」
ユーノ「え…?」
フェイト「眠れなかったからちょっと気になってなのはの家の庭までいってみたんだ…そしたらなのはとユーノだけじゃなくてアリサやすずかやはやてもいて…」
ユーノ「ああ、あの時か」
フェイト「あの時?」
ユーノ「うん、アリサ達が来ていたのはお泊まり会だったらしいんだ」
フェイト「そうなんだ…」
ユーノ「フェイトがいなくておかしいなと思ってたんだけど…やっぱりその話はされてなかったのかな…?」
フェイト「うん…今初めて聞いた…」
ユーノ「そう…フェイトに念話で教えて来てもらおうかなと思ってたけどなのは達と一緒にいたら気まずいんじゃないかなと思って伝えてなかったんだ」
フェイト「そうなんだ…」ユーノ「ごめんね…」
フェイト「ううん、謝らないで…気をつかってくれてありがとう」
586 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/21(土) 02:04:01.95 ID:iZYFfl8xO
ユーノ「それで多分凄い音ってのは枕投げのことかな?」
フェイト「枕投げ?」
ユーノ「音が聞こえたってのも多分フェイトの部屋が高町家に近かったからだと思う」
フェイト「そっか…でもユーノの苦しそうな声が聞こえたよ…?」
ユーノ「き、聞こえてたのか…。実は寝る前にやろうって言われてやるのは良かったんだけどチーム分けでなのは、アリサ、すずか、はやて対僕になったんだよ…」
フェイト「何で…?」
ユーノ「僕が男の子だからって…それでやっていたんだけど皆手加減してくれたらいいんだけど容赦ないんだよ…」
フェイト「どうだったの…?」
ユーノ「いくら僕が回避が得意だっていっても四人の長々と続く攻撃は流石によけられないよ…というか投げ返す暇もなかったしね。特にすずかのはパワーもコントロールもあるし何より変化球やってくるからね。横に避けても枕が追ってくるし…」
フェイト「すずか…凄いんだね…」
ユーノ「途中まではなんとか避けてたけど最後の方は当たりまくって倒れたりしてバテてたよ」
フェイト「それでアリサが弱いっていってたんだね…」
ユーノ「うん、その後も四人同時に動いてずっと攻撃し続けてきてなんとか耐え抜いたけど次の日の朝はぐったりして寝てたよ」
フェイト「ユーノモテモテだね…」
ユーノ「勘弁してよ…」
587 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/21(土) 02:36:09.40 ID:iZYFfl8xO
フェイト「あとさ…」
ユーノ「ん?」
フェイト「なのはに私のことを話した時はどうだったの?」
ユーノ「ああ、えっとなのはと部屋で二人きりになった時だけどね…」
589 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/21(土) 02:44:06.35 ID:iZYFfl8xO
ユーノ「なのは」
なのは「何ユーノ君?」
ユーノ「最近フェイトとはどう?」
なのは「!!!…別に何も……」
ユーノ「そう…?前に家に帰ってきた時は一緒にいなかったからさ」
なのは「あの時はフェイトちゃんが学校で掃除をやっていくっていってたから…」
ユーノ「そっか…」
なのは「どうしてそんなこと聞くの?」
ユーノ「え?…えとなのはとフェイトはいつも仲良く登校したり下校したりしてたからさ」
なのは「もしかしてフェイトちゃんのことが好きなの?」
ユーノ「!!!」
なのははむぅ~っとした顔でユーノを見た
ユーノ「ちっ…好きとかそういうことじゃなくてフェイトは友達だろ。なのはもさ…」
なのは「……」
ユーノ「それで珍しく一緒じゃなかったから少し気になっただけで…」
なのは「…ユーノ君には関係ないの」
なのはは部屋から出ていった
590 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/21(土) 02:46:18.63 ID:iZYFfl8xO
ユーノ「こんな感じさ。下手に言うとフェイトに今以上にきつく当たられるかもと思って強くは何も言わなかったけど…」
フェイト「そうなんだ…」
ユーノ「僕がもっとちゃんと説得するべきだったんだけどごめんね…」
フェイト「ううん…ありがとう」
ユーノ「あとさ…いつからこうなったの?何か心当たりがある?」
フェイト「いつからかは覚えてないけど気づいた時には……心当たり…何も思い付かないけど私に原因があるのは間違いないと思う…」
ユーノ「そっか…僕にはわからないけど…」
593 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/21(土) 03:26:12.39 ID:iZYFfl8xO
ユーノ「あとまだ聞いてなかったけど今日学校はどうだった…?」
フェイト「今日?今日はね…」
フェイトはユーノに今日のことを話した
ユーノ「登校と下校の時に皆何もフェイトに言わなかったのか…」
フェイト「うん…」
ユーノ「てか保健室に行ったって大丈夫なのフェイト!?」
フェイト「大丈夫だよ…少し寝れたしね…家に帰ったらもうちょっと寝る予定だし」
ユーノ「でも徹夜って…。ごめん…多分僕らのせいだよね…?」
フェイト「ううん…夜中になる前には終わってたのは知ってるし…ただ私が……」
ユーノ「私が…?」
フェイト「その、枕投げだって知らなかったからユーノが皆に……酷いことをされているのかなって…」
ユーノ「!!!」
フェイト「それでユーノにこんなに良くしてもらってるのに私は何も出来なくて…もしかしたら自分も近いうちにそういう目にあわされるのかなって…」
ユーノ「そうだったのか…僕がちゃんと伝えてたら徹夜することもなかったのに…」
フェイト「ううん、私が勝手に勘違いしてただけだから…」
ユーノ「ごめん…」
フェイト「気にしないで」
フェイト(そう…自分が勘違いしてただけで今日だって……ってあれ?)
594 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/21(土) 03:56:18.63 ID:iZYFfl8xO
ユーノ「どうかしたの?」
フェイト「少しだけ考え事…」
フェイト(今日は私酷いことにはあってない…?自分のものが無くなることもなかったし…イタズラもされてなかったし…)
ユーノ「???」
フェイト(確かになのは達の言い方はきつかったし声かけても反応しなかったりもしたけどはっきりいったら反応してくれたし…それに今日も先生に言われたとしても無視すること出来たのに保健室に来てくれたし…)
ユーノ「……」
フェイト(むしろ私の方が勘違いしててなのはが近づいてきた時にヒッ…とかいって酷いことしてるじゃない…。でも私が酷いことにあってないのはもしかしてユーノがなのはに言ったから…?)
ユーノ「大丈夫…?」
フェイト「え?あ…大丈夫だよ」
ユーノ「ならいいけど…」フェイト「うん…」
ユーノ「でも僕は良かったよ」
フェイト「え?」
ユーノ「フェイトが少しずつ元気になっていってくれて…最初に会った頃に比べたら」
フェイト「ユーノのおかげだよ。最初の時もユーノが私をちゃんとキャッチしてくれてなかったら今頃…だし。」
ユーノ「あの時は偶然通りかかったところにまさかフェイトが落ちてくるとは思わなかったからね…」
フェイト「今でも私が一人だったらこうやって一緒に帰ってくれるし…周りがきつく当たってきても優しくしてくれるし…」
ユーノ「まぁ…」
フェイト「だから本当にありがとうユーノ」
ユーノ「気にしないで…友達だろ?」
595 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/21(土) 04:08:46.25 ID:iZYFfl8xO
ユーノ「そろそろだね」
フェイト「うん」
ユーノ「じゃあここら辺で」
フェイト「うん、じゃあね」
ユーノ「じゃあね、今日は無理せずにゆっくり休むんだよ!」
フェイト「うん!」
ユーノとフェイトは別れた
フェイト「ただいまー!!」クロノ「おかえり!」
クロノは反応してくれたが他の人の反応はなかった
クロノ「何か眠たそうだな…大丈夫か?」
フェイト「うん…少し自分の部屋で横になってるね」
といってフェイトは自分の部屋にいった
フェイト「…あれ?私のベッドがない…」
596 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/21(土) 04:36:43.59 ID:iZYFfl8xO
全て部屋を回ったがどこにもなかった
フェイト「アルフ!」
アルフ「げっ……じゃなくて帰ってたんだフェイト…おかえり」
フェイト「私のベッド知らない?」
アルフ「私は知らないよ?」
フェイト「そう…」
フェイトはエイミィとリンディに聞いた
フェイト「エイミィや母さんは知らない?」
エイミィ「そんなの知るわけないじゃない!」
リンディ「何で私達にそんなこと聞くの?まさか私達を疑っているの?」
フェイト「そういうことじゃ…」
エイミィ「ひっどい!何で私達がそんなことをしなければならないのよ」
リンディ「フェイトはそういう子だってことは前から知ってたんだけどね」
フェイト「……」
クロノ「どうした、何があった?」
クロノがきた
598 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/21(土) 04:39:58.92 ID:iZYFfl8xO
フェイト「お兄ちゃん…私の部屋のベッドがなくなってたの…」
クロノ「何!?」
エイミィ「それでなかったからって私達がやったっていうんだよクロノ君!フェイトちゃんは最低だよね!!」
フェイト「……」
クロノ「まぁいいからフェイトは僕の部屋に来てくれ」
クロノはフェイトを自分の部屋に連れていった
フェイト「お兄ちゃんはそんなことしないよね…」
クロノ「僕は他の人の部屋にはドアノックして許可がなかったら入らないから…」
フェイト「そうだよね…お兄ちゃんがやるわけないよね…」
クロノ「確かにベッドが急に消えるのもおかしいし家の中の人間って可能性は高いがとりあえず今は落ち着こう」
フェイト「…うん」
クロノ「代わりに僕のベッドで寝ていいからさ」
フェイト「お兄ちゃんのベッドで…!?」
クロノ「…嫌だったか?」
フェイト「ううん、ありがとうお兄ちゃん!」
620 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/21(土) 15:17:49.01 ID:AnVOOMKXO
なのは「女の子に男の子の大事なおちんちんを踏まれる気分はどう?くやしい?」
グリグリ
ユーノ「うっ…つっ…」
ドピュッドピュッ
なのは「えっもしかして射精しちゃったの?小学生のつるつるのまんこ見ながら逝くなんて
ユーノくんって最低のロリコンだね」
ユーノ「…なのは…どうしてこんなことを…うっ…うっ…」
なのは「なんでそんな嫌な顔するの?私のパンツでコソコソとオナニーしてたのは誰なのかなっ!」
ゲシッ
ユーノ「痛いっ!…違うんだ…あれは何かの間違いだよ……うわっ!」
621 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/21(土) 15:38:56.71 ID:YQ+WM0WDO
何かの間違いで小学生のパンツでオナニーするなよwwwwwwwwww
622 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/21(土) 15:59:47.12 ID:unOtI5yU0
俺「シャマル、今夜は晩御飯どうするの?」
シャマル「一応皆の分は作り置きしておいたけど・・・」
俺「そうなの?俺、今夜はてっきりシャマルがうちに来るのかと思ってチャーハン2人分作っちゃったよ」
シャマル「ほんとに?俺君のチャーハンはかなり美味しいのよね・・・」
シャマル「じゃあ、少しだけ寄って行ってもいい?」
俺「おう、いいよ。」
ーーーーーーーーーー
シャマル「やっぱりいつものように俺君は料理上手いね・・・」
俺「そ、そうかな?」
シャマル「私なんかより断然上手いわ!流石、留学経験がある人は違うのかもね!ほら!このチャーハンもとっても美味しいわよ」
俺「ならよかった、喜んでくれて嬉しいよ。」
シャマル「あの・・・、俺君、あーんして。」
俺「えっ///」
シャマル「たまにはこういうのもいいじゃない・・・ほら、ほら、」
623 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/21(土) 16:00:50.51 ID:iZYFfl8xO
フェイト(お兄ちゃんのベッド…ふかふかだしお兄ちゃんの香りがする…)
クロノ「ゆっくり休んで。ベッドは探しとくから」
フェイト「うん、ありがとうお兄ちゃん」
クロノはそう言って部屋から出ていった
フェイト「ふふっ♪」
フェイトはねっころがって気づいたら夜になっていた。
624 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/21(土) 16:27:00.00 ID:9yEjFVYeO
つーか小学生が小学生のパンツで抜くのくらい許してやれよ
625 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/21(土) 16:34:43.52 ID:iZYFfl8xO
フェイト「ふぁ…もうこんな時間…」
フェイトが下に降りた時にはもう夜食後だった
エイミィ「ごめんね~フェイトちゃんは寝てるって聞いてたから夜食は作ってないんだよ~」
フェイト「そうなんだ…」
626 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/21(土) 16:39:35.30 ID:iZYFfl8xO
八神家絡ませたいがなかなか…orz
ちょっと失礼します、もしこのスレが生き残ってたらまた半日後…
640 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/21(土) 20:58:54.93 ID:iZYFfl8xO
少しだけ空いたので投下します
つっても二十分ちょいですがorz
クロノ「起きてきてたのかフェイト」
クロノが来た
フェイト「うん」
クロノ「お腹すいてないか?
フェイト「まぁちょっと…」
クロノ「じゃあ僕が作ってあげるよ」
フェイト「お兄ちゃんが…!?」
エイミィ「ちょ、クロノ君何で!」
クロノ「フェイトがお腹すいてるからさ、夜食ももう残ってないし」
エイミィ「だからって自分のご飯は自分で作らしたらいいじゃん!!」
クロノ「僕もたまには料理やってないからさ」
エイミィ「っ…!」
エイミィは下打ちしてこっちを見てきた
フェイト「……」
クロノ「少し待っててフェイト」
エイミィはそのまま何処かに行ってしまった
その後フェイトはクロノが料理している後ろ姿を見ていた
641 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/21(土) 21:00:51.31 ID:iZYFfl8xO
クロノ「よし、出来た!」
クロノは出来たのを持ってきてくれた
クロノ「久々に作ったからあまり自信はないけど食べてみて」
フェイト「うん」
フェイトは一口食べてみた
クロノ「どう…?」
フェイト「うん、凄く美味しいよ!」
クロノ「それは良かった」
フェイト「ありがとうお兄ちゃん!」
フェイトは完食した
フェイト「ごちそうさま、お兄ちゃんは本当に何でも出来るんだね!」
クロノ「そうでもないさ、僕に出来ないことはいくらでもあるし…あとフェイト…」
フェイト「何お兄ちゃん?」
クロノ「ベッドだがどこ探してもなかった…急に消えるなんてことは普通に考えて有り得ないんだが…すまない」
フェイト「ううん、お兄ちゃんのせいじゃないし気にしないで…それより探してくれてありがとう」
クロノ「だから今日は僕の部屋のベッドで寝ていいよ」
フェイト「え、でもお兄ちゃんは…」
クロノ「僕は隅っこで寝るから大丈夫だよ」
フェイト「……」
642 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/21(土) 21:03:56.98 ID:iZYFfl8xO
夜遅くになって寝る時
クロノ「じゃあおやすみフェイト」
フェイト「お兄ちゃん…!」
クロノ「ん?」
フェイト「やっぱりダメだよ…このままじゃお兄ちゃんが風邪引いちゃう…」
クロノ「僕は大丈夫だよ」
フェイト「それなら私が隅っこで寝るからお兄ちゃんはベッドで寝て…元々お兄ちゃんのベッドなんだし」
クロノ「ダメだよ、それだとフェイトが…」
フェイト「でも…!」
クロノ「僕は大丈夫だから」
フェイト「…だったら」
クロノ「?」
フェイト「私と一緒に寝よ?」
クロノ「え…」
フェイト「それだったら二人とも風邪引かないし…二人の方が暖かいし」
クロノ「しかし…」
フェイト「ダメ…?」
クロノ「……」
フェイト「私はお兄ちゃんと一緒に…寝たいな」
クロノ「……わかったよ」
フェイトとクロノは一緒にねっころがった
643 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/21(土) 21:05:16.18 ID:Vrf8KHZLO
フェイトちゃん!
644 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/21(土) 21:05:18.00 ID:iZYFfl8xO
クロノ「……」
フェイト「……」
フェイト(何だろう…なんかドキドキしてきた……)
クロノ「……」
フェイト「……」
フェイト(な…何か話さないと……)
フェイト「…えと……あの…」
クロノ「今日の学校はどうだった?」
フェイト「え?あ…ああ、普通だったよ…」
クロノ「そっか…」
フェイト「うん…」
クロノ「……」
フェイト「……」
クロノ「…周りは何か酷いことはしてこなかった?」
フェイト「大丈夫だったよ…」
クロノ「そっか…もし何かあったら一人で耐えないで言ってね?」
フェイト「うん…」
クロノ「……」
フェイト「……」
クロノ「…明日も何もなく楽しかったらいいね」
フェイト「うん…きっと楽しい…と思うよ」
クロノ「……」
フェイト「……お兄…」
クロノ「じゃあそろそろ僕は寝るね…おやすみ」
フェイト「あ…おやすみ…」
二人ともそのまま眠った
645 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/21(土) 21:06:29.09 ID:iZYFfl8xO
フェイト「…ん……あれ…?」
フェイトは先に一度寝ていたため早めに起きてしまった
フェイト「まだ外が暗い…」
クロノ「…zzz」
フェイト「そっか…私お兄ちゃんと一緒に寝てて……」
フェイトはクロノの方に寄ってくっついた
クロノ「むにゃむにゃ…」
フェイト「お兄ちゃん…暖かい…」
クロノ「もう…あまり……くっついて…くるなよ……」
フェイト「ふふっ♪もうお兄ちゃんたら寝言言っt…」
クロノ「…エイミィ……」
フェイト「!!!」
クロノ「…むにゃむにゃ」
フェイト「今エイミィって…」
クロノ「…ん…?」
クロノが目を冷ました
646 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/21(土) 21:06:44.96 ID:GfZtOU1oO
そして始まる禁断の愛
647 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/21(土) 21:08:05.05 ID:iZYFfl8xO
クロノ「フェイト目を冷ましてたのか…?」
フェイト「うん…」
クロノ「まだ外は明るくなって……!?」
クロノはフェイトがべったりくっついていることに気がついた
それで顔を真っ赤にしていた
クロノ「………」
フェイト「お兄ちゃんどうしたの…?」
クロノ「い、いや…何も…」
フェイト「さっき寝言いってたけど…どんな夢見てたの…?」
クロノ「え…?皆で温泉に行ってる夢かな…」
フェイト「そうなんだ…」
クロノ「うん」
フェイト「その中に私はいた…?」
クロノ「もちろん。いないわけがないじゃないか…」
フェイト「そっか…」
クロノ「……」
フェイト「……」
クロノ「…まだもうちょっと寝れるから中途半端に起きずに寝といた方がいいよ。」
フェイト「そうだね…」
クロノ「僕も寝るからさ…」
フェイト「うん、おやすみ…お兄ちゃん」
クロノ「おやすみフェイト」
二人は朝までもう一度寝た
648 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/21(土) 21:09:09.63 ID:iZYFfl8xO
以上
ではまた失礼しますorz
649 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/21(土) 21:22:31.59 ID:9yEjFVYeO
wktk
650 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/21(土) 21:41:34.10 ID:Vrf8KHZLO
ホスタロッサ
651 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/21(土) 21:45:25.24 ID:9yEjFVYeO
すみません今日は失礼させてもらいます
670 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/22(日) 08:31:23.90 ID:3EBD7DfvO
次の日の朝
フェイト「いってきます!」
クロノ「行ってらっしゃい」
返事してくれるのはクロノだけだった
登校してると途中でユーノがいた
フェイト「おはようユーノ!」
ユーノ「おはよフェイト」
フェイト「もしかして私と一緒に登校してくれるの?」
ユーノ「いや、君に話しときたいことがあっただけさ」
フェイト「何…?」
ユーノ「昨日自分の部屋からベッドが消えたでしょ?」
フェイト「なんでそれを…」
ユーノ「今それどこにあるか知ってる?」
フェイト「まさか……」
ユーノ「僕の部屋だよ」
フェイト「!!!」
ユーノ「昨日クロノが僕にプレゼントしてくれたんだ!」
フェイト「なんでお兄ちゃんが…!?」
ユーノ「フェイトにゃいらないものだってよ」
フェイト「!!!」
ユーノ「ちょうど僕もフェレット姿でカゴで寝るよりもベッドの方が気持ちいいからもらったんだよ一応スペースもあったし。ただフェイト臭かったから消臭しまくったがな。まぁ買うよりかはただの方がいいから使ってるが」
フェイト「どうしてそんなことを…」
ユーノ「は?」
フェイト「ユーノは私の味方だって信じてたのに!!」
ユーノ「そりゃ勝手に信じていただけだろ?嘘を嘘だって見抜けないフェイトが悪いんじゃん」
671 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/22(日) 08:33:22.79 ID:3EBD7DfvO
フェイト「な……」
ユーノ「それにいい加減飽きたんだよ」
フェイト「飽きた…?」
ユーノ「そっ、いい人ぶってフェイトに優しくしてやるのがさ。まぁクロノも僕もよく続けた方だよ」
フェイト「お兄ちゃんも…」
ユーノ「つかクロノが何でフェイトにエイミィと出来ちゃったこと言わなかったと思う?」
フェイト「何でって…」
ユーノ「君がウザかったから言わなかったんだよ。言ってもいちいち面倒だからスルーしてたんだ。なんかエイミィがばらしちゃったみたいだけどさ」
フェイト「そんな…」
ユーノ「それでフェイトがヤバそうってクロノが俺にいってきたからちょっとフェイトを監視してたのさ。そしたらフェイトがビル屋上から飛び降りそうだったからさ、見事に下を偶然通りかかったように見せかけてキャッチしてあげたわけ」
フェイト「そんな…じゃあ最初っから私が飛び降りることは…」
ユーノ「知ってたさ。ビル屋上に行って止めるのもよかったけどそれじゃ不自然だし上がるのもめんどかったからさ。落ちてくるのを拾うようにしたけどフェイトが予想以上に重くて転んでいろいろ打ったよ。実はデブなんじゃない?」
672 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/22(日) 08:34:17.62 ID:3EBD7DfvO
フェイト「……」
ユーノ「いやぁその後は演技していい人ぶってフェイトが勝手に騙されてくれて僕もクロノも楽しかったね。ネタばらしはいつ頃にするか考えてたがやっぱ信じきった時にどん底に落とすほどの快感はないと思ってね。実に最高でしたわ」
フェイト「…ユーノもクロノも最初から」
ユーノ「フェイトのことが大嫌いでした!つか気づくのおせーんだよ!ハーハッハッハッハ!!もう一度ビル屋上にいって飛び降りてこいよ!次は華麗にスルーしてやるからさ!!」
フェイト「~~~!!」
フェイトは泣きながらその場を離れビル屋上に向かった
フェイト「人を信じた私がバカだった…もう嫌!!!」
フェイトは屋上から飛び降りた
673 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/22(日) 08:35:49.93 ID:3EBD7DfvO
フェイト「……はっ!?」
クロノ「フェイト目が覚めたか?大分うなされていたが大丈夫か?」
フェイト「近寄らないで!!」
クロノ「!!!」
フェイトはそういってクロノから離れた
フェイト「ハァ…ハァ……はっ?!」
クロノ「…ごめん…」
クロノはそういって部屋から出ていった
フェイト「あれ…私……」
フェイトは今のが夢だったことに気づいた
フェイト「私心配してくれたお兄ちゃんになんてことを……」
フェイトは急いで下にいった
674 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/22(日) 08:37:23.08 ID:3EBD7DfvO
フェイト「お兄ちゃん!!」
クロノ「……」
フェイト「お兄ちゃん…本当にごめんなさい…今のは違うの…!」
クロノ「…近づいてもいいのかな?」
フェイト「うん…」
クロノはこっちを向いてくれた
クロノ「何か嫌な夢でも見たのか?」
フェイト「うん、凄く嫌な夢…」
クロノ「…僕がフェイトに嫌なことをしてたのか?」
フェイト「……うん」
クロノ「そっか…」
フェイト「…でもさっきのは私の勘違いで…」
クロノ「でもそれは夢だ」
フェイト「?」
クロノ「僕はフェイトに嫌なことは絶対しない!」
フェイト「!!!」
クロノ「…自分気づかぬうちに嫌なことをやっているかもしれんが」
フェイト「ううん、全然そんなことないよ!!」
クロノ「そっか、それならいいが」
フェイト「うん!」
クロノ「…まぁなんだ、とりあえず朝食をとろう」
クロノとフェイトは朝食を食べにいった
676 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/22(日) 09:02:33.17 ID:3EBD7DfvO
エイミィ「さっきの聞こえたよ~クロノ君に近寄らないで!!だって~。ひっど~い!」
リンディ「最低ね」
アルフ「フェイト…それは酷いよ」
フェイト「……」
クロノ「さっきのはフェイトが夢と勘違いして言った言葉だ。僕は全然気にしてないから大丈夫。気にせず食べようフェイト」
フェイト「……うん」
677 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/22(日) 09:04:43.45 ID:3EBD7DfvO
すまぬが眠さMAXなんでイッテキマスorz
698 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/22(日) 15:48:40.31 ID:3EBD7DfvO
フェイト(でも今日は待ってくれていたし(?)…やっぱりユーノが言ってくれたおかげで少しずつ変わってるのかな?)
登校途中でヴィータと子犬モードのザフィーラに会った
なのは「おはようヴィータちゃん!」
ヴィータ「おはようなのは!」
アリサ「もしかして散歩中?」
ヴィータ「そうだよ、いつもいろんなとこ通ってるんだ」
すずか「そうなんだ」
ヴィータ「うん、今日はこの道を通ってたんだけどはやても登校するときこの道を通ってたんだね!」
はやて「皆で一緒に登校するからなぁ」
何かヴィータと皆話してるようである
フェイトは少しだけ距離をおいていたから話には参加していなかった
699 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/22(日) 16:07:06.78 ID:ZWK9DcI/O
ほ
700 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/22(日) 16:11:48.77 ID:3EBD7DfvO
フェイト(何を話してるんだろ…ってこっち来た。終わったのかな?)
ヴィータ「じゃ、皆と話しすぎて遅刻したらいけないからバイバイ」
フェイト「あ…おはようヴィータ」
ヴィータ「っ…次からこの道は通らないようにしよう」
フェイト「!!!」
ザフィーラ「ヴィータ!お前何を言って…」
ヴィータ「いこいこ」
フェイト「……」
ザフィーラ「すまないフェイト…気にしないでくれ」
そういって二人とも行ってしまった
701 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/22(日) 16:17:53.00 ID:WJHMiX500
やっぱりザフィーラは漢ですね
702 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/22(日) 16:18:54.89 ID:jjOg1IvcO
まだやってんのかよww
703 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/22(日) 16:50:08.04 ID:Nku1Ub3QO
私怨
704 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/22(日) 16:52:52.74 ID:3EBD7DfvO
学校に到着してクラスに入ろうとすると教室の前に机があった
フェイト「何だろう…」
中に入るといつも自分の机や椅子の置いてる場所に何もなかった
フェイト「まさか…」
フェイトは教室の外にあった机を見たが間違いなく自分のものだった
フェイト「そんな…なんで……」
しかも机には悪口の落書きだらけだった
フェイト「…そういえば椅子は?」
教室の外には無かったので中を見てみるとゴミ箱に突っ込まれていた
705 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/22(日) 17:23:21.30 ID:NVzVonOfO
ホスタロッサ
706 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/22(日) 17:24:28.89 ID:3EBD7DfvO
フェイト「……」
フェイトはとりあえず机を教室の中にいれ、椅子をとってきた
フェイト「どうしてこんなこと…」
フェイトは落書きを全部消して机の中に授業道具を入れようとした
フェイト「いつっ…!!」
フェイトは自分の手を見ると血が流れていた
フェイト「何これ…」
フェイトが机の中を見るとガラスの破片っぽいものが入っていた
フェイト「……」
幸いキズは浅くって少し切っただけだったので先生が教室に来て事情を話して保健室に行った
707 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/22(日) 17:54:07.17 ID:7RS9ECgqO
よくゴミ箱に入ったな
708 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/22(日) 18:04:00.83 ID:3EBD7DfvO
「本当に大丈夫?少し休んでいった方がいいんじゃない?」
フェイト「大丈夫です…それにもうそろそろ授業が始まりますので…ありがとうございました」
フェイトはそういって手当てしてもらった後教室に戻った
フェイト「ふぅ…なんとか間に合った…」
自分の席に戻ると自分のカバンが粉だらけになっていた
恐らく黒板消しで叩かれまくらないとこうにはならない
フェイト「……」
フェイトは粉を払おうと叩くとあることに気づいた
フェイト「中身がスカスカ…?」
フェイトは中を確認すると中身は何もなかった
フェイト「そんな…どこに…」
フェイトは真っ先にゴミ箱を見たがなかった
それであれこれ探していると掃除道具の入ってるとこにあった
フェイト「……」
フェイトはそれを自分の机の上に持っていきカバンの汚れを綺麗に払って中にしまった
709 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/22(日) 18:14:28.07 ID:3EBD7DfvO
>>707
背中かけるとこから突っ込めば一応入る…ことない?
小学校のゴミ箱って小さかったっけ?
てかこれが小学校なのか中学校なのか未だに謎だが…
フェイト「…急にどうしてこんな……」
チラッとなのは達の方を見た
フェイト「まさかやっぱりなのは達が…」
なのは達は相変わらず楽しそうに話していた
フェイト「でも登校する時はなのは達と一緒だったし…」
710 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/22(日) 18:39:36.01 ID:2VIZ0FRrO
wktk
711 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/22(日) 18:48:43.71 ID:3EBD7DfvO
四時間目の別教室での授業が終わり帰ってきた
なのは「やっと昼休憩だね~」
アリサ「今日も一緒に食べよう~」
すずか「そうだね~」
はやて「じゃあ席くっつけようや」
フェイト「……」
なのは達は席をくっつけて食べ始めた
なのは「……」
なのはがチラッとこっちを一瞬だけ見てきたがすぐにプイッとした
フェイト「……私も食べよう」
フェイトはカバンの中に手をいれた
フェイト「あれ…ない……?」
712 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/22(日) 19:09:40.24 ID:NVzVonOfO
加速装置とかついてないの
713 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/22(日) 19:18:48.33 ID:3EBD7DfvO
弁当を探してもどこにもなかった
フェイト「なんで…一度誰かに隠された時はあったのに」
フェイトはなのは達に聞きにいった
フェイト「あ…あの!」
なのは「何?」
フェイト「えと…」
アリサ「皆で仲良く食事中なんだけど何か用?」
フェイト「わ…私の弁当知らない…?」
すずか「知らないよ。何で私たちに聞くの?」
はやて「なんかまた私たちが疑われてるみたいやな」
714 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/22(日) 19:49:01.27 ID:3EBD7DfvO
フェイト「そんなつもりじゃ…」
なのは「何も食べてなかったからてっきりダイエットしてるのかと思ったの」
フェイト「いや、急に消えて…」
アリサ「それで私たちがやったんだと思って聞いてきたんだよね?」
すずか「フェイトちゃん酷いよね」
フェイト「違うの…」
はやて「違うんならそういうこと聞いてこんでくれる?せっかく楽しく食べとるのに」
フェイト「ごめん…」
715 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/22(日) 20:24:00.49 ID:3EBD7DfvO
フェイトはもう一度探したが結局見つからず何も食べなかった
フェイト「…お腹すいてるけど後少しだから…」
そういってフェイトは我慢しながら最後まで授業を受けて終わった
フェイト「ふぅ…やっと終わった」
皆帰り始めた
なのは「じゃあ一緒に帰ろう!」
はやて「そうやな」
すずか「今日は皆で行くんだしね」
アリサ「ねぇ~」
フェイト「……」
フェイト(皆何処かにお出かけするのかな…?)
720 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/22(日) 21:16:52.20 ID:3EBD7DfvO
なのは達はさぁっと帰ってフェイトは一人になった
フェイト「…私も帰るかな」
フェイトはそういってくつをとって下ろしてはこうとした
フェイト「いたっ…!!」
フェイトは尖ったものが刺さったのを感じてすぐに足を話した
くつの中を見てみると大量の画ビョウで埋まっていた
フェイト「なんでこんな…」
そういってフェイトはくつの中の画ビョウをとろうとしたが取れなかった
フェイト「もしかしてくっついてる?」
画ビョウは接着剤でつけたのか取ろうとしても取れなかった
フェイト「そんな…」
仕方ないのでフェイトは靴はかずに帰った
724 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/22(日) 21:59:51.65 ID:3EBD7DfvO
校門前まで行ったがユーノが待っていた
フェイト「ユーノ…」
ユーノ「どうしたのフェイト?元気がないけどまさか今日何かあったの?!」
フェイト「まぁ…でもいいよ…」
ユーノ「え?」
フェイト「いつも私のために学校まで来てくれて待ってくれたりして、さらにユーノに関係ないのに嫌なことも言ったりしてさ…悪いよ」
ユーノ「もしかしてやっぱり待ったりされると迷惑だった…?」
フェイト「全然そんなことないよ!!…凄く嬉しいよ」
ユーノ「だったらこれからももしフェイトが一人だったらここで待って一緒に帰ってもいい?」
フェイト「うん、でも…」
ユーノ「僕は好きでやっていることだから気にしないで」
フェイト「……」
ユーノ「もしフェイトも嫌なことがあったらためとくと身体に悪いし僕に何でもいって。僕でよければいくらでも付き合うからさ」
フェイト「ユーノ…本当にありがとう」
727 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/22(日) 22:25:46.75 ID:3EBD7DfvO
ユーノ「ってフェイト靴はいてないじゃん!どうしたの?」
フェイト「あ、靴は…」
ユーノ「まさか取られたの?」
フェイト「ううん、あるんだけど…」
729 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/22(日) 22:31:29.88 ID:3EBD7DfvO
ユーノはフェイトの持っていた靴を見た
ユーノ「これは酷い…」
フェイト「まぁ大丈夫だから…」
ユーノ「足の裏見せて」
フェイト「…うん」
フェイトの足の裏は画ビョウで刺さった後があった
フェイト「私は大丈夫だから…」
ユーノ「大丈夫じゃないよ…そのまま歩くよりは多分いいと思うから僕の靴を貸してあげるよ…」
フェイト「大丈夫って…いたっ」
フェイトは石ころを踏んで痛がっていた
ユーノ「…じゃあ靴はいいから僕がおんぶしてあげるよ」
フェイト「え?で、でも…」
ユーノ「もしフェイトが嫌ならやらないけど…」
フェイト「…ううん、お願いします…」
ユーノはフェイトをおんぶした
730 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/22(日) 22:41:45.18 ID:3EBD7DfvO
ユーノ「う……」
ユーノは背中に変な感触を感じておどおどしていた
ユーノ(フェイトって女の子だってのは知ってたけどそこまでは意識してなかった…)
フェイト「お…重い?無理しておんぶしなくても大丈夫だよ…?」
ユーノ「ぜっぜっんぜん軽いよ!」
フェイト「そう…?」
ユーノ「そそそれにフェイトの足をこれ以上痛めたらダメだからさ…」
フェイト「…ありがとう」
ユーノ「気にしないで…」
ユーノはフェイトをおんぶして歩いた
733 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/22(日) 23:14:21.70 ID:3EBD7DfvO
ユーノ「でもフェイトのくつがそんなんだったらもう使えないから新しいの買った方がいいね」
フェイト「そうだね…」
ユーノ「じゃあ今から行く?」
フェイト「え…でも私お金持ってないし…」
ユーノ「いいよ、僕が払うからさ」
フェイト「そんな…悪いよ」
ユーノ「いいからいいから。じゃあ靴屋に行くよ?」
フェイト「うん…お願いします」
ユーノはフェイトをおんぶしたまま靴屋に行った
735 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/22(日) 23:34:35.47 ID:3EBD7DfvO
靴屋に着いた
ユーノ「どれにする?」
フェイト「ユーノが決めて…」
ユーノ「え…?」
フェイト「私が自分で買うんじゃなくてユーノに買ってもらうんだからユーノに決めて欲しいの」
ユーノ「…わかった。じゃああれはどうかな…?」
フェイト「うん…じゃああれで」
ユーノ「あとは靴のサイズだね」
フェイト「うん…あ、店員さん」
フェイトは店員を呼んでぴったりの靴をはいた
ユーノ「どう?」
フェイト「うん、いいよ」
ユーノ「じゃあこれお願いします!」
ユーノは靴を買った。
フェイト「ありがとう!大切に使うね」
ユーノ「今はく?足は大丈夫?」
フェイト「今はく…っと思ったんだけどせっかく買った靴を今の足で汚したくないからもうちょっとおんぶされててもいい…?」
ユーノ「僕は構わないけど…?」
フェイト「ごめんね…」
ユーノ「気にしないで…じゃあ帰ろっか」
フェイト「うん!」
736 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/23(月) 00:01:30.76 ID:PV3JJvW6O
ユーノ「そうだ」
フェイト「何?」
ユーノ「フェイトに話しときたいことがあるんだけどさ」
フェイト「え…!?」
ユーノはフェイトがビクッとしたのを感じた
ユーノ「どうしたの?」
フェイト「それって…まさか……」
ユーノは背中でフェイトが震えてるのを感じた
ユーノ「大丈夫フェイト…?」
フェイト「べ…ベッドのこと……?」
ユーノ「べ、ベッド…!?」
フェイト「え?ベッドのことじゃないの…?」
ユーノ「な何でベッドのことになの…?」
フェイト「ち、違うの…?」
ユーノ「ち違うも何もベッドってどういう…」
ユーノは顔が真っ赤になっていた
737 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/23(月) 00:01:50.25 ID:vmvjWsZrO
これから起こる鬱展開が読める
738 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/23(月) 00:05:13.57 ID:PV3JJvW6O
フェイト「あれ…ユーノ顔が赤いけど大丈夫…?熱?」
ユーノ「僕は大丈夫だよ…!」
どうやらフェイトとユーノは違うことを考えていたようだった
ユーノ「そ、それよりベッドって…?」
フェイト「あ…ユーノにはまだいってなかったけど私のベッドが家に帰ったらなくなってたんだ…」
ユーノ「!!!…どうして?」
フェイト「それがわからないの…どうしてか」
ユーノ「そんなことがあったのか…」
ユーノは少しホッとしたのか落ち着いた
739 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/23(月) 00:30:12.74 ID:ArBJE92oO
期待
740 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/23(月) 00:41:28.32 ID:PV3JJvW6O
ユーノ「そっか…でもなんでまた急にそんな…」
フェイト「わからない…探したけど」
ユーノ「そうなんだ…じゃあ昨日はどうやって寝たの?まさかまた徹夜…」
フェイト「昨日はお兄ちゃんの部屋で寝たよ」
ユーノ「!!!…そうなんだ。まぁ別々にだよね…?」
フェイト「ううん、一緒に…」
ユーノ「!!!…そっ…か…」
フェイト「どうかしたの…?」
ユーノ「ううん、何も…」
741 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/23(月) 00:43:23.85 ID:PV3JJvW6O
フェイト「あ…あとユーノが私に話しときたいことって何?」
ユーノ「ああ、フェイトは高町家やハラオウン家、八神家とアリサやすずかが夜の銭湯に行くってこと知ってるのかなって」
フェイト「銭湯…!?今初めて聞いたよ…」
ユーノ「やっぱり知らなかったんだ…なのははフェイトはハラオウン家と一緒に来ると思うって言ってたのに」
フェイト「私は何も言われてないよ…てことは皆今頃用意してるのかな…?」
ユーノ「かもね。クロノは何もいってないの?」
フェイト「うん…」
ユーノ「そっか…」
フェイト「……」
ユーノ「……」
フェイト「…私も帰って準備しなきゃね」
ユーノ「そうだね」
フェイト「途中まできたら下ろしてくれて大丈夫だよ…?」
ユーノ「ダーメ」
フェイト「でも…」
ユーノ「僕は大丈夫だから任せて」
フェイト「…ありがとう」
742 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/23(月) 00:51:13.34 ID:M5Eisecp0
フェイト可愛い
743 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/23(月) 01:08:54.22 ID:amlzs67kO
守ってあげなきゃオーラが出まくりだな
フェイトかわいいよ
744 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/23(月) 01:20:08.71 ID:PV3JJvW6O
ユーノ「着いたよ」
フェイト「うん、本当にありがとうね」
ユーノ「いえいえ、鍵を貸して…」
フェイト「はい」
ユーノはフェイトに鍵を貸してもらって開けた
ユーノ「お邪魔します!」
フェイト「ただいま!」
シーン…
ユーノ「反応がないね…」
フェイト「いつもそうだから…お兄ちゃんは反応してくれるんだけどね」
ユーノ「そうなんだ…」
フェイト「せっかくだからユーノもあがって…」
ユーノ「え…いいのかな?」
フェイト「もちろん!ずっとおんぶしてくれたしお礼もしたいの…」
ユーノ「じゃあお邪魔します~」
745 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/23(月) 01:52:19.60 ID:PV3JJvW6O
ユーノ「誰もいなくない…?」
フェイト「おっかしいな~」
ユーノ「あとフェイトの部屋ってもしかしてここかな…?」
フェイト「うん?そうだよ。なんでわかったの…?」
ユーノ「なのはと同じ教科書があるからさ。あとベッドあるよ?」
フェイト「え、嘘!?」
フェイトが部屋を覗くとベッドがあった
フェイト「本当だ…でも前のと違うから多分お兄ちゃんが買ってきてくれたんだと思う……」
ユーノ「そっか…優しいなクロノは」
フェイト「うん…」
ユーノ「というかさっきから人を見ないけど…」
フェイト「外見てくる」
フェイトは外を確認するといつもあるところに車がないのを確認した
754 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/23(月) 04:54:51.31 ID:PV3JJvW6O
携帯持ちながら落ちてたorz
フェイト「皆出掛けてるのかも…買い出しとか…」
ユーノ「そうなのかな…」
フェイト「多分…」
ユーノ「そうだ!さっきから歩き回ってて足が痛いんじゃない?僕が手当てするよ」
フェイト「え?だ、大丈夫…そんなの自分で」
ユーノ「せっかくだから僕がやってあげるよ、道具どこにある?」
フェイト「む、向こう…」
ユーノ「じゃあすぐ戻ってくるから待ってて」
ユーノはいってすぐ戻ってきて手当てしてくれた。
ユーノ「はい、これで大丈夫…」
フェイト「ありがとう…」
ユーノ「何かあったら僕に言ってね?すぐに助けにいくから」
フェイト「うん」
ユーノ「じゃあ僕は家に戻るよ、リンディさん達がいつ頃帰ってくるかわからないし…」
フェイト「うん、ありがとうね」
ユーノ「じゃあね…」
ユーノは自分の家に戻っていった
755 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/23(月) 05:13:40.98 ID:PV3JJvW6O
フェイト「いつ頃帰ってくるんだろう…」
ユーノ「フェイト!!」
フェイト「ユーノの声…?何があったんだろう」
フェイトはユーノの声がしたので玄関にいった
ユーノ「チャイムがあったのに叫んじゃったりしてごめん…」
フェイト「ううん、で…何かあったの?」
ユーノ「これ…!」
フェイト「これは…」
ユーノが見せたのはなのはの書き置きだった
ユーノ君へ
多分私達は夜遅くまで帰ってこないと思います
学校から帰ったらすぐに家族の皆と八神家の皆とアリサちゃんとすずかちゃんで外食店に行きます
ハラオウン家の皆さんともそこで待ち合わせしてます
そして夕食後そのまま銭湯に行きます
もしユーノ君が無限書庫から帰っても私達がいなかった場合はお留守番をお願いします
なのはより
756 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/23(月) 05:40:43.89 ID:PV3JJvW6O
フェイト「てことはやっぱり私をおいて…」
ユーノ「先に行っちゃったみたいだね…」
フェイト「…って何でユーノはいるの…?」
ユーノ「僕?僕はフェイトが心配だったから残ったんだよ」
フェイト「そんな…私なんか気にせず行けば良かったのに……」
ユーノ「さっき聞いてやっぱり今日のことは知らなかったみたいだしね。」
フェイト「私のせいでユーノに嘘をつかせたりもして…本当にごめんね」
ユーノ「嘘?実際に無限書庫に調べ物しに行ってたから嘘はついてないよ。それは断った時はなのはにむぅ~っとした顔をされたけど今回は女の子同士で楽しんできてってことで、もしフェイトも行くんだったら無限書庫で時間潰ししてたし…」
フェイト「…でも本当は行きたかったんじゃないの?」
ユーノ「まぁ行きたくない…って言ったら嘘にはなるけどね。せっかく誘ってくれたんだし…でも行くんだったらフェイトも一緒にじゃなきゃ嫌だからさ」
フェイト「私も…?」
ユーノ「うん、皆で仲良く楽しくないと僕は嫌だ」
フェイト「ユーノ…」
ユーノ「一人は寂しいじゃない?だから僕も残ったんだよ」
フェイト「ありがとうね…」
ユーノ「気にしないで」
757 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/23(月) 06:37:37.46 ID:PV3JJvW6O
フェイト「でも皆食べにいったのか、私昼食べてないからお腹すいて…」
ユーノ「なんで昼食べてないの…?」
フェイト「それは…」
フェイトはユーノに今日あったことを話した
ユーノ「今日は酷いね…」
フェイト「ううん、昨日はあまり酷いことなかったから私が気が抜けてただけだと思う…」
ユーノ「そんなことないよ!!でも…家には何か食べ物あるの?」
フェイト「多分…」
冷蔵庫を見たが中身はすっからかんだった
758 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/23(月) 07:03:27.69 ID:M5Eisecp0
ほす
759 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/23(月) 07:16:10.15 ID:PV3JJvW6O
フェイト「そんな…」
ユーノ「中に何もないじゃないか…」
フェイト「……」
ユーノ「大丈夫だよ」
フェイト「え?」
ユーノ「今から僕らも食べにいこう、僕が奢るからさ」
フェイト「でもこれ以上は…」
ユーノ「全然いいよ、いこう?」
フェイト「…うん」
そういって二人はレストランに食べにいった
761 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/23(月) 07:54:00.19 ID:PV3JJvW6O
ユーノ「どう?お腹ふくれた?」
フェイト「うん」
ユーノ「それは良かった。じゃあ出よう」
レストランから出た
ユーノ「これからどうする?」
フェイト「どうしよう…」
ユーノ「家に帰る?それともどこかで時間潰す?」
フェイト「…一旦家に帰るよ。夜遅くまで外出してたらいけないし」
ユーノ「じゃあ帰ろっか」
二人とも帰った
764 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/23(月) 08:51:10.23 ID:PV3JJvW6O
フェイト「まだ誰も帰ってないね…」
ユーノ「そうだね」
フェイト「……」
ユーノ「……」
フェイト「…やっぱりもうちょっと外に出てようかな?」
ユーノ「そうする?付き合うよ」
フェイト「じゃあ一緒に、ごめんね」
二人とも再び外へ
ユーノ「街の方に行ってみる?」
フェイト「うん」
765 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/23(月) 09:26:57.78 ID:PV3JJvW6O
二人は適当にぶらついていた
服屋、電気屋、カラオケ、ゲーセン等
それで本屋を回っていたときに人型のザフィーラに会った
ザフィーラ「何でお前達がここに?」
ユーノ「それはザフィーラこそ」
ザフィーラ「私は主に頼まれた本が今日発売するらしいので買いに来たのだ」
フェイト「私達は適当にちょっとぶらぶらと…」
ユーノ「ザフィーラは銭湯に行かなかったの?」
ザフィーラ「ああ、女の子同士楽しんできて欲しかったからな。主に万が一のことがあってもシグナムやシャマルやヴィータもいる」
フェイト「そうなんだ…」
ザフィーラ「しかしフェイトは何故ここにいるのだ?一緒に行かなかったのか?」
ユーノ「それは…」
フェイト「……」
766 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/23(月) 10:01:20.47 ID:PV3JJvW6O
ザフィーラ「ん?どうかしたのか?」
ユーノ「えと…」
フェイト「…私誘われなかったんです」
ザフィーラ「何故だ?」
フェイト「私皆から嫌われているんです…」
ザフィーラ「そうなのか…?」
ユーノ「ザフィーラは知らなかったのか?」
ザフィーラ「いや全く…」
フェイト「ザフィーラは私に酷いことしないんですか…?」
ザフィーラ「何故私がフェイトに酷いことをしなければならないんだ」
フェイト「……」
ザフィーラ「まさか…主もフェイトを嫌っているのか?」
フェイト「…多分」
ユーノ「なのは、アリサ、すずかもね。あとアルフやエイミィも…僕も知らなくて最近気づいたんだけど」
ザフィーラ「そうだったのか…」
767 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/23(月) 10:31:08.95 ID:PV3JJvW6O
ザフィーラ「何故嫌われているのか心当たりはあるか?」
フェイト「…ないです」
ザフィーラ「そうか…」
フェイト「はい…」
ユーノ「はやてにフェイトのことを何か少し聞いてもらってもいい…?」
ザフィーラ「わかった…しかし」
ザフィーラはじ~っとこっちを見てきた
770 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/23(月) 11:36:52.04 ID:PV3JJvW6O
フェイト「???」
ユーノ「どうしたザフィーラ?」
ザフィーラ「いやな…お前達っていつの間にか出来ていたんだなと思ってな」
フェイト「!!!」
ユーノ「!!!」
ユーノとフェイトはお互い少しだけ顔を見合って赤くなった
771 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/23(月) 11:39:17.54 ID:PV3JJvW6O
ザフィーラ「二人きりであちこちにお出かけしていたんだろう?」
ユーノ「そうだけど!そんな……」
フェイト「……」
ザフィーラ「なに、恥ずかしがることでもないだろう。デートの邪魔をしてすまなかったな、では私は主に頼まれた本を買って買えるぞ」
ザフィーラはそういってレジの方にいった
フェイト「ザフィーラ…私達が出来てるって…」
ユーノ「じ、冗談だよ!僕たちはそんなんじゃ…」
フェイト「で、デートって……」
ユーノ「っ気にしないで、とにかく僕達も帰ろう!」
そういって二人とも本屋を出た
772 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/23(月) 12:11:01.81 ID:PV3JJvW6O
ユーノ「……」
フェイト「……」
ユーノ(ザフィーラが変なこと言ったから…なんかドキドキしてきた…)
ユーノ「……」
フェイト「……」
ユーノ(…なんか話さないと)
ユーノ・フェイト「あの…」
ユーノ・フェイト「!!!」
ユーノ・フェイト「お…お先にどうぞ」
ユーノ・フェイト「……」
773 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/23(月) 12:24:15.88 ID:PV3JJvW6O
ユーノ「じゃあ僕が…もうそろそろ皆帰ってくるかもしれないから帰る?」
フェイト「うん…」
ユーノ「えと、フェイトは…?」
フェイト「私は……がない…?」
ユーノ「え…?」
フェイト「手を…つなが…ない?」
ユーノ「!!!」
フェイト「い、嫌ならいいんだよ!?ちょっといってみただけだから…」
ユーノ「…いいのかな?僕はいいけど」
フェイト「…うん」
ユーノ「じゃあ…」
ユーノは手を差し出した
フェイトも自分の手を出して手を繋いだ
フェイト「……」
ユーノ「…じゃあ帰る…よ?」
フェイト「…うん」
774 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/23(月) 12:46:00.20 ID:sw6E40b9O
支援
775 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/23(月) 12:55:40.53 ID:PV3JJvW6O
二人はそのまま一言もしゃべらず顔真っ赤な状態で帰った
ユーノ(今更だけど僕はフェイトをおんぶしたり恥ずかしいことをしてたんだな…)
家に着いたが誰もいなかった
フェイト「まだ帰ってないみたい…」
ユーノ「でも流石にそろそろ帰ってくるでしょ、じゃあ僕は家に帰…」
フェイト「待って…!」
ユーノがつないだ手を放そうとしたら止められた
フェイト「家にあがってかない…?」
ユーノ「え…でも僕がいたら不味いんじゃ…」
フェイト「少しだけでいいから…」
ユーノ「…わかった。少しだけだよ?」
ユーノはそういってあがった
二人ともフェイトの部屋に行った
776 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/23(月) 13:21:23.77 ID:ArBJE92oO
これなんてエロゲ?
777 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/23(月) 13:25:55.35 ID:PV3JJvW6O
ユーノ(あがったのはいいものの…)
ユーノはすることが特に何も思い付かなかった
フェイト「……」
ユーノ「……」
フェイト「……ぇて欲しいな…」
ユーノ「え…?」
フェイト「…教えて欲しいな」
ユーノ「な、何を!?」
フェイト「勉強…明日の宿題もあるから。」
ユーノ「あ…ああ、勉強か…いいよ。でも僕に教えてもらうよりクロノに教えてもらった方がい…」
フェイト「私はユーノに教えて欲しいんだ。…今ユーノしかいないし」
ユーノ「…了解」
ユーノはフェイトの宿題でわからないところを教えてあげた
ユーノ「ここがこうで…これはね」
フェイト「ユーノわかりやすいね」
ユーノ「そうかな…?」
フェイト「うん、教え方が上手いんだと思うよ」
ユーノ「いつもなのはに教えたりしてるからかな…自分じゃわからないけど」
フェイト「なのは…なのはとはどう?」
ユーノ「どうって?」
フェイト「なのはとの関係、進展してる…?」
ユーノ「なのはとの関係?別に進展とかそんなのは…ないけど。大切な友達だよ…というより兄弟みたいな感じかな?」
フェイト「そうなんだ…」
ユーノ「うん」
フェイト「じゃあ私は…?」
ユーノ「え…?」
778 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/23(月) 14:06:14.25 ID:PV3JJvW6O
フェイト「私」
ユーノ「フェイトも僕にとって大切な友達だよ」
フェイト「そっか…」
ユーノ「うん…」
フェイト「私ね…お兄ちゃんが大好きだったの…ううん、今でも大好きなんだけどエイミィと出来て結婚するみたいで…」
ユーノ「うん」
フェイト「それで本当は祝わないといけないのに祝ってなくて逆に落ち込んで、最終的には環境もあって自殺しようとして…でもユーノが助けてくれて…」
ユーノ「うん」
フェイト「その後はユーノと一緒にいたのをエイミィに見られて私がクロノを取られたからユーノに迫ってるとか言われたりして迷惑かけて…」
ユーノ「全然気にしてないから大丈夫だよ」
フェイト「ふふっ、ユーノはそういってくれていつも優しくしてくれたよね。学校終わった後も待っててくれてて、話も聞いてくれて、ケガしたらおんぶもしてくれて、何でもおごってくれて凄く嬉しかったよ…」
ユーノ(え…何この雰囲気…)
フェイト「その…私……」
ユーノ「…ゴクリ」
クロノ「ただいま~!!」
クロノ達が帰ってきた
779 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/23(月) 14:18:04.47 ID:wj7KHAa10
修羅場の予感!!
780 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/23(月) 14:27:10.47 ID:PV3JJvW6O
ユーノ「ちょ…帰ってきたのか…」
フェイト「ヤバい…ユーノ、フェレットになって!」
ユーノ「え?」
フェイト「いいから!」
ユーノ「わかった!」
ユーノはフェレットになった
フェイト「どこか隠れるとこないかな…」
クロノ「フェイトいるかー?」
フェイト「あ、いるよー」
クロノ「入るぞー?」
フェイト「ごめんユーノ!ベッドの中に隠れてて」
ユーノはベッドの上に乗りフェイトはふとんをかぶせた。
フェイト「入っていいよー」
クロノが入ってきた
フェイト「アハハ、このベッドってお兄ちゃんが買ってくれたんだよね?」
クロノ「え…まぁそうだが」
フェイト「ありがとう!嬉しいよ!!」
クロノ「ベッド無しだったらまずいからな…とあれはなんだ?」
クロノはユーノの方を指差した
781 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/23(月) 14:28:19.87 ID:wj7KHAa10
終わりだ・・・
782 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/23(月) 14:55:14.53 ID:PV3JJvW6O
ユーノ(げっ…)
クロノ「なんか膨らんでいるが…?」
フェイト「あ…ああこれは何でもないの!」
フェイトはそういってそこを隠すようにベッドにねっころがった
ユーノ「グフッ…」
クロノ「今何か聞こえたが…?」
フェイト「気、気のせいだよ…」
クロノ「そうか…?」
フェイト「うん、だから話は外でやろ!」
そういってフェイトはクロノを部屋の外に連れていき話をした
数分後フェイトは戻ってきた
フェイト「クロノは向こうに言ったから大丈夫だよ…」
ユーノ「……」
フェイト「…あれ?ユーノ?」
フェイトは気になってふとんをあげるとユーノがぐったりしていた
フェイト「大丈夫!?」
ユーノ「フェイト…人間の状態だったらのしかかられても大丈夫だけどフェレット状態じゃきついよ…ガクッ」
フェイト「ごめん…!」
ユーノは気絶した
786 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/23(月) 15:32:40.37 ID:PV3JJvW6O
ユーノ「……ん?」
ユーノは目が覚めた
ユーノ「僕は確かフェイトの部屋にいて……!?」
ユーノはフェイトと一緒に眠っていた
ユーノ「えと…フェイト?」
フェイト「…ん……あ、れ…ユーノ起きたの?」
ユーノ「うん…起こして悪いんだけど…出来れば放して欲しい…」
フェイト「え…?」
ユーノはフェイトに抱き締められていて動けなかった
ユーノ(なんか変な感触がするし…)
フェイト「あ、ごめんごめん…」
フェイトはぱっとユーノを放した
789 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/23(月) 15:55:16.68 ID:PV3JJvW6O
ユーノ「今はもう夜中かな?」
フェイト「…そうだね」
ユーノ「そっか…」
フェイト「うん」
ユーノ「そういえばクロノとどんな話をしたの?」
フェイト「えと、銭湯のことについてかな…私をおいていってごめんって…」
ユーノ「なんでおいていったの?」
フェイト「私は高町家と学校帰りで一緒に行くとエイミィに言われてたんだって…クロノ自体も銭湯のことは昼ぐらいに初めて知ったって…」
ユーノ「そうだったんだ…高町家はハラオウン家と一緒に、ハラオウン家は高町家と一緒にフェイトが行くと思ってたんだ…」
フェイト「そうだね…他には新しい靴のことも聞かれて話をしたよ」
ユーノ「そっか…」
フェイト「あとエイミィに弁当のことでいろいろ言われたぐらいかな…?」
ユーノ「大丈夫だった?」
フェイト「うん、私は大丈夫だよ」
ユーノ「大丈夫なら良かったよ…」
フェイト「それよりどうするの…?」
ユーノ「え?」
フェイト「帰るの?」
ユーノ「うん、そりゃまぁ…」
フェイト「泊まっていかない…?このまま私と一緒に寝てさ…」
ユーノ「いや…悪いから僕は帰るよ…」
フェイト「そう…なら」
そういってフェイトは起きてドアを少し開けてくれた
フェイト「気を付けてね…今日急に家に誘ってごめんね」
ユーノ「ううん、お邪魔できて良かったよ…じゃあおやすみ」
フェイト「うん、おやすみ」
ユーノはそういって部屋から出た
793 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/23(月) 16:28:27.48 ID:PV3JJvW6O
ユーノ「真っ暗だけどなんとかいけるだろう…」
クロノ「ん?誰かいるのか?」
クロノが歩いてきた
ユーノ(何でこの時間にクロノが起きてるんだよ!?)
クロノ「…反応がないな」
ユーノ(よし…このまま…)
クロノ「一応電気つけるか」
ユーノ(ヤバい!!!)
ユーノはすぐにものの間に隠れた。
パチッ
明かりがついた
クロノ「…なんだ、フェイトか」
ユーノ「!?」
フェイトがユーノの隠れてる場所の前に立っていた
フェイト「ちょっとトイレに行こうとしていたの」
クロノ「そっか…もしかして誰かいるのかと思ったぞ」
フェイト「まさか…家族以外の人がいるわけないじゃん」
フェイト(さぁ今のうちに…)
ユーノ(フェイトありがとう!)
クロノが後ろを向いた瞬間一気に走って玄関までいって外に出た
そして高町家に行った
795 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/23(月) 16:52:00.29 ID:PV3JJvW6O
ユーノ「ふぅ…流石に真っ暗だな」
ユーノは玄関前でそういってフェレット状態から人間状態に戻った
ユーノ「もう皆眠ってるのかな…」
パチッ
ユーノが家に入った瞬間玄関の電気がついた
ユーノ「!?」
なのは「ユーノ君…」
ユーノ「なのは…」
なのは「どこに行っていたの…?」
ユーノ「無限書庫だよ…」
なのは「こんな時間まで…?」
ユーノ「……」
なのは「正直に答えて欲しいの…」
ユーノ「…フェイトの家だよ」
なのは「!!!」
ユーノ「途中で事故ってね…今まで気絶してたんだ」
なのは「…どうしてフェイトちゃんの家に行ってたのかは聞かないの」
ユーノ「……」
なのは「でも連絡してほしかったの…無理なら何か書き置きでも」
ユーノ「ごめん…」
なのは「私待っていたんだから…」
ユーノ「本当にごめん…」
なのは「…まぁいいの、上がって」
ユーノは上がってなのはと一緒になのはの部屋にいった
797 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/23(月) 16:54:57.62 ID:PV3JJvW6O
なのは「待ってたんだから…私より先に眠ったら許さないんだからね?」
ユーノ「わかってるよ」
なのははベッドに入ってユーノはなのはの前で見ていた
なのは「……」
ユーノ「何?」
なのは「な、何でもないの…!!」
ユーノ「…わかったよ」
なのははユーノのなのはのベッドの中に入って一緒に寝た
なのは「…わ、私は何もいってないの」
ユーノ「はいはい、わかってますよなのはさん」
なのはとユーノはもう相手が何を言いたいのか目を見たり雰囲気で大体わかる程の関係だった
なのは「…おやすみユーノ君」
ユーノ「…おやすみなのは」
そういってユーノはなのはが寝るまで一緒にいて眠った後フェレットになり自分のカゴで寝た
798 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/23(月) 16:55:09.42 ID:DC/fP4WTO
ベッドシーン希望
ユーノはモテモテ板挟みで
799 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/23(月) 17:00:18.28 ID:PV3JJvW6O
相変わらず謎の方向にいってるな…
すまぬが少し休憩するorz
今日明日はオフだしなんか思い付いたら書きますね
813 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/23(月) 20:58:29.19 ID:PV3JJvW6O
フェイト「…ふぁ…もう朝か」
フェイトは目が覚めた
フェイト「学校にいく用意しないと…」
カレンダーを見ると今日は休日だった。
フェイト「今日は学校ないや…どうしよう」
フェイトはとりあえず朝御飯を食べに下にいった
817 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/23(月) 22:06:00.80 ID:PV3JJvW6O
フェイト「クロノは今日何するの?」
クロノ「今日は家族皆でどこかに行こうかなと思ってるんだ」
エイミィ「家族四人でお出かけしようねクロノ君」
クロノ「四人?一人足りないじゃないか」
エイミィ「あれ?フェイトちゃんも行くの?何で?」
フェイト「……」
クロノ「何でってお前…フェイトも家族だろうが」
エイミィ「違うでしょ」
クロノ「っ…もういい。僕は行かない」
エイミィ「何でクロノ君が行かないの!?」
フェイト「クロノ…私のことはいいから…」
クロノ「いいわけないだろ!僕は家族五人皆でいけないのなら行かない」
エイミィ「どうして!?何でクロノ君はいつもフェイトちゃんに優しくしてあげるの!?」
クロノ「優しくって…僕は普通だと思うんだが」
エイミィ「っ…もう知らない!」
エイミィはそういってどこか行ってしまった
リンディ「…フェイトが来るんだったら私は行かないわ」
アルフ「ごめんフェイト…私も用事を思い出して…」フェイト「……」
クロノ「気にするなフェイト、今日は僕とどこかいこう」
フェイト「え?でも…」
クロノ「いいから、どこに行きたい?」
フェイト「…街の方かな」
クロノ「わかった、じゃあいこう」
二人とも街の方に行った
818 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/23(月) 22:09:26.96 ID:PV3JJvW6O
レスした後で気づいたが間違ってこのフェイトはお兄ちゃんじゃなくてクロノって呼んでるわorz
824 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/23(月) 23:16:01.32 ID:PV3JJvW6O
フェイト「…お兄ちゃんと二人きり…」
フェイトは昨日ユーノと二人きりであちこち回っていたのを思い出した
フェイト「……」
クロノ「どうしたフェイト?」
フェイト「ううん、何でもないよ」
クロノ「そうか」
クロノとフェイトは適当にぶらついていた
827 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/24(火) 00:04:53.84 ID:IZwvVIFGO
二人とも服屋に行った
フェイト「ど、どうかな…?」
クロノ「凄く似合ってるよ」
フェイト「ありがとう…!」
クロノ「買ってく?」
フェイト「まだ買わなくていいよ、他の店も回ってから…」
はやて「あれ?クロノ君やないか…?」
クロノ「はやて…?」
八神家の皆も来ていた
はやて「一人できたんか?」
クロノ「一人じゃないよ…てかそこにフェイトもいるのが見えるじゃん」
はやて「おお、おったんか。気づかんかったわ」
フェイト「……」
クロノ「…はやて達は何しに来たの?」
はやて「何しに来たって服が欲しくなかったら服屋に普通来ないやろ、皆の私服買いにきたんや」
クロノ「そう…」
はやて「それにしてもクロノ君はフェイトちゃんとデートかぁ、大変やな」
フェイト「……」
クロノ「デートじゃない、ただなんとなく二人で回ってるだけだよ」
はやて「そうかぁ?」
シグナム「主はやて、そろそろ時間が」
シャマル「次の店に行きましょはやてちゃん」
ヴィータ「そうだよいこいこ」
はやて「そうやな、いこか」
八神家の皆は出ていこうとした
828 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/24(火) 00:06:59.20 ID:IZwvVIFGO
はやて「あといい忘れたけどなのはちゃんとユーノ君もきとったで」
フェイト「なのはとユーノも…?」
クロノ「だから何なんだ?」
はやて「二人ともすっごくラブラブでなぁ、ベッタリくっついて腕組んでまわっとったしプリクラもとっとったで~」
フェイト「!!!」
クロノ「それがどうした」
はやて「なに、いってみただけや~ほなぁな~」
八神家はいってしまったがザフィーラが止まって少しだけ振り向いた
ザフィーラ「すまないフェイト、主の言葉は気にしないでくれ…」
ザフィーラはそういって八神家の方にいった
フェイト「なのはとユーノが…」
クロノ「フェイト…?」
829 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/24(火) 00:18:10.89 ID:X8j3WNBBO
なんだかどろどろの展開になってきたぞ…
830 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/24(火) 00:42:49.11 ID:YzsmnUWaO
ほ
831 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/24(火) 00:45:03.85 ID:IZwvVIFGO
フェイト「……」
クロノ「どうしたフェイト?」
フェイト「……」
クロノ「さっきが様子が変だが気分が悪いのか…?」
フェイト「…ううん」
クロノ「少し休むか…?」
フェイト「私は大丈夫だから…」
クロノ「フェイト…」
フェイト「…も、もっといろいろ回ろう!」
そういって二人は適当に回っていた
834 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/24(火) 01:18:23.56 ID:IZwvVIFGO
フェイト(二人ともやっぱり両想いで付き合ったりしてるのかな…)
クロノ「……!」
フェイト(ユーノはなのはは友達で兄弟みたいなものっていったけど友達や兄弟ってそんなにくっついてあるくものなんかな…)
クロノ「…ィト~!」
フェイト(それは嘘で本当は二人は今日デートしたりして途中でキ…キ……ス…とか…した…りして…)
クロノ「フェイト~!」
フェイトの目の前にクロノの顔があった
フェイト「お、お兄ちゃん…!?」
クロノ「さっきからぼーっとしてるが大丈夫か?」
フェイトは顔を真っ赤にしてさっと距離を少しだけ離れた
フェイト「そ、そんなに近づいたら…私…」
クロノ「???」
835 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/24(火) 01:45:20.23 ID:HytiyglCO
ふむふむ
836 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/24(火) 01:56:57.33 ID:IZwvVIFGO
クロノは明らかにフェイトの様子が変なことに気づいていた
クロノ「……」
フェイト「……」
クロノ(ふ、フェイトが元気が出るように僕が頑張らなくちゃ…)
クロノ「よし、フェイト!」
フェイト「…何お兄ちゃん?」
クロノ「ゲーセンにいこう!」
クロノはゲーセンにいった
クロノはUFOキャッチャーの方に行き
クロノ「何が欲しい?」
フェイト「え?えと…」
クロノ「何でもいいから選んで」
フェイト「じゃ、じゃああれで…」
フェイトは大きなぬいぐるみを選んだ
クロノ「任せて!絶対にとってやる!!」
クロノはさっそく百円投入した
838 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/24(火) 02:19:52.84 ID:IZwvVIFGO
クロノ「この二つのボタンを押せばいいんだな」
クロノは一個目のボタンをポチっと押してすぐに放した
クロノ「…あれ?」
クロノはもう一度ボタンを押したが動かなかった
クロノ「何でだ…?故障か?」
フェイト「お、お兄ちゃん…?」
クロノ「どうした?」
フェイト「それって押し続けないと進まないんだよ?一回しか出来ないし」
クロノ「そうなのか…?知らなかった」
フェイト「あの…お兄ちゃんてUFOキャッチャーやったことあるの?」
クロノ「いや、ない。」
フェイト「大丈夫…?」
クロノ「やり方はわかったから大丈夫だ」
クロノはそういって十回くらいやった
839 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/24(火) 02:25:54.49 ID:IZwvVIFGO
クロノ「……」
フェイト「…お兄ちゃん?」
クロノ「…なぁフェイト」
フェイト「何…?」
クロノ「このキャッチャー掴みが弱くないか…?当たってもすぐに掴んだものが落ちるんだが」
フェイト「そういうものだから…だって簡単にとられたら儲からないじゃない…」
クロノ「確かにそうだな…だが諦めないぞ!」
フェイト「お兄ちゃん!?」
クロノ「大体コツはわかった、すぐに取るから待っててフェイト!」
そういってクロノは五十回連コインした
840 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/24(火) 02:27:47.41 ID:IZwvVIFGO
五十回目に見事に上手くキャッチャーがぬいぐるみを捕まえた
クロノ「あと少し…!」
フェイト「ほんとだ…!」
クロノ「よし、いけ!そのままいけ!!」
といってぬいぐるみが落とし穴の近くまできたが直前で落ちてしまった
クロノ「っ……!!」
フェイト「あと少しだったのに…」
クロノ「…まだ、もうちょっと…」
フェイト「もういいよお兄ちゃん…」
クロノ「フェイト?!」
フェイト「もういいからやめて別のところにいこう」
クロノ「でも僕はフェイトに絶対にとってやるって言ったから取らずに帰るなんて…」
フェイト「とれなかったらとれなかったで仕方ないよ…」
クロノ「…すまないフェイト」
フェイト「ううん、楽しかったよ」
クロノ「え?」
フェイト「私、お兄ちゃんが私のためにあそこまで必死に頑張ってくれてる姿を間近で見たことなかったから凄く嬉しかった!」
クロノ「フェイト…」
フェイトは満面の笑顔でクロノの方を見た
フェイト「だから次は別の方に行ってみよ」
クロノ「ああ」
841 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/24(火) 03:03:43.33 ID:IZwvVIFGO
プリクラコーナーがあったので二人とも行ってみた
フェイト「お兄ちゃん一緒にとろ?」
クロノ「どうすればいいんだ?」
フェイト「画面を見てればいいんだよ」
842 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/24(火) 03:05:20.24 ID:IZwvVIFGO
設定してとろうとした時
フェイト(ユーノとなのははベッタリくっついて写ったんだよね…)
フェイト「……」
クロノ「ふ、フェイト何を…?」
フェイトはクロノにめいいっぱい寄ってくっついた
フェイト「…嫌だった?」
クロノ「嫌ではないが…その…」
フェイト「何?」
クロノ「…ううん、何でもない」
そういって写ったプリクラは二人とも顔真っ赤っ赤だった…
二枚あったので二人とも一枚ずつ持った
フェイト「じゃあ次は別のところにいこ!」
そういって二人ともゲーセンを出た
「次はこっちなの!」
「ちょ、待ってよ…!」
フェイト「この声は…」
目の前になのはとユーノが現れてフェイトとクロノはばったり会った
843 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/24(火) 03:06:53.61 ID:IZwvVIFGO
眠すぎるので今はここまでです…
キャラ崩壊しても大丈夫かな…?もう十分崩壊してる気がするけどorz
849 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/24(火) 10:00:06.49 ID:IZwvVIFGO
フェイト「なのはとユーノ…」
なのはとユーノは二人ともはやて言った通りベッタリくっついて腕組みもしていた
クロノ「やあ、はやてから聞いたけど君達も来ていたんだね」
ユーノ「まぁ…」
なのは「っ…!」
ユーノ「なのは…!?」
なのははユーノを引っ張ってその場から離れた
850 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/24(火) 10:58:29.92 ID:IZwvVIFGO
クロノ「…何だあいつら?何も言わずに向こうの方にいったが」
フェイト「……」
ユーノ「…ぁ…はぁ…ちょっとなのは!?」
なのは「……」
なのははユーノを引っ張って走るのをやめて止まった
ユーノ「どうしたのなのは?さっきのは酷いよ」
なのは「…私はユーノ君と回りたいの」
ユーノ「???朝から一緒に回ってるけど…?」
なのは「…他の人とも一緒じゃ嫌なの…」
ユーノ「!!!」
なのは「最初はアリサちゃんやすずかちゃんとあって共に行動して、次ははやてちゃん達にあって共に行動して次はクロノ君達と…」
ユーノ「……」
なのは「皆で回った方が楽しいかもしれないけど…」
ユーノ「…わかったよ、でもさっきのが悪かったのはわかるね?」
なのは「…うん」
ユーノ「ならいいや…じゃあ一緒に回ろう」
853 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/24(火) 12:04:35.37 ID:IZwvVIFGO
フェイト「……」
クロノ「……」
クロノ(やっぱりフェイトの様子がおかしい…なのはとユーノにあってからか…?)
フェイト「…お兄ちゃん」
クロノ「ん?」
フェイト「…手をつないでもいい?」
クロノ「いいけど…?」
クロノはそういってすぐにさっと手を出した
フェイト「……」
クロノ「どうした?」
フェイト「…やっぱり何でもない、変なこと言ってごめんね」
クロノ「???」
フェイト(やっぱりお兄ちゃんにとって私はただの妹で…)
854 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/24(火) 12:49:26.01 ID:IZwvVIFGO
一方ユーノとなのはは
なのは「うわぁ~このパフェ凄く美味しそう~」
ユーノ「……」
なのは「……」
ユーノ「…あ、そうだね。頼む?」
なのは「ユーノ君、もしかしてフェイトちゃんのこと考えてる?」
ユーノ「…ギクッ」
なのは「やっぱり~」
なのはがむぅ~っとした顔をした
ユーノ「ち、違うよなのは!これからなのはとどう回ろうかな~っと」
なのは「本当に~?」
ユーノ「本当本当、昨日なのはを待たせて悪かったのもあるからなのはに全力全開で楽しんでもらえるように考えてたんだよ」
なのは「昨日は待ったんだから今日は全力全開で楽しませてよね」
ユーノ「もちろん!あ、僕もパフェ頼むよ。一緒に食べよう?」
なのは「うん!」
ユーノ(…ていうかフェイトは今日クロノと来てたんだな…さっきは失礼なことしたからまた会ったら謝っとかないと)
855 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/24(火) 13:20:55.14 ID:zVwwDIBwP
sien
856 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/24(火) 14:11:45.58 ID:IZwvVIFGO
ぶらぶらしているとだんだん外が暗くなってきた
クロノ「暗くなってきたな…もうそろそろ帰るか?」
フェイト「そうだね…でももうちょっとだけ回ってかない?」
クロノ「僕は構わないが…」
そういってもう少し回った
フェイト(もう二人とも帰ったのかな…)
857 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/24(火) 14:43:21.64 ID:YzsmnUWaO
ほ
858 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/24(火) 15:35:49.82 ID:IZwvVIFGO
フェイト(というか今日はせっかくお兄ちゃんと来ているのに私は何でなのはとユーノのことばかり考えてるの…?)
フェイト(もしまた会ったとしても何かするの?二人のデートを邪魔したいの?)
フェイト(…それに二人は友達や兄弟みたいなものって言ってたじゃん。だったら別にデートじゃなくてただ一緒に遊びに来てるだけなんだから…)
フェイト(友達や兄弟ってそんなにベッタリくっついたり腕を組んだりするものなのかな…?)
フェイト(…とにかく、今は二人のことは考えずにお兄ちゃんと楽しもう!)
フェイト「お兄ちゃんカラオケいこう!」
フェイトはクロノの手を引っ張ってカラオケにいった
859 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/24(火) 16:20:20.60 ID:IZwvVIFGO
部屋を案内されていろいろ歌った
フェイト「ちょっとトイレに行ってくるね」
フェイトはそういってトイレに行くと途中で聞いたことのある歌声が聞こえた
フェイト「まさかね…」
と言いながらも少しチラ見するとなのはとユーノがいた
フェイト「!!!」
862 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/24(火) 17:29:12.57 ID:IZwvVIFGO
フェイト「二人とも来てたんだ…」
フェイトは二人を見ていたが凄く仲良さそうに見えた
フェイト「そう…まるでカップr…何言ってるんだろう私…二人はただの友達なんだから…」
そういってトイレにいった
トイレから出てきて戻るとばったりユーノに会った
867 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/24(火) 18:51:54.48 ID:IZwvVIFGO
ユーノ「フェイトも来てたんだ」
フェイト「うん…ユーノも」
ユーノ「あ…君に謝らないといけないことがあるんだ…」
フェイト「…何?」
ユーノ「今日最初会った時はごめんね…」
フェイト「え?」
ユーノ「なんか逃げた感じになってさ…」
フェイト「そんなこと…気にしないで、それより今日はなのはとどうだった?」
ユーノ「凄く楽しかったよ!」
フェイト「……」
ユーノ「あちこちいったりしてさ」
フェイト「…そっか」
ユーノ「フェイトは?クロノのと楽しくやってたんじゃない?」
フェイト「うん、私も楽しかったよ」
ユーノ「そうだね、せっかくの休日なんだし楽しまないとね」
フェイト「そうだね…」
868 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/24(火) 19:36:29.69 ID:YzsmnUWaO
ほ
869 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/24(火) 19:40:20.28 ID:IZwvVIFGO
ユーノ「そうだ、途中ではやて達に会った?」
フェイト「…会ったよ」
ユーノ「…何かまた悪いことでも言われたの?」
フェイト「ううん…何も…」
ユーノ「そっか…」
フェイト「ねぇユーノ?」
ユーノ「何?」
フェイト「ユーノとなのはって本当に友達なの…?」
ユーノ「え…どういうこと?」
フェイト「だってベッタリくっついて腕組んだりしてさ…」
ユーノ「あれはなのはがやってくるからね」
フェイト「もしかして恋人だったりするんじゃないの…?で、キ…キスとかもしたことあるとか…」
ユーノ「キ、キスなんてやったことないよ!」
フェイト「本当に…?」
ユーノ「本当だよ…」
フェイト「そう…」
なのは「ユーノ君トイレにしたら遅いの…」
なのはが部屋から出てきた
なのは「あ、ユーノく……!?」
なのははユーノとフェイトが通路で会話してるのを目撃した
871 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/24(火) 20:31:46.06 ID:IZwvVIFGO
なのは「ユーノ君…?」
ユーノ「あ、なのは…」
フェイト「なのは…」
なのは「これは一体どういうことなの…」
ユーノ「え…?今偶々フェイトと会って…」
なのは「本当に…?」
フェイト「本当だよ…」
なのは「フェイトちゃんには聞いてないの」
フェイト「……」
874 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/24(火) 21:29:47.56 ID:IZwvVIFGO
なのは「二人きりで楽しもうって言ったのにトイレに行くと言いながらフェイトちゃんと楽しそうに話してるし…」
ユーノ「ごめん…」
なのは「本当は私とじゃなくてユーノ君はフェイトちゃんとデートしたかったんじゃないの…?」
フェイト「で、デート…?」
ユーノ「そんなことは…」
なのは「…なにか気分が悪いから帰るの」
なのはは帰っていった
ユーノ「ちょ、なの……!?」
ユーノはなのはを追おうとしたがフェイトに手を捕まれた
ユーノ「フェ、フェイト…?」
フェイト「……」
クロノ「フェイト遅いな…どうしたんだろう」
クロノは部屋から出た
クロノ「あ、フェイ……!?」
クロノはフェイトがユーノと手をつないでいるのを目撃した
877 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/24(火) 22:50:07.95 ID:IZwvVIFGO
クロノ「フェイト遅いじゃないか」
フェイト「あ、クロノ…」
フェイトはぱっと手を離した
ユーノ「ごめんねフェイト」
そういってユーノはなのはを追いにいった
フェイト「あ…!」
クロノ「何かあったの?」
フェイト「……ううん、何でも」
878 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/24(火) 23:26:01.38 ID:X8j3WNBBO
ほ
879 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/25(水) 00:02:14.43 ID:X8j3WNBBO
し
880 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/25(水) 00:08:05.22 ID:3CCyRrRdO
ユーノ「待ってよなのは!」
なのは「……」
ユーノはなのはの肩を捕まえた
なのは「…なんでついてきたの?」
ユーノ「なんでって…」
なのは「ユーノ君はフェイトちゃんと楽しくお話すればいいじゃない…」
ユーノ「なのは…だからさっきのは偶然会って話しただけだって…」
なのは「……」
ユーノ「僕がフェイトを前もって呼んでたわけでもないし…」
なのは「…わかってる」
ユーノ「え?」
なのは「わかってるけどユーノ君はフェイトちゃんにばっか優しくするから…」
ユーノ「そんなことないと思うんだけどなぁ…」
なのは「……」
905 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/25(水) 14:12:45.60 ID:3CCyRrRdO
>>885-886
まぁ確かにたくさんある中のどのルートか決めてないからな
大きく分けるとバッドエンドとハッピーエンドだがどっちにすべきか…
皆はどっち派かわからないしorz
つか今思えば公式のなのはもそんな感じだよな
フラグや描写はあっても恋愛感情はないので…みたいな
まぁ続きを少し書きます
フェイト「……」
クロノ「…さっきから元気がないがどうした?僕が連続で歌ってるけど」
フェイト「…何でもない」
クロノ「…ユーノか?」
フェイト「……」
クロノ「いいんだぞ?追っても」
フェイト「!!!」
クロノ「僕はその場にいなかったから状況を知らないが」
フェイト「で、でも…お兄ちゃんは…」
クロノ「僕は大丈夫だ。ユーノのことが気になるんだろ?なら追ってこい」
フェイト「…ありがとう」
フェイトはそういってカラオケを出てユーノを追った
908 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/25(水) 15:49:28.70 ID:3CCyRrRdO
ユーノ「そんなに僕はフェイトに優しくしてるかなぁ…」
なのは「…してる、昨日だってフェイトちゃん家に行ってたし」
ユーノ「フェイトに誘われてね…」
なのは「それに夜中まで何をしていたの?」
ユーノ「気絶して途中から記憶はないけどフェイトと一緒に寝てたよ…」
なのは「!!!…そう」
ユーノ「そうだよ…」
なのは「……いつも私とは一緒に寝てくれないくせに……」
ユーノ「何?」
なのは「な、何でもないの…!!」
911 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/25(水) 17:20:37.18 ID:3CCyRrRdO
なのは「ていうかユーノ君はフェイトちゃんのことが好きなの?」
ユーノ「好きだよ?」
なのは「!!!」
ユーノ「どうしたの…?」
なのは「…わ、私は…?」
ユーノ「好きだよ?」
なのは「ふ、二股なの…?」
ユーノ「ふ、二股とかじゃないよ!僕にとって二人とも大切な友達だからね…」
なのは「そうなの…」
ユーノ「うん」
なのは「だったら私とフェイトちゃんとどっちの方が好きなの…?」
ユーノ「え、それは…」
なのは「…それは…?」
ユーノ「どっちも好きだからどっちってのはないなぁ…」
なのは「~~~~~!!!」
22 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/27(金) 01:03:25.52 ID:D4qSXEeZO
出来るだけ頑張ってみる
フェイト「なのはもユーノもどこにいったの…」
フェイトは探し回っていた
フェイト「こっちにはいなかったしあっちかな…?」
クロノ「…まさかフェイトがユーノを…本人に確認はしてないが多分そうだよな…?」
クロノは一人で歌っていた
クロノ「俺の知らない間に一体何が…なんだか気になってきたな。俺もいくか…それともフェイトを待つか…」
24 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/27(金) 02:13:07.07 ID:D4qSXEeZO
アリサ「いや~今日は楽しかったね~」
すずか「そうだね~また来よう」
アリサ「じゃあもう帰るか」
すずか「うん、もう帰…ねぇアリサちゃん?あれってなのはちゃんじゃない?」
アリサ「え?本当だ」
アリサとすずかは帰り道になのはを偶然見つけた
アリサ「でもなのはだけ?お~い、なの…んむむ…」
すずか「ちょっと待ってアリサちゃん、ユーノ君もいる…」
すずかはアリサの口をふさいだ
すずか「これはまさか…」
アリサ「そのまさかに決まってるじゃない、ちょっとはやてに電話する」
はやて「ん?アリサちゃん?何かあったんか?」
アリサ「何かじゃないよ、はやては今どこにいるの?」
はやて「家やけど…?」
アリサ「バカッ、早く来なさいよ!今なのはとユーノが…」
はやて「何!?わかった!速攻行くで」
はやては電話を切った
はやて「八神家出動や!!」
25 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/27(金) 02:48:06.63 ID:i2EeDdcKO
ホス
26 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/27(金) 03:53:22.87 ID:D4qSXEeZO
なのは「じゃあ私かフェイトの一択しか選べなかったらどうする?」
ユーノ「う~ん、難しいなぁ~」
なのは「例えば二人ともピンチで片方助けたらもう片方は助かりそうにないときとか…」
ユーノ「それだったらフェイトかな~」
なのは「!!!…やっぱりフェイトちゃんの方が……」
ユーノ「だってなのはは助かりそうにない状況でも自分一人で打破しそうだもん」
なのは「…酷いよ、私だって女の子なんだから…」
ユーノ「アハハ、ごめん。冗談だよ」
なのははむぅ~っとした顔をした。
ユーノ「ごめんね。でも僕がなのはを信じてるのは本当だよ。今までもどんな状況でもなんとかしてきたしね」
なのは「それはユーノ君が……フェイトちゃん助けに行くときも命令無視してまで手伝ってくれたり私を守ってくれたりしたし…リインフォースさんと戦ってる時に戸惑ってるときも分かりやすく説明してくれたし…」
ユーノ「え?」
なのは「な…何でもないの」
ユーノ「でも実際にその時が来ないとわからないよ」
27 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/27(金) 04:24:25.51 ID:D4qSXEeZO
ユーノ「ねぇ、そろそろカラオケに帰らない?」
なのは「なんで…?」
ユーノ「なんでって…外は寒いしさ、またカラオケに戻って一緒に歌おうよ」
なのは「…フェイトちゃんがいるから戻りたくないの」
ユーノ「そう…なんでフェイトを嫌っているのかは聞かないけど最近夜外は寒いしそんな薄着で長時間いたらきっと寒いよ?」
なのは「そ、そんなことはないの…!」
ユーノ「でもさっきから微妙に震えてるよ?これ貸してあげる」
そういってユーノは自分の上着を脱いでなのはに貸してあげた
なのは「でもユーノが…」
ユーノ「僕は大丈夫だから着てみて」
なのは「…うん」
そういってなのははユーノの上着を着てみた
少しでかくてぶかぶかしてたがとっても暖かかった
ユーノ「どう?」
なのは「暖かい…」
ユーノ「それは良かった」
なのは「ありがとうねユーノ君」
28 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/27(金) 05:43:58.70 ID:D4qSXEeZO
なのは(ユーノ君優しいなぁ…)
ユーノ「このままここで立ちんぼってのもアレだからさ…僕は一旦カラオケに戻って先にお会計やっておくよ」
なのは「ダメなの、私も行くの…!」
ユーノ「え?でもいいのかな…僕はすぐに戻ってくるけど?」
なのは「いいから私もついていくの!」
ユーノとなのははカラオケの方に戻った
アリサ「お、動きあり!はやてに電話しないと」
はやて「何やアリサちゃんか?まさかもう…」
アリサ「ううん、二人とも場所を変えるみたい、何かカラオケって聞こえたよ」
はやて「カラオケっつったらあそこかな?了解や!今特急で向かっとるからカラオケで合流やな!!」
アリサ「でもなのはとユーノにはバレないようにね!」
はやて「もちろんや!!」
はやては電話を切った
アリサ「じゃあ私達も移動よ」
すずか「うん」
29 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/27(金) 06:00:05.83 ID:D4qSXEeZO
フェイト「なのはもユーノも本当にどこなの?」
フェイトはずっと一人で探していた
フェイト「もう二人とも実は家に帰ってるとか…」
フェイトが探していると八神家の皆が豪速球で向かってきた
フェイト「はやて…?」
はやて「うぉっとっと、これはこれはフェイトちゃんやないか。こんなところで一人で何しとるんや?」
フェイト「それは…」
はやて「クロノ君はどうしたんよ?まさかはぐれたんか?流石にこの年で迷子はないよなぁ~」
フェイト「……」
ヴィータ「そんなことよりはやて急がないと」
はやて「ああそやな、こんなところに用はないから」
そういって八神家は特急でカラオケ向かったが少しだけザフィーラが残りフェイトに話しかけた
ザフィーラ「ユーノとなのははカラオケに行ったぞ」
フェイト「!!!…どうしてそのことを私に…?」
ザフィーラ「違ったのか?」
フェイト「ううん、ありがとうザフィーラ」
ザフィーラ「気にするな」
ザフィーラはそういって八神家を追った
フェイトもカラオケに向かった
30 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/27(金) 06:14:13.06 ID:D4qSXEeZO
すずか「カラオケに着いたっとメールをはやてに…」
はやて「私はここにおるで」
アリサ「おわっ!急に背後から現れてびっくりしたじゃない」
すずか「はやてちゃん早すぎだよ~」
はやて「こんな滅多に見られるかわからないものを見逃したらあかんからな」
シグナム「しかし主、よろしいんでしょうか…」
はやて「何がやシグナム?」
シグナム「申し訳ありませんがあまり覗きはいいことでは…」
はやて「シグナムは真面目やな。ええんよ、そのまま堂々と現れて二人のいい雰囲気をぶち壊したらあかんからな」
シグナム「わかりました…」
アリサ「あ、二人がカラオケに着いたよ」
ユーノとなのははカラオケに着いた
ユーノ「…どうする、外で待ってる?」
なのは「外は寒いからユーノ君と中にはいるの…!」
ユーノ「わかった、じゃあ一緒にいこう」
ユーノとなのはは中に入っていった
31 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/27(金) 06:35:16.71 ID:D4qSXEeZO
アリサ「中に入っていったね。私達も…」
すずか「それはやめた方がいいよ…中に入ったらそんなに隠れる場所ないしバッタリ会っちゃうかもしれない」
はやて「そうやな、しかし二人ともカラオケに歌いにきたんやろうか…」
アリサ「はやて、それってどういう…」
はやて「いや、思春期真っ盛りの男女が二人きりで仲も凄くいいわけやし個室も借りれるし、さらに五月蝿くて周りに声も聞こえんやんかぁ…外から見えたりはするけどそんなに見る人もおらんやろうし」
すずか「もしかしてはやてちゃん…?」
はやて「二人とも中では…」
なのは「だ、ダメなの…こんなところで恥ずかしいの…」
ユーノ「でも僕はなのはとどうしてもしたいんだ!」
なのは「でも…あっ」
ユーノ「なのはの胸…大きくて柔らかくて凄く気持ちいい…」
なのは「もうユーノ君たら…でもユーノ君とならいいよ…」
ユーノ「なのは…大好きだよ」
なのは「私も大好きなの…ユーノ君」
はやて「…なんてことになってたりしてなぁ」
覗いていた全員の顔が真っ赤になった
アリサ「あ、アンタバッカじゃないの…!!」
すずか「はやてちゃん…!?」
シグナム「あ、主…!?」
シャマル「はやてちゃん…!?」
ヴィータ「は、はやてそれは妄想し過ぎたよ…!!」
ザフィーラ「………」
32 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/27(金) 06:58:26.40 ID:D4qSXEeZO
はやて「え~だってありそうやない?特にあの二人やったら」
アリサ「はやてがマセ過ぎなだけよ!」
すずか「それはないんじゃないかな…特にこういう場所では」
シグナム「主、落ち着いてください」
はやて「私はいつだって平常心やよ~。でもないんか~残念やなぁ」
アリサ「はやて…アンタねぇ…」
すずか「あ、二人とも出てきたよ」
ユーノとなのはが出てきた。
すずか「もう出てきたけど何やってたんだろう…」
はやて「もう済ませたんか…ユーノ君は神業やな!」
アリサ「アンタ…まだ言うか…」
33 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/27(金) 07:00:40.33 ID:D4qSXEeZO
ユーノ「これからどうする?」
なのは「夜も遅くなってくるし…帰ろうかな」
ユーノ「帰るか…了解」
なのは「…今もしかしてフェイトちゃんのこと考えてなかった…?」
ユーノ「え、そ…そんなことはないよ…」
なのは「本当に?」
ユーノ「う、うん」
なのははむぅ~っとした顔をした
ユーノ「あ、それよりこの近くに行きたい店があるんだ…行こう?」
ユーノはなのはと一緒にその店に向かった
アリサ「また移動した、ついていくわよ」
すずか「うん」
はやて「ラジャー!」
34 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/27(金) 07:27:34.75 ID:D4qSXEeZO
フェイト「カラオケに着いたけど…ユーノもなのはもいるのかな…」
中に入った
フェイトはユーノとなのはのいた部屋を見たが誰もいなかった
フェイト「やっぱり二人とも帰ったのかな…」
フェイトが自分の部屋に行くとクロノが歌っていた
フェイト「お兄ちゃん…!?」
クロノ「おお、戻ってきたのかフェイト」
フェイト「…うん、ごめんねお兄ちゃん」
クロノ「気にするな、結構歌の練習が出来たから良かったぞ。で、ユーノには会えたのか?」
フェイト「ううん…会えなかった」
クロノ「そうか…」
フェイト「…こんなに待ってもらったのに本当にごめんなさい…」
クロノ「気にしなくていいよ、それよりいいのか?」
フェイト「え…?」
クロノ「ユーノをもう一度探しに行かなくて」
フェイト「!!!…でもこれ以上お兄ちゃんに待ってもらうのは…」
クロノ「僕は大丈夫だから」
フェイト「でももう帰ってるかもしれないし…」
クロノ「わかってないんだったらもうちょっと探していっても会えるかもしれないぞ?」
フェイト「…わかった、探しに行くね」
クロノ「ああ」
フェイト「でもお兄ちゃんはこれ以上待たないで…私を放っておいて帰っていいから」
クロノ「わかった、でももうちょっとだけ歌っていくよ。それまでは待ってるから。いなかったらもう帰ってるってことで」
フェイト「うん、本当にありがとうお兄ちゃん」
35 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/27(金) 07:29:28.90 ID:D4qSXEeZO
もう見ている人はいないのかな…
ネタが急に思い付いたので妙に続いてるが一応あげ
36 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/27(金) 07:47:07.13 ID:D4qSXEeZO
ユーノ「はい、これ」
なのは「これは…」
ユーノ「たこ焼き、寒いから熱いのがいいかなって…一緒に食べよう」
なのは「うん!」
なのはとユーノは一緒にたこ焼き食べていた
アリサ「…ホントどこからどう見てもカップルよね…」
すずか「あれでお互い友達っていってるからね…」
はやて「何やアリサちゃん?もしかしてなのはちゃんがうらやましいんかぁ?」
アリサ「な、なんで私がなのはを羨ましがらないといけないのよ…!…べ、別にユーノなんて…」
はやて「ほぅ~?」
アリサ「そ、それより二人の様子を見よ!!」
二人ともたこ焼きを食べ終わった
ユーノ「どうだった?」
なのは「うん、美味しかったよ!ありがとうユーノ君」
ユーノ「それは良かった」
なのは「……」
37 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/27(金) 08:07:49.31 ID:D4qSXEeZO
なのは(やっぱりユーノ君は優しいなぁ…でも私だけじゃなくてフェイトちゃんや他の人にも優しいからなぁ…ずるいよユーノ君)
ユーノ「どうしたのなのは…?」
なのは「さっきさ…ユーノ君は私のこと好きっていってくれたよね」
ユーノ「え…?あ、うん」
なのは「実は私もユーノ君のことが好きなんだ…」
ユーノ「そうなんだ…嬉しいよ」
なのは「うん…それでね、今まで我慢してきたんだけどもう…」
なのははユーノの目の前に現れた
なのは「せっかくユーノ君と二人きりなんだし私…」
そういってなのははユーノの首を抱き締めた
49 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/27(金) 18:55:11.05 ID:D4qSXEeZO
アリサ「お、なのはがユーノの首を抱き締めたよ」
すずか「これはまさか……キ、キス…かな?」
はやて「ユーノ君からじゃなくてなのはちゃんの方から仕掛けるんかぁ、しかしなのはちゃんもこんな場所で大胆やなぁ」
ユーノ「あの…なのは?」
なのは「わ…私じゃ嫌…?」
ユーノ「え…そんな……」
ユーノ(え、何この雰囲気…)
なのは「受け止めて欲しいの…」
ユーノ「なのは…」
なのは(やってしまったらこの今の関係が崩れてしまうんじゃないかって怖くて出来なかったけど……でも…)
なのははそういって目を閉じてユーノの顔に自分の顔を近づけた
なのは「ユーノ君…」
アリサ&すずか&八神家「いっけーーーーーー!!!!」
なのはとユーノの唇が重なろうとしていた
50 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/27(金) 19:13:37.01 ID:SZ+m7HQPO
支援
51 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/27(金) 19:16:18.66 ID:D4qSXEeZO
フェイト「いないなぁ…」
フェイトは再び外に出て探していた
フェイト「やっぱり二人とも帰っ……ってあれユーノかな?」
フェイトはユーノらしき人物を見つけた
フェイト「やっと見つけたよ…なのはも一緒にい…!?」
フェイトは二人がキスしようとしてるのを目撃しまった
二人の唇があとほんの少しで重なろうとしていた時
フェイト「ユーノーーーーーー!!!!」
ユーノ「!?」
なのは「!?」
アリサ「なんでここにフェイトが来てるのよ…せっかくいいところだったのに」
はやて「そういえばさっき会ったがこっちに戻ってきとったんか…二人のキスシーンを邪魔するなんて最低やな」
すずか「空気読もうよフェイトちゃん」
ザフィーラ「……」
52 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/27(金) 19:51:49.92 ID:D4qSXEeZO
フェイト「あ…」
ユーノ「フェイト…?」
なのは「どうしてフェイトちゃんがここに…」
フェイトはその場から逃げ出した
ユーノ「フェイト?ちょっと待っ……!?」
ユーノはフェイトを追おうとした時になのはに手を捕まれた
ユーノ「な、なのは…?」
なのは「ユーノ君…どこに行くの?」
ユーノ「どこって…」
なのは「フェイトちゃんを追うの…?」
ユーノ「……」
53 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/27(金) 20:06:35.54 ID:D4qSXEeZO
なのは「どうしてそこまでフェイトちゃんを…放っておいても…」
ユーノ「…心配なんだ…」
なのは「!!!」
ユーノ「大切な友達だからさ…」
なのは「……」
なのはは手を離した
ユーノ「本当にごめんねなのは…すぐに戻ってくるから…」
ユーノは走ってフェイトを追った
アリサ「なんでユーノはフェイトを追っていったの…?」
すずか「わからない」
はやて「フェイトちゃんなんか放っておいてこのままなのはちゃんと続きを……ってもしかしてユーノは二股だったりするんか…?」
アリサ「まさかぁ…」
すずか「それはないと思うよ…ユーノ君は誰にでも優しいから」
はやて「そうならええんやけどな…」
54 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/27(金) 20:24:20.21 ID:nIvx10JGO
これは早く冬コミに出すべき
55 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/27(金) 21:02:32.99 ID:D4qSXEeZO
フェイト「ハァ…ハァ…ッハ…」
フェイトは適当に走っていた
フェイト(さっきの時に見て思わず声をあげちゃったけど…二人の邪魔をしちゃったな…)
フェイト(ユーノはなのはとキスをしたことないって言ってたけど…やっぱり二人ともあんなに仲がいいし…もしかしたらキスだけでなくその先も……)
ドカッ
フェイトは下を向きながら走っていて前に立っている人にぶつかった
フェイト「あ、すみません…」
クロノ「あれ…フェイトか?」
フェイト「お兄ちゃん…!?」
ぶつかった相手はクロノだった
クロノ「下を向いたまま走っていると危ないぞ」
フェイト「お兄ちゃん…私…」
クロノ「ちょ、フェイト…?」
フェイトはクロノの胸に抱きついた
クロノ「な、何かあったのか…?」
フェイト「……」
ユーノ「お~い、フェイト~!」
ユーノがフェイトの後を追ってきた
59 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/27(金) 21:27:46.77 ID:D4qSXEeZO
ユーノ「……!!クロノ…」
クロノ「ユーノ一人か…?なのははどうした?」
ユーノ「なのはは向こうにいるよ」
クロノ「そうか…一人で放っておいていいのか?」
ユーノ「それは…」
クロノ「こっちは大丈夫だから、戻ってあげた方がいいんじゃないか?」
ユーノ「…わかった、すまないクロノ」
そういってユーノはなのはの方に戻っていった
60 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/27(金) 22:02:06.38 ID:D4qSXEeZO
クロノ「ふぅ…」
フェイト「…お兄ちゃん」
クロノ「ん?何だフェイト?」
フェイト「お兄ちゃんって…誰かとキ、キスしたことある…?」
クロノ「キ、キス…!?え…っと…」
クロノ(まさかユーノはなのはとフェイトが見てる目の前に堂々とキスをしたのか…)
フェイト「あるの…?」
クロノ「その…だな…」
フェイト「…エイミィとかと…」
クロノ「……」
フェイト「ある…んだ…」
クロノは無言で少しだけ頷いた
フェイト「そっか…そうだよね……出来てるのにやってない方がおかしいよね…」
クロノ「フェイト…すまない」
フェイト「謝らないで…何をしようとお兄ちゃんの自由なんだから…私こそ変なこと聞いてごめんね…」
クロノ「……」
61 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/27(金) 22:07:45.22 ID:nIvx10JGO
hosyutarossa
62 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/27(金) 22:52:27.76 ID:D4qSXEeZO
フェイト「…でも一つだけ聞きたいんだけど…どっちからしたの…?」
クロノ「……」
フェイト「エイミィから?…それともお兄ちゃんから…?」
クロノ「…エイミィからだよ…最初はするとは思ってもいなかったけどエイミィに迫られてそのまま…」
フェイト「そう…なんだ…」
クロノ「……」
フェイト「…ねぇ、お兄ちゃん?」
クロノ「…ん?」
フェイト「私がもし…その…キ、キスしてみたいって言ったらどうする…?」
クロノ「な…!?」
フェイト「なのはもユーノとしたことあるのかもしれないし…私も、少しや…やってみたいなって…」
クロノ「何をいって……!?」
フェイトはクロノの首を抱き締めた
クロノ「フェイト…!?」
フェイト「もうエイミィとやっているのかもしれないけど私…」
フェイトは目を閉じてクロノの顔に自分の顔を近づけた
63 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/27(金) 22:55:08.41 ID:D4qSXEeZO
フェイト「お兄ちゃん…」
クロノ「フェイト…」
フェイトの唇とクロノの唇が重なろうとしていた
クロノ「だ…」
フェイト「え…?」
クロノ「ダメだよやっぱり…!」
クロノはフェイトを止めた
クロノ「こんな…」
フェイト「や、やっぱり私じゃダメ…だったよね…?」
クロノ「…そうじゃなくて…」
フェイト「え?」
クロノ「フェイトは僕としたいわけじゃないだろ…」
フェイト「そんなことは…」
クロノ「本当にしたい人とするまでファーストキスはとっておいた方がいいと思うんだ」
フェイト「……」
クロノ「だから…それを僕で捨てたらダメだよ…僕達兄弟なんだし…」
フェイト「……!!」
クロノ「…ね?」
フェイト「…うん、ごめんね…急に迫って…」
クロノ「気にしないで、じゃあそろそろ帰るか…?」
フェイト「うん…」
64 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/27(金) 23:19:38.92 ID:YaEstDvq0
保守総一郎
65 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/27(金) 23:20:43.80 ID:O6GsHAXB0
よしよし
66 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/27(金) 23:21:30.52 ID:pOj9FiWZ0
保守リックス
67 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/27(金) 23:40:48.90 ID:D4qSXEeZO
なのはは一人で立っていた
アリサ「なのは…なんか可哀想だね、私ちょっといって声かけて…」
すずか「ダメだよアリサちゃん、そんなことしたら逆に私達に見られたんじゃないかって思って余計に落ち込むかもしれないよ…」
はやて「そうや、下手に声をかけたらあかん…こういう時はじっと見とくことしか出来んのんや…」
なのは「ユーノ君…戻ってくるって言ったけど本当に戻ってくるのかな…」
なのは「…戻ってくるわけないよね、多分今頃フェイトちゃんと一緒に…」
なのは「今日もユーノ君を昨日待ってたからってあちこちに振り回してたしね…それだけじゃなくていつもユーノ君に迷惑ばっかかけてるし…そんな私に比べたらやっぱりフェイトちゃんの方が…頭もいいしスタイルもいいし美人さんで性格もいいと思うし…」
なのはは少し目が涙目になっていた
なのは「…やっぱり戻ってくるわけないよね…ユーノ君は私じゃなくてフェイトちゃんの方を選んだんだし…じゃあそろそろ帰ろうかな…」
ユーノ「なのは~~~~~!!!!」
なのは「ユ、ユーノ君…!?」
ユーノは戻ってきた
86 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/28(土) 06:45:40.39 ID:DcebPtWXO
眠いが続きを少し書いてみる
アリサ「お、ユーノが戻ってきたよ」
はやて「ったく、今まで何しとったんや…なのはちゃんを一人にして」
すずか「まぁ様子見てようよ」
ユーノ「ハァ…ハァ…」
なのは「な…なんで…」
ユーノ「ハァ…なんでって…何が…?」
なのは「だってユーノ君はフェイトちゃんの方を…」
ユーノ「フェイトは大丈夫だから戻ってきたんだよ…」
なのは「そう…なんだ…」
なのは(私とユーノ君の…出来なかったけどキ、キスするところを見ても大丈夫って…)
ユーノ「それになのはをずっと一人ぼっちにはしたくないからさ…」
なのは「!!!」
87 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/28(土) 07:10:27.52 ID:DcebPtWXO
ユーノ「昨日もその…夜遅くまで僕が帰ってこないせいで起きてたんだし…」
なのは「そ、それは私が勝手に起きていただけで別にユーノ君のせいじゃ…」
ユーノ「だから出来るだけ側にいようかなって…今も待たせてしまって本当にごめんね」
なのは「……!!!」
なのははユーノに抱きついた
アリサ「なのはがユーノに抱きついた!?」
すずか「これは、まさかのテイク2…?」
はやて「今回は濃厚なキスやなきっと…流石にもうKYは入ってこないやろ」
シャマル「濃厚なキスって…はやてちゃん…」
ヴィータ「はやてってこんなにエッチだったんだ…」
シグナム「主…」
ザフィーラ「……」
はやて「何いっとんや皆?まぁそんなことはどうでもええわ。このまま二人はいいムードになってホテルに向かい、ベッドの上でお互いの愛を確かめ合って大人になり、もう二人ともただならぬ関係に……って、いたぁ!」
アリサがはやての頭を叩いた
はやて「何で叩くんよアリサちゃん!?」
アリサ「アンタエロすぎなのよ!!」
すずか「そ、そうだよ…年を考えようよ。まだ私達の年齢でそんなこと…」
はやて「でももう私達は体つきはだんだんと大人になってきてるし谷間も出来たりしとるしな…ユーノ君も男の子やし興味あったりするやろ。まぁもうなのはちゃんの裸は見慣れてて別に見てもどうもせんかも……って、またぶったぁ!」
アリサ「アンタは少し黙ってなさい…」
88 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/28(土) 07:30:03.82 ID:DcebPtWXO
ユーノ「な、なのは…?」
なのは「……」
ユーノはなのはに抱き着かれて胸辺りに変な感触がして少しどぎまぎしていた
ユーノ「あ、あの……」
なのは「…ゃだよ」
ユーノ「え…?」
なのは「私が一人ぼっちの時は側にいてくれないと嫌だからね…」
ユーノ「あ、うん…」
なのは「ずっと私を一人にしないでよ…?」
ユーノ「うん、努力するよ」
なのは「お願いだからね…」
ユーノ「うん、じゃあそろそろ帰ろっか?」
なのは「うん!」
ユーノとなのはは手を繋ぎながら帰った
すずか「あれ、もう帰るみたいだよ?」
はやて「何やつまらんなぁ、このまま二人とももっと…」
アリサ「はいはいじゃあ私達もそろそろ帰りましょう」
そういってアリサ達も帰った
89 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/28(土) 07:44:15.58 ID:DcebPtWXO
フェイト達はハラオウン家に着いた
エイミィ「遅いじゃない!!」
フェイト「ごめんね、実は…」
エイミィ「クロノ君!!」
クロノ「少しだけ遅くなったな、すまない」
フェイト「……」
90 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/28(土) 08:01:50.34 ID:DcebPtWXO
エイミィ「私何回も電話したのに~!」
クロノ「ああ、本当だ。マナーモードにしていたから気づかなかったよ…すまない」
フェイト(電話があったのに私にずっと付き合ってくれたんだ…なのに私はお兄ちゃんをほったらかしてあちこちにユーノを探していったりして…)
エイミィ「本当は気づいてたんじゃないの~?」
クロノ「それより夜食はまだ残っているか?」
エイミィ「まだ食べてなかったの…一応1人分は残ってるけど」
クロノ「1人分か…フェイト、食べるか?」
エイミィ「またフェイトちゃんに…」
フェイト「私はいいよ…お兄ちゃんが食べて」
フェイトはそういって自分の部屋に向かった
クロノ「フェイト…」
エイミィ「何かあったの?」
エイミィが凄くニヤニヤした顔でこっちを見てきた
クロノ「何もないよ」
エイミィ「本当に~?」
クロノ「というか僕の夜食出してくれないか?せっかくフェイトが僕に譲ってくれたんだから」
エイミィ「はいはい」
フェイト「……」
シグナム「あの三人はもう出かけたのか?」
フェイト「シグナム……。うん」
シグナム「そうか」
フェイト「あ、あのシグナム……。よかったら私と」
シグナム「あいにくだが私は今テスタロッサと戯れているほど暇ではない。
他をあたってくれ」
フェイト「ご、ごめんなさい……」
11 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/17(火) 22:21:55.94 ID:5ePvP1Qp0
フェイト「アルフ、いる?」
アルフ「げっ……」
スサスサ
フェイト「アルフ……?」
アルフ「あ、フェイトっ!? ち、ちがうんだよ。
別にフェイトから逃げようと思ってた訳じゃないから!」
フェイト「……」
アルフ「それで何か用なのかい、フェイト?」
フェイト「ううん、なんでもないの。ごめんね……」
13 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/17(火) 22:40:55.82 ID:5ePvP1Qp0
ハラオウン邸
フェイト「ただいま……」
クロノ「やあ、フェイトおかえり」
フェイト「あ、クロ……じゃなくてお兄ちゃん///」
クロノ「どうしたんだ、今日は元気ないな」
フェイト「ううん。そんなことないよ」
クロノ「そうか、ならよかった。じゃあフェイトも帰ってきたことだしそろそろ晩御飯にしようか」
フェイト「うん」
14 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/17(火) 22:46:56.53 ID:5ePvP1Qp0
フェイト「ねえお兄ちゃん。今日はお母さん仕事で留守だったよね」
クロノ「ああ、そうだけど」
フェイト「じゃあ私が料理作るよ……」
クロノ「晩御飯ならもうエイミィが作ってくれたけど」
フェイト「え……。そっかエイミィも来てるんだね……」
19 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/17(火) 23:01:19.38 ID:5ePvP1Qp0
エイミィ「ねぇ、クロノくんこの味付けどうかな? うわ~、フェイトちゃんも居るー最悪」
フェイト「……」
クロノ「当然だろ。フェイトは僕の妹なんだから。変な言い方はよすんだ」
フェイト「お兄ちゃん……」
エイミィ「むー。せっかくクロノくんだけと一緒の夜だと思ってたのにな~。ま、いっか」
クロノ「さあ、お腹も空いたことだし早くご飯にしよう。フェイトも、ほら」
フェイト「うん」
21 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/17(火) 23:12:57.45 ID:5ePvP1Qp0
クロノ「いただきます。もぐもぐ、うん。うまいな。さすがエイミィだ」
エイミィ「えへへー、そうでしょ。こんな料理フェイトちゃんなんかじゃ作れないもん」
フェイト「……」
クロノ「さっきからどうしたんだ? 君はフェイトに恨みでもあるのか?」
エイミィ「はぁ。やっぱ気づいてないんだ。今さらだけど、フェイトちゃんなんかと
普通に接してるのはこの周りじゃクロノくんだけだよ」
フェイト「う……」
23 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/17(火) 23:19:03.88 ID:5ePvP1Qp0
クロノ「どういうことなんだ、それは?」
エイミィ「フェイトちゃんは性格が悪いからみんなから嫌われてるんだよ」
クロノ「何言ってるんだ。なのはやはやてちゃんといつも仲良くしてるじゃないか」
エイミィ「あれはただクロノくんの前でだけ仲良くしてるように見せてるだけだよ。
私は知ってるよ。学校でフェイトちゃんが、なのはちゃんやはやてちゃんたちにいじめられてること」
クロノ「本当なのかフェイト?」
フェイト「うぅ……」ポロポロ
ダッダッダッダッダ
クロノ「フェイト! 待つんだ!」
24 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/17(火) 23:26:24.93 ID:5ePvP1Qp0
フェイト「ひくっひくっ……」ポロポロ
クロノ「フェイト」
フェイト「ひくっ、お兄ちゃん……」
クロノ「さっきエイミィが言ってたこと、やはり」
フェイト「……ううん。大丈夫。私ちゃんとみんなと仲良くしてるから、心配しなくていい」
クロノ「フェイト。これだけは覚えておいてくれ。例え君が一人になってしまったとしても
僕は絶対君のそばにいるから」
フェイト「……。ありがとう」
28 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/17(火) 23:35:58.82 ID:5ePvP1Qp0
次の日 学校
なのは「フェイトちゃん、昨日はすっっっっっっっっごく楽しかったよ~」
はやて「ほんま、めっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっちゃ楽しかったわー!」
フェイト「そっか……。良かった」
はやて「なのはちゃんとヴィータも一緒に背中流しっこてほんまに気持ちよかったわな」
なのは「うん。やっぱりどっかのお邪魔虫が居ないとお出かけも楽しいよねー」
はやて「ほんまやー!」
フェイト「……」
31 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/17(火) 23:42:55.32 ID:5ePvP1Qp0
なのは「はやてちゃん。次もまた行こうね」
はやて「もちろんや」
なのは「そうだっ! 次行くときは一緒に」
フェイト「なのは……」
なのは「すずかちゃんもアリサちゃんも行こうねー!」
すずか「うん、いこいこ!」
アリサ「約束だぞ!」
フェイト「ぁ……」
35 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/17(火) 23:51:53.30 ID:5ePvP1Qp0
キーンコーンカーンコーン
はやて「あ、しまった。昨日ずっと遊んでおったから、宿題やっておらへん」
なのは「大丈夫だよはやてちゃん。ね、フェイトちゃん?」
フェイト「え」
はやて「そやそや。宿題係のフェイトちゃんがおったんやったわ!」
なのは「そういうことぉ。じゃあ、フェイトちゃん昨日の宿題写させてね!」
フェイト「あ、でも……授業がもう始ま」
はやて「じゃあなのはちゃんの次はウチな」
アリサ「じゃああたしその次」
なのは「うん、OK」
フェイト「……」
【レス抽出】
対象スレ:なのは「ごめんねフェイトちゃん。この車三人乗りなんだぁ」
ID:d5H1hKEY0
37 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/18(水) 00:04:21.78 ID:d5H1hKEY0
先生「それじゃあ宿題を回収します」
フェイト(どうしよう。結局なのはたち返してくれなかった……)
先生「どうしたんですか、フェイトさん? 宿題を提出してください」
フェイト「えっと、宿題は……」
なのは「ニヤニヤ」
先生「忘れたんですね。昨日あれほどやってくるようにと言ったではないですか」
フェイト「……。ごめんなさい」
先生「今日このクラスで宿題をやってこなかったのはフェイトさんだけですよ」
なのは「あっはは。フェイトちゃんは転校生だからって宿題やってこなくていいって思ってるんだよねー」
はやて「ほんにフェイトちゃんは悪い子や~!」
ワハハハハハハハハハ
フェイト「……」
44 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/18(水) 01:09:00.80 ID:d5H1hKEY0
放課後
フェイト「……」
フェイト「あ、あのさ、なのは。よかったら一緒に帰……」
なのは「あ、フェイトちゃん。いいところに!」
フェイト「え。……な、なに、なのは」
なのは「私たちとフェイトちゃんってお友達だよね?」
フェイト「え。突然どうしたの?」
なのは「だよね? ね?」
フェイト「え……ええと。う、うんっ」
なのは「そうだよねー。じゃあ今日私たちの班が掃除当番なんだけど、フェイトちゃんお願いね」
フェイト「え」
はやて「ほなウチらは帰ろうか」
なのは「うん。それじゃーねー! 頼んだよフェイトちゃん」
ガラガラ、バタン
フェイト「……」
49 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/18(水) 01:17:05.70 ID:d5H1hKEY0
・・・・・・
・・・・・
・・・・
・・・
・・
・
フェイト「やっと、掃除終わった……」
フェイト「……」
フェイト「もう外、真っ暗……」
フェイト「そうだ。今日もお母さんが出張で居ないから、
今日こそは私がお兄ちゃんに晩御飯を作ってあげなくちゃ。私が」
フェイト「急いで帰らなくちゃ」
タッタッタッタ
フェイト「あれ……下駄箱にクツがない……」
53 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/18(水) 01:23:26.59 ID:d5H1hKEY0
フェイト「あれ、どこいったんだろう、私のクツ……」
タッタッタッタッタ
フェイト「早く帰らなくちゃいけないのに……」
タッタッタッタッタ
フェイト「お兄ちゃんが待ってるのに……」
タッタッタッタッタ
フェイト「どこ……。お願い、早く出てきて……はぁはぁ」
――2時間後
フェイト「はぁはぁ……あっ。あった」
フェイト「ボロボロになってるけど……あってよかった……」
55 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/18(水) 01:29:54.90 ID:d5H1hKEY0
フェイト「さぁ、クツ履いて早く帰ろ……」
フェイト「……」
フェイト「……いたっ」
フェイト「クツに何か入ってる……?」
フェイト「……画びょうだ」
フェイト「……」
フェイト「うっうっ……お兄ちゃん……」ポロポロ
57 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/18(水) 01:40:28.28 ID:d5H1hKEY0
フェイト「足踏みするたびに……痛い」
フェイト「でもお兄ちゃんが待ってる」
フェイト「走ってでも行かなくちゃ……」
ズキッ
フェイト「……うっ」
ヨロッ
クロノ「フェイト!」ガシッ
フェイト「え……、お兄ちゃん……?」
クロノ「君が帰るのが遅いものだから心配になって来てみたんだが、
正解だったみたいだな。足を引きずったりして、ケガでもしたのか?」
フェイト「お兄ちゃん……」
62 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/18(水) 01:51:39.34 ID:d5H1hKEY0
クロノ「引きずってるのは右足だな。ちょっと見せてもらうよ」
フェイト「あ。別に何でもないから……」
クロノ「何でもないものか。あんなよろけておきながら!」
フェイト「……」
クロノ「ほら、早く。……こ、これは。足の甲から出血してるじゃないか!
一体どうしたんだ!?」
フェイト「こ、これは……」
クロノ「まぁ、いい。理由は後だ。この出血ようだと血管の近くを切ったかもしれない。
急いで家に帰って応急手当をするから、僕のつかまって」
フェイト「あ……」
クロノ「早くっ」
フェイト「あ。うん///」
67 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/18(水) 02:05:41.77 ID:d5H1hKEY0
・・・・・・
・・・・・
・・・・
・・・
・・
・
クロノ「ふぅ。どうやら大事には至らなかったようだ」
フェイト「あ、ありがとう。えっと、お兄ちゃん……」
クロノ「なんていうか、無理してお兄ちゃんなんて言わなくてもいいんだ。
前みたいに名前で呼んだ方が呼びやすいんじゃないのか?」
フェイト「ううん。お兄ちゃんって呼ばせて」
クロノ「まぁフェイトがそういうのなら、僕は一向に構わないが。
それよりだ! こんなことにまでなって、一体今日学校で何があったんだ?」
フェイト「それは……」
71 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/18(水) 02:25:05.49 ID:d5H1hKEY0
クロノ「まぁ大体察しはつくんだが。やはりエイミィの言っていたことは本当だったのか……」
フェイト「……」
クロノ「あのケガもなのはや、はやてちゃんの仕業なのかい?」
フェイト「ち、違うよ! まだそうと決まったわけじゃ……」
クロノ「……。今の僕には君に全てを打ち明けるように言える資格は残念だがない」
フェイト「え?」
クロノ「口では君の兄だと言っておきながら、この実態に昨日エイミィに言われるまで
気づかなかったのだから当たり前だろ。フェイトの兄失格かもしれない」
フェイト「そ、そんなことないっ! 絶対に」
クロノ「でも、何でも一人で背負い込もうとすることだけはやめてくれ。そうすることは僕にも
もちろん君自身にもメリットをもたらすということはまずないから。約束してくれるか?」
フェイト「……はい」
クロノ「それでいいんだ」
77 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/18(水) 02:37:44.59 ID:d5H1hKEY0
クロノ「無理しなくていい君が全てを話したくなったときに話してくれ。
僕も兄として最善の手は尽くすつもりだ」
フェイト「お兄ちゃん、ありがとう」
クロノ「それじゃ、晩御飯にしようか。今日もエイミィが作ってくれた」
フェイト「……」
クロノ「やはり昨日の今日じゃイヤか?」
フェイト「ううん、大丈夫」
クロノ「そうか」
79 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/18(水) 02:51:05.10 ID:d5H1hKEY0
エイミィ「今日もフェイトちゃん居るんだねー。まるでクロノくんの腰ぎんちゃくみたい」
クロノ「エイミィ!」
エイミィ「別に間違ったことは言ってないよーだ」
クロノ「まったく……。フェイト、こんな低質な中傷気にすることはない」
フェイト「……」
エイミィ「それよりさぁ、クロノくん。あの話のこと、ちゃんと考えてくれた?」
クロノ「あの話??」
エイミィ「もぉ、クロノくんとぼけないでよ! あの話だよ、あの話!!」
クロノ「あ……ああ。あれかっ。すまないがまだ保留にさせてくれ。もう少し時間がいる」
エイミィ「いいけど、できれば早めに返事ちょうだいよ」
クロノ「わかってるさ……」
フェイト(あの話……?)
82 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/18(水) 03:08:56.83 ID:d5H1hKEY0
クロノ「さて。そろそろ僕は風呂にでも入ってくるかな」
エイミィ「じゃあ私がクロノくんの背中流してあげよっか!?」
クロノ「お断りだ」
バタン
エイミィ「ちぇ。つれないんだから。でも、まいっか。もうすぐしたら私たちは」
フェイト「……」
エイミィ「ねえ、フェイトちゃん」
フェイト「な、何?」
エイミィ「最近、この家の養子になったのをいいことに
あたしのクロノくんに言い寄ってるみたいだけどさ~」
フェイト「そんな……。別に私そんなつもりじゃ」
エイミィ「でもそんな兄妹ごっこもあと少しでできなくなっちゃうよぉ」
フェイト「え……?」
87 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/18(水) 03:22:06.42 ID:d5H1hKEY0
エイミィ「う~ん。クロノくんや提督には話がちゃんとまとまるまで口止め
するように言われてたけど、言っちゃおっかな」
フェイト「何のことを言って……」
エイミィ「えっへへー、驚かないでよフェイトちゃん。実はね、私とクロノくん」
フェイト(……まさか)
エイミィ「もうすぐでねー」
フェイト(や、やめて……聞きたくない)
エイミィ「結婚することになったんだ~」
フェイト「……っ!」
91 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/18(水) 03:41:28.77 ID:d5H1hKEY0
エイミィ「前々から縁談の話はあったんだけどね。クロノくん、結構奥手だから
なかなか毎回まとまんなかったんだけど、やっとついにこの前クロノくん
決めてくれたんだ~」
フェイト「そんな……そんなことって」
エイミィ「提督もあなたなら安心してクロノのこと任せられるわって言ってくれたし
あとは時間経ってクロノくんが落ち着いたら、晴れてあたしと。えっへへ」
フェイト「お兄ちゃん一言もそんなこと言ってなかったのに……」
エイミィ「本当は今からでも結婚していいんだけど、フェイトちゃん、
あなたが最近クロノくんに迷惑かけてるからクロノくんが
未だにとまどってるんだよ!」
フェイト「私の……せいで……」
エイミィ「そう。今のあなたはクロノくんにとってただ邪魔者なだけなんだよっ」
フェイト「……」
145 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/18(水) 11:58:17.01 ID:d5H1hKEY0
クロノ「いい湯だったな。風呂空いたぞ……ん?」
フェイト「……」ポロポロ
クロノ「フェイト、どうしたんだ!? またエイミィに何か言われたのか?」
エイミィ「結局いつかはフェイトちゃんに話さなきゃいけないことだったんだし
仕方ないよ」
クロノ「まさかあのことを話したのか!」
フェイト「やっぱり本当のことだったんだ……」
クロノ「あ、うっ。えっと、えっとだな……」
フェイト「お兄ちゃん……お兄ちゃん……私」ポロポロ
146 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/18(水) 12:00:14.00 ID:d5H1hKEY0
クロノ「すまないフェイト!!」
フェイト「!」
クロノ「せめて君と一緒に暮らすあと残り少ない時間ぐらいは
君に安心して居てほしかったから、この話を黙っていたんだ」
フェイト「……」
クロノ「本当のことならずっと兄として君の面倒をみていたい」
フェイト「お……にい」
クロノ「でも、やはり自分にウソはつけない。親がすすめる縁談にただ
従ってるわけじゃなく僕はエイミィのことを愛してしまったんだ」
フェイト「……ぁっ!」
エイミィ「きゃあ、うれしい~。クロノくん、大好きぃー、チュチュ」
クロノ「や、やめろこんな時にっ!」
フェイト「……」
153 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/18(水) 12:15:49.58 ID:d5H1hKEY0
クロノ「すまないフェイト!!」
フェイト「!」
クロノ「せめて君と一緒に暮らすあと残り少ない時間ぐらいは
君に安心して居てほしかったから、この話を黙っていたんだ」
フェイト「……」
クロノ「本当のことならずっと兄として君の面倒をみていたい」
フェイト「お……にい」
クロノ「でも、やはり自分にウソはつけない。親がすすめる縁談にただ
従ってるわけじゃなく僕はエイミィのことを愛してしまったんだ」
フェイト「……ぁっ!」
エイミィ「きゃあ、うれしい~。クロノくん、大好きぃー、チュチュ」
クロノ「や、やめろこんな時にっ!」
フェイト「……」
155 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/18(水) 12:23:55.94 ID:d5H1hKEY0
・・・・・・
・・・・・
・・・・
・・・
・・
・
ビルの屋上
フェイト「……」
バルディッシュ『プリーズ、ウェイト』
フェイト「バルディッシュ……?」
フェイト「ごめんねバルディッシュ……。でももう限界なんだ……」ポロポロ
バルディッシュ『アイ、ゴー、アロン、ウィズマイマスター』
フェイト「え、一緒に来てくれるの……? ありがとう。やさしいんだね」
フェイト「じゃあ、行こっか」
バルディッシュ『イエス、オーライト!』
フェイト「ばいばい……お兄ちゃん」ビュン ヒュゥゥゥゥン グシャ!!
END
158 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/18(水) 12:25:59.57 ID:d5H1hKEY0
ミスったから>>153から修正
エイミィ「結局、血は繋がってないにしても、クロノくんはフェイトちゃんのことを
一人の妹でしか見てないってことだよ」
フェイト「本当……なの?」
クロノ「……」コクッ
フェイト「ぁぁ……」
クロノ「もう弁解の余地はない……。本当にすまない、フェイト!」
エイミィ「さぁ、行こっダーリン!」
スタスタスタスタス
フェイト「行かない……で、お兄ちゃん」
フェイト「私を置いていかない……」
バタン
160 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/18(水) 12:27:22.00 ID:d5H1hKEY0
・・・・・・
・・・・・
・・・・
・・・
・・
・
ビルの屋上
フェイト「……」
バルディッシュ『プリーズ、ウェイト』
フェイト「バルディッシュ……?」
フェイト「ごめんねバルディッシュ……。でももう限界なんだ……」ポロポロ
バルディッシュ『アイ、ゴー、アロン、ウィズマイマスター』
フェイト「え、一緒に来てくれるの……? ありがとう。やさしいんだね」
フェイト「じゃあ、行こっか」
バルディッシュ『イエス、オーライト!』
フェイト「ばいばい……お兄ちゃん」ビュン ヒュゥゥゥゥン グシャ!!
END
168 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/18(水) 12:38:11.48 ID:d5H1hKEY0
二期は他の人に委任します
ではばいちゃ
ーーーーーーーーーここから書き人が変わる
189 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/18(水) 13:14:30.24 ID:R2y/zYqqO
なんと落ちてきたフェイトを見てびっくりしてキャッチするユーノ
でも勢い余って倒れてしまう
ユーノ「いててて……」
フェイト「…あれ……私まだ生きてる……?」
ユーノ「急に空から降ってきてどうしたんだよ?」
フェイト「何で邪魔したのよ…」
ユーノ「え?」
フェイト「何で私を助けたのよーー!!」
フェイトはユーノをポカポカ殴り始めた
ユーノ「い、痛いよフェイト!」
フェイト「皆から酷いことされるし大好きだったクロノお兄ちゃんもエイミィに取られて私はもう生きているのが嫌なのーー!!」
ユーノ「と、とりあえず落ち着いてよフェイト!!」
ユーノはフェイトの両手を押さえた
フェイト「う…う……」
ユーノ「フェイト…?」
フェイトは泣いていた
ユーノ「…一体何があったのかは知らないけど、僕でよければ話を聞くよ?」
フェイト「どうせユーノだって他の人と一緒だよ…」
ユーノ「僕はフェイトの味方だよ。それに泣いててビルから飛び降りてくるような友達を放って置けないし…」
フェイト「……」
ユーノ「…ここじゃまずいから場所を移そう」
196 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/18(水) 13:41:55.55 ID:R2y/zYqqO
場所をレストランに移したユーノとフェイト
しかしフェイトはずっと黙ったままである
ユーノ「ここの料理結構美味しいんだよ。何でも奢るから好きなもの食べてよ。」
フェイト「……」
ユーノ「…フェイト……」フェイト「……」
ユーノ「本当に何があったの…?」
フェイト「……」
ユーノ「…話したくはない?話したくなければ深く聞いたりはしないけど…」
フェイト「…ユ」
ユーノ「ん?」
フェイト「ユーノはさっき私のことを友達だって言ってくれたし助けてくれたよね…」
ユーノ「うん、まぁ偶然通りかかった時にフェイトが落ちてきたのを見た時は驚いたけどね」
フェイト「ユーノは私を裏切らない…?」
ユーノ「え?」
フェイト「ユーノは私を絶対裏切らない?」
ユーノ「う、うん」
フェイト「じゃあ話すよ…」
フェイトは今まであったことを話した
ユーノ「そんなことが…」
フェイト「うん…」
ユーノ「僕もクロノとエイミィが出来てるのは聞いてたけどフェイトには…」
エイミィ「だからここのレストラン美味しいんだって!」
クロノ「ちょ、引っ張るなよエイミィ!」
レストランにエイミィとクロノが入ってきた
214 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/18(水) 14:43:25.41 ID:R2y/zYqqO
クロノ「何でフェイトがここに!?」
フェイト「そ…それは」
エイミィ「あれー?何でフェイトちゃんがいるのー?最悪ー!」
ユーノ「エイミィさん……!!」
クロノ「エイミィ!」
エイミィ「しかもユーノ君と一緒にいるってことはもしかしてデート中ー?まさかクロノ君が私に取られたからって今度はユーノ君に近づいてるのー?」
ユーノ「これは違…」
フェイト「~~~~~!!!」
フェイトはレストランから出ていった
ユーノ「待ってフェイト!」
ユーノもフェイトを追って出ていった
エイミィ「あれー?逃げるってことは本当だったのかなー?」
クロノ「エイミィ!!……フェイト……」
217 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/18(水) 14:55:24.33 ID:R2y/zYqqO
フェイト「ハァハァ…ハァッ…」
ユーノ「待ってよフェイト!」
フェイト「ついて来ないで!!」
ユーノ「!!」
フェイト「私について来ないで…」
ユーノ「フェイト…」
フェイト「私…もう嫌……なの…」
ユーノ「……」
フェイト「私のせいでユーノまで巻き込んで…それならいっそ」
ユーノ「ダメだよ!」
フェイト「!!」
ユーノ「僕を巻き込むのは全然構わないから…そんな悲しいことは言わないでよ…」
フェイト「……」
ユーノ「ね?」
フェイト「……」
ポツポツ
雨が降ってきた
224 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/18(水) 16:04:10.83 ID:R2y/zYqqO
ユーノ「あ、いけない!こっちこっち」
フェイトはユーノに引っ張られて屋根のある方に向かった
ユーノ「なんか降ってきたな~」
フェイト「……」
ユーノ「……」
ユーノは辺りを見回した。
するとすぐ近くにカラオケらしきものを見つけた
ユーノ「あそこにカラオケがあるから行ってみよ?」
フェイト「え、でも…」
ユーノ「いいからいいから」
ユーノとフェイトはカラオケにいった
227 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/18(水) 16:44:11.44 ID:R2y/zYqqO
ユーノ「さぁ好きな曲入れて」
フェイト「……」
ユーノ「…じゃ、じゃあ僕が先に入れるね」
ピッピッピ
入力が済み画面が表示された
曲が流れ出す
フェイト「……!!!」
どこかで聞いたことのある曲が聞こえたので顔を上げたフェイト
フェイト「これって…」
ユーノ「ん?水樹奈々さんのinnocentstarterだよ」
フェイトの中で昔のことが思い出された
初めてなのはと会った時
全力でなのはとぶつかりあった時
初めてなのはの名前を読んだ時
228 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/18(水) 16:45:22.93 ID:R2y/zYqqO
ユーノ「上手く歌えたかな…?」
フェイト「凄く上手かったよ!!」
ユーノ「アハハ、ありがとう」
フェイト「私も何か入れてもいいかな…」
ユーノ「いいよ、どんどん入れて」
フェイト「うん、じゃあこの曲を…」
曲が流れ出す
ユーノ「この曲は…」
フェイト「ETERNALBLAZEだよ」
232 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/18(水) 17:15:35.47 ID:R2y/zYqqO
カラオケから二人は出てきた
ユーノ「あー楽しかった!」
フェイト「思いきり歌うと気持ちいいね!」
ユーノ「うん、僕初めてフェイトが歌ってるのを見たよ。凄く上手いね」
フェイト「そ、そんなことないよ…ユーノの方が…」
ザアザア
雨はさっきより降っていた
ユーノ「雨…さっきより強くなってるね」
フェイト「そうだね…傘はないしどうしよう…」
ユーノ「ごめん、ちょっと待っててね。すぐ戻ってくるから」
フェイト「え…?ってユーノ!?」
ユーノは雨の中突っ込んでいった。
235 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/18(水) 17:20:07.43 ID:R2y/zYqqO
フェイト「ユーノ大丈夫かな…?」
ユーノ「御待たせ~」
十分ぐらいしてユーノは傘を指して傘をもう一つ持って帰ってきた
ユーノ「ごめんね、周りにコンビニがないか探してたら少し遅くなって…」
フェイト「大丈夫?無茶したらダメだよ。体ずぶ濡れで風邪を引いちゃうよ…」
ユーノ「僕は大丈夫だよ。あとこれ…」
ユーノはフェイトに傘と一緒に肉まんをあげた
ユーノ「フェイトがお腹すいてるんじゃないかなって思って…」
フェイト「ありがとう!」
フェイトは肉まんを食べた
ユーノ「ごめんね、肉まんしか買ってこれてなくて…」
フェイト「ううん、とっても嬉しいし美味しかったよ。ありがとう!」
ユーノ「それでこれからどうする…?まだどこかに行きたいなら付き合うけど」
フェイト「私は今日はもう遅いし家に帰るよ。」
ユーノ「大丈夫…?」
フェイト「大丈夫!ユーノのおかげで元気になったし、それにこれ以上ユーノに付き合ってもらったらユーノが風邪引いちゃう」
ユーノ「じゃあ途中まで一緒だし家に帰る?」
フェイト「うん!」
242 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/18(水) 17:31:25.80 ID:R2y/zYqqO
すまんがこれからバイトで半日ぐらい帰ってこないから
このスレが生き残ってたら嬉しいな…orz
303 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/18(水) 23:30:49.43 ID:R2y/zYqqO
まだ残ってるw
30分くらい空いたので>>235の続き
ユーノ「そろそろだね…」
フェイト「うん、じゃあここら辺で」
ユーノ「フェイト…」
フェイト「ん?」
ユーノ「また周りにきつく当たられるかもしれないけどもし何かあったら一人で抱え込まないで僕に言ってね?」
フェイト「うん…」
ユーノ「高町家とハラオウン家は近くだからすぐにかけつけれるし…」
フェイト「うん、大丈夫…今日は私に付き合ってくれて本当にありがとうね」
ユーノ「気にしないで、僕はフェイトの味方だからね」
フェイト「うん、じゃあね♪」
ユーノ「じゃあね…」
ユーノとフェイトは別れた
306 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/18(水) 23:50:46.54 ID:R2y/zYqqO
アルフ「げっ…帰ってきたよ」
アルフは玄関でフェイトを待つように言われて立っていた
フェイト「ただいまアルフ!」
アルフ「あ、ああおかえり…」
フェイト「どうしたの?」
アルフ「クロノに待つように言われてさ…ってかフェイトは帰ってくるのが遅いんじゃない?」
フェイト「そ、それは…」
リンディ「そうよ!遅いじゃない!!」
フェイト「か、母さん…」
リンディさんが出てきた
307 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/18(水) 23:52:39.28 ID:R2y/zYqqO
リンディ「こんな時間に帰ってくるなんてすっかり不良ね」
フェイト「そ、そんな…」
リンディ「クロノが心配してたのよ!!一体何をやっていたの!?」
フェイト「えと……」
エイミィ「ユーノ君とデートしてたんだよね~」
フェイト「エイミィ…!」
エイミィが出てきた。
エイミィ「私にクロノ君を取られたのが悔しくて今度はユーノ君に迫っちゃってさ。ユーノ君も可哀想だよね~」
フェイト「ユーノと一緒にいたのは事実だけどそんな…」
リンディ「まぁ!そうなの!!」
フェイト「か、母さん違うんだよ…」
クロノ「おお、フェイト帰ってきたか」
クロノが出てきた
フェイト「お兄ちゃん…私…」
エイミィ「クロノ君知ってる~フェイトちゃんはユーノ君と~…」
クロノ「外は寒いから話は中でやろう。さ、フェイトも」
クロノはフェイトを家の中に入れた
308 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/18(水) 23:54:46.32 ID:R2y/zYqqO
すまないがここら辺で失礼します
IDも変わっちゃうけどorz
【レス抽出】
対象スレ:なのは「ごめんねフェイトちゃん。この車三人乗りなんだぁ」
ID:JcUvaonlO
321 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/19(木) 06:51:52.33 ID:JcUvaonlO
まだ残ってるw
眠いので少しだけだけど
クロノ「フェイトこっちに来て」
フェイト「うん…」
クロノはフェイトを自分の部屋に連れていった
エイミィ「ちょっとクロノ君!こういう迷惑をかける不良な子には皆でしかってあげなきゃダメだよ~!!」
リンディ「そうよ!」
アルフ「まぁ怒られるのはこんな時間に帰ってきたフェイトが悪いんだしね」
フェイト「……」
クロノ「皆がいると面倒臭くなるから僕とフェイトだけでいい!」
クロノは部屋のドアを閉めて鍵をかけた。
フェイト「お兄ちゃん…」
クロノ「…ハァ、あまりに帰ってこないから心配したんだよ?」
フェイト「ごめんなさい…」
クロノ「次からもし遅くなるなら出来れば何か連絡してね?」
フェイト「…うん……」
クロノ「わかってくれたならもうそれでいいよ。これ以上は何も言わないからね。」
フェイト「本当にごめんなさい…」
クロノ「もう気にしないで。あ、あと気になったことがあるんだけど…」
フェイト「???」
322 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/19(木) 06:54:01.32 ID:JcUvaonlO
クロノ「ユーノと一緒にいたんだよね?僕がレストランに連れてかれた時も一緒にいたし。二人で何をやっていたの?」
フェイト「何をって…オススメのレストランって言われて連れていってもらったり、カラオケに連れていってもらったりしかしてないよ。」
クロノ「いつ頃会ったの?」
フェイト「それは…何時頃かわからないけど私が…ビル屋上から飛び降りた時に偶然下にいて私を受け止めてくれて…」
クロノ「ビル屋上から飛び降りた!?何故そんな…」
フェイト「だって私…もう……うっ…」
クロノ「まさか…僕のせいで…」
フェイト「違う!……ただ私が……でもその後ユーノが私に優しくしてくれて…」
クロノ「ユーノが優しく…?」
フェイト「うん…」
クロノ「おかしいな」
フェイト「え…?」
クロノ「だってなのはだってフェイトにきつく当たってくるのにユーノが優しくするのはおかしいだろ」
フェイト「そんなこと!……そんなこと…あるのかな…」
クロノ「もしかしたらなのはにユーノから何かフェイトのことで言われてるかもしれない」
フェイト「ユーノが……」
クロノ「実際はどうかは明日にならないとわからないけどね…」
フェイト「……」
349 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/19(木) 12:20:43.71 ID:JcUvaonlO
次の日の朝
なのは「おっはよー!」
フェイト「おはようなのは!」
なのは「アリサちゃん!」
アリサ「おはようなのは!」
フェイト「え…?」
なのは「すずかちゃん!」
すずか「おはようなのはちゃん!」
フェイト「あの…」
なのは「はやてちゃん!」
はやて「おはようなのはちゃん!」
フェイト「わた…」
なのは「今日も元気に登校なの!」
フェイト「……」
356 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/19(木) 13:29:06.45 ID:JcUvaonlO
教室に入ると机の中に手紙が入っていた
フェイト「これは何かな…?」
アリサ「それってもしかしてラブレター!?」
なのは「フェイトちゃんモテモテなの」
すずか「フェイトちゃん可愛いから」
はやて「羨ましいわ~」
フェイト「本当にら…ラブレターなのかな…?」
フェイトは手紙を開けてみてみるといろいろ悪口が書かれていた
フェイト「……」
360 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/19(木) 13:54:45.90 ID:JcUvaonlO
体育の授業が終わり
なのは「すずかちゃんチーム強すぎだよ~」
すずか「そんなことないよ~」
アリサ「ちょっとは手加減しなさいよ~」
フェイト「あれ…私の着替えがない……」
フェイトの着替えだけなくなっていた
フェイト「皆知らない…?」
はやて「私は知らんで~」
なのは「私も~」
すずか「私も~」
アリサ「私も~」
フェイト「……」
フェイトは一人で探していると体育館の裏にあった
366 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/19(木) 14:29:47.08 ID:JcUvaonlO
四時間目が終わり教室に戻ってくるとまたフェイトの机に手紙が入っていた
フェイト「また手紙……」
はやて「フェイトちゃん今度は違う人からラブレターか~?」
なのは「フェイトちゃんモテモテすぎなの」
すずか「フェイトちゃん可愛いから」
アリサ「何て何て?」
フェイト「…どうせまた……」
フェイトはそう言いながらも開けてみると
昼休憩に屋上に一人で来てくれますか?
昼食後で大丈夫です
実は昔から言いたいことがあったんです
368 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/19(木) 14:31:24.81 ID:JcUvaonlO
フェイト「……!!」
アリサ「本当にラブレターじゃん!」
なのは「これはきっと愛の告白なの」
はやて「相手は誰なんやろうな~?」
すずか「羨ましい」
フェイト「昼食後で大丈夫って書いてるから…なのは…」
なのは「アリサちゃん一緒に食べよ~」
アリサ「オッケー」
フェイト「あの…」
なのは「すずかちゃんはやてちゃんも~」
すずか「うん」
はやて「もちろんや」
フェイト「……」
なのはとアリサとすずかとはやては席をくっつけて一緒に食べて、フェイトは一人で食べていた
フェイト「…食べ終わったしいってみるかな。一体誰なんだろう…」
フェイトは屋上にいったが誰もいなかった
フェイト「少し早かったのかな…」
フェイトは十分ぐらい待ったが誰もこなかった
フェイト「まだかな…」
昼休憩が終わるまで待ったが結局誰もこなかった
389 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/19(木) 16:02:04.89 ID:JcUvaonlO
放課後
フェイト「今日は…いや、今日もかな……」
なのは「アリサちゃんすずかちゃんはやてちゃん一緒に帰ろう!」
すずか「うん」
アリサ「もちろん」
はやて「帰ろ帰ろう」
フェイト「なのは…」
なのは「今日は楽しかったよね~」
フェイト「なの…なのは!!」
なのは「そんな大きな声で言わなくても聞こえてるけど何フェイトちゃん?」
フェイト「えと…今日あったことだけど…」
なのは「今日あったことって何?」
フェイト「だから…手紙とか…体育の授業の時のこととか……」
なのは「手紙ってフェイトちゃんはラブレターもらったことを自慢したいの?」
アリサ「自分がモテモテだから有頂天になってるんじゃない?」
はやて「フェイトちゃんて性格悪いな~」
フェイト「そ、そういうことじゃなくて…その…何か知らないかなって…」
なのは「何で私にそんなこと聞くの?」
すずか「もしかして私達疑われてる?」
アリサ「私達が何でフェイトにラブレターをあげなきゃいけないのよ!!」
はやて「意味がわからんな」
フェイト「いや、何も知らないんならいいんだけど……」
フェイトはその時に昨日のクロノの言っていたことを思い出した
390 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/19(木) 16:04:28.83 ID:JcUvaonlO
フェイト「あと…!」
なのは「まだ何かあるの?」
フェイト「ユーノってどうしてる…?」
なのは「ユーノ君?さぁ、今家にいるんじゃないかな?朝出る時はいなかったけど」
フェイト「朝いなかった…どこにいってたの?」
なのは「知らないよ!無限書庫にでも行ってたんじゃないの!?てか何でユーノ君のことを話してくるの?」
フェイト「いや、ちょっとユーノのことを聞いてみただけで何でもないの…」
なのは「何でもないなら最初から聞いてこないでくれるかな?」
フェイト「ごめん…」
アリサ「もういいから帰ろなのは」
すずか「あまり長くいる必要はないんだし」
はやて「そやそや、はよ帰ろ」
なのは達は帰っていった
フェイト「ユーノ…まさかね……」
395 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/19(木) 17:11:00.25 ID:JcUvaonlO
フェイトが校門から出るとフェレット状態のユーノが立っていた
ユーノ「フェイト!」
フェイト「ユーノ?どうしてここに…しかもフェレット状態で」
ユーノ「フェイトが心配で来たんだよ。フェレット状態なのは小さくて隠れやすいから。なのはに見つからないようにね…」
フェイト「そうなんだ…ありがとう」
ユーノはフェレット状態から人間の姿に戻った
ユーノ「でもなのは達とは一緒に帰ってないんだね…僕はフェイトから話を聞くまではてっきり仲良く一緒に帰ってるもんだと思ってたけど…」
フェイト「そうなんだ…。皆先に帰っちゃっててね…」
ユーノ「今日も何かあったの…?」
フェイト「まぁ…ちょっとね…」
ユーノ「出来れば話してくれる…?嫌なら話さなくてもいいけど」
フェイト「うん…話すよ」
フェイトは今日あったことをユーノに話した
396 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/19(木) 17:12:40.60 ID:JcUvaonlO
ユーノ「そんなことが…」
フェイト「まぁ…」
ユーノ「フェイト…大丈夫?」
フェイト「う…うん、私は平気…だから…」
ユーノ「本当に…?僕に出来ることは少ないかもしれないけどもしきつかったら言ってね?」
フェイト「ううん…ありがとう」
ユーノ「じゃあ一緒に帰ろう?途中まで送るよ。」
フェイト「うん」
ユーノとフェイトは一緒に帰った
ユーノ「でも今回もまたイタズラが酷いな…」
フェイト「あ、ユーノ?」
ユーノ「ん?」
フェイト「今日って朝何をしていたの?」
ユーノ「朝?朝はハラオウン家に行ってたよ」
フェイト(あれ…?なのはは無限書庫っていってたけど…)
403 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/19(木) 17:45:55.92 ID:JcUvaonlO
だんだん謎になってきたorz
すまないがちょい失礼します
もしこのスレが生き残ってたらまた六時間後にでも…
424 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/19(木) 22:08:30.63 ID:92i49ulfO
>>396の続きから
フェイト「あれ……そういえばユーノ」
ユーノ「なんだい?」
フェイト「ユーノのその腕……」
ユーノ「あっ、こ、これは……」
フェイト「包帯巻いてるけど、ケガでもしたの?」
ユーノ「う、うん。昨日帰った後ちょっと転んじゃってね……あはは」
フェイト「あ。足の方にもあざがあるよ……」
ユーノ「うっ……」
フェイト「……ユーノ。本当に転んだだけなの……?」
428 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/19(木) 22:36:20.31 ID:92i49ulfO
ユーノ「と、とにかく、僕の方は大丈夫だから心配ないよ。 今はフェイトは僕なんかより自分の心配をしなくちゃ」
フェイト「そ、そうだけど……」
ユーノ「フェイト、君は今誰よりも辛い状況にいると思うよ」
フェイト「……」
ユーノ「でも気を落とさないで。今日帰ったら、直接なのはと話し合ってみるから」
フェイト「え?」
ユーノ「話を聞くようじゃ、なのはを中心にしてみんながそういう意地悪をしてるみたいだし。
なのはさえ説得すれば多少はそういうことも和らぐんじゃないかな」
フェイト「ユーノ……」
ユーノ「今の僕にはそんなことしかできないけど」
フェイト「ううん。今の私はそれだけしてくれるだけでも、とても嬉しい。
ユーノ、本当にありがとう……」
430 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/19(木) 22:50:53.71 ID:92i49ulfO
ユーノ「話し合いがどうなったかは明日会ったときにでも教えるから」
フェイト「うん」
ユーノ「それじゃフェイト、また明日」
フェイト「ばいばい、ユーノ。また明日」
フェイト「……」
フェイト(ユーノのあのケガ……どうしたんだろう……)
ハラオウン邸
フェイト「……」
フェイト「……ただいま」
リンディ「あら。帰ってきちゃったのね」
フェイト「え、あ……ただいま、母さん」
リンディ「気安く母さんなんて呼ばないでよ」
フェイト「う。ごめんな……さい」
434 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/19(木) 23:03:00.13 ID:92i49ulfO
エイミィ「提督~」
リンディ「もう、あなたはそんな呼び方しなくていいのよ。
なんたって私は未来のあなたのお母さんなんだからっ!」
エイミィ「えへへ、それじゃお母さん///」
リンディ「なあに?」
フェイト「……」
エイミィ「フェイトちゃんなんか放っておいて早く行きましょうよー」
リンディ「そうね」
フェイト「え。二人ともどこへ……」
リンディ「お買い物だよ~。もちろんクロノくんも一緒にね。
あ、言っとくけどフェイトちゃんは連れて行かないから」
フェイト「そんな……」
436 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/19(木) 23:17:43.60 ID:92i49ulfO
エイミィ「だってそもそも、フェイトちゃんてハラオウン家の人じゃないじゃん」
フェイト「……っ!」
エイミィ「ただの居候みたいなものでしょ?」
リンディ「そうよ。少しは身分をわきまえなさい」
フェイト「そんな……そんなんじゃ……うっうぅ」
クロノ「そこまでだ二人とも」
フェイト「ぁ……お兄ちゃん……」
エイミィ「お、クロノくん。お出かけの準備終わったんだ」
クロノ「二人してなんだ。よくもそんな酷いことがいえたもんだ。
母さんも大人気ないよ」
438 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/19(木) 23:29:18.04 ID:92i49ulfO
リンディ「まぁいいじゃない。それより早く出かけましょう」
エイミィ「うんうん」
フェイト「……」
クロノ「待って。フェイトも一緒に連れて行かないつもりか?」
エイミィ「そうだよー。だってこんな暗い子連れてったってシラけるだけじゃん」
クロノ「……。なら僕も遠慮する」
フェイト「え?」
エイミィ「えぇー、どうしてさぁ~!?」
リンディ「何ワガママ言ってるの。これもフェイトの仕業ね」
クロノ「違う。いいから二人だけで行ってくるといい。ほらほら!」
バタン
441 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/19(木) 23:46:26.41 ID:92i49ulfO
フェイト「あの……お兄ちゃん……」
クロノ「どうした」
フェイト「本当はお兄ちゃんもお買い物に行きたかったんじゃ……」
クロノ「フェイト!」
フェイト「っ!」ビクッ
クロノ「これは僕の意志で決めたことなんだ。そういうことは言うもんじゃない」
フェイト「ご、ごめんなさい……私」
クロノ「……。今晩は久しぶりにフェイトと二人だけのことだし、
なんだその。たまには君の手料理が食べてみたいんだが……」
フェイト「お兄ちゃん……」
クロノ「頼めるか?」
フェイト「うんっ。すぐに作るね」
443 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/20(金) 00:14:14.63 ID:6du8SORaO
フェイト「お、お待たせ。できたよ、お兄ちゃん」
クロノ「お、そうか。じゃあ早速だかいただいていいか?」
フェイト「うん。うまくできてるかはわからないけど……」
クロノ「それじゃ、いただきます。もぐもぐ」
フェイト「どう……かな?」
クロノ「うんっ。普通においしいな」
フェイト「ほんと……!?」
クロノ「ああ。フェイトは料理の才能もあるようだな」
フェイト「そんな///」
クロノ「やっぱりフェイトは本当に立派な妹だ」
フェイト「ぁ……」
クロノ「ん。どうしたんだ?」
フェイト「う、ううん。なんでも……」
444 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/20(金) 00:23:47.23 ID:6du8SORaO
フェイト「食器は片づけておいたから、私はもう部屋に戻るね……」
クロノ「ああ。ご苦労様。おやすみフェイト」
フェイト「うん……おやすみ」
バタン
フェイト「……」
フェイト「やっぱりエイミィのいうとおりお兄ちゃんにとって私は妹でしか……」
フェイト「……」
フェイト「そうだよね。当然だよね……何言ってるんだろ、私……」
フェイト「明日も学校だしもう寝ないと」
・
・
・
・
・
・
448 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/20(金) 00:56:44.54 ID:6du8SORaO
・
・
・
フェイト「ZZZ……」
ドスッ ドスッ
フェイト「……ん」
ドスッ ドスッ
フェイト「音がする……何の音だろう……。こんな時間に」
ドスッ ドスッ ドコッ
フェイト「丁度なのはの家の方から聞こえる……」
449 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/20(金) 00:58:29.51 ID:Mz7KzSL4O
大丈夫…それでもユーノくんなら…ユーノくんならやってくれる…
450 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/20(金) 01:07:31.01 ID:Mz7KzSL4O
まさか…いやセックスにしては激し過ぎる…
453 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/20(金) 01:12:27.41 ID:6du8SORaO
高町家
フェイト「こんな夜中に勝手に庭に入って来ちゃったけど……」
フェイト「やっぱりよくないよね……帰ろ」
ドスッ
「うぐぅ!」
フェイト「!?」
フェイト(誰かのうめき声……? まさか……)
フェイトは庭の音のする方向へ引き返し
恐る恐る草陰から覗き込んだ
フェイト「!」
なのは「……」
ユーノ「うっ、うぐぅ……」
フェイト(あ、あれはなのはとユーノ……!?)
512 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/20(金) 09:48:19.14 ID:PZMFW0nmO
保守ってばっかってのもあれなので>>453の続きを勝手に妄想してみた
もし>>453が帰ってきたらすぐに変わります
アリサ「ユーノ弱~い!」
すずか「ユーノ君男の子でしょ~」
はやて「そうやそうや」
フェイト(アリサにすずか、はやてもいる…?)
ユーノ「僕は男の子だけどこれはちょっと……」
なのは「何を言ってるの?まだまだこれからなの!!」
すずか「そうだよ~」
アリサ「皆総攻撃~!!」
はやて「リンチやリンチ~!」
ユーノ「ちょ、ま…うわぁあああ!?」
フェイト「ユーノ…!い…一体何をやっているの……?」
フェイトはガクブルしていた…
フェイト「こ…怖いよ……私も見つかったら……」
フェイトは家に戻って部屋に戻った
フェイト「ユーノ…何も出来なくてごめん……」
フェイトはそう言ってベッドに入ったがなかなか眠れなかった
514 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/20(金) 10:26:40.03 ID:Mz7KzSL4O
なのは「あー!ユーノくんのおちんちん大きくなってるよ」
はやて「殴られて興奮するなんて変態さんやねぇ~」
517 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/20(金) 10:45:16.44 ID:Mz7KzSL4O
アリサ「そうね…オナニー見せてよ」
ユーノ「えっ…そんなの無理だよ」
はやて「断ったらフェイトちゃんがどうなるかわかってるよね?」
ユーノ「くそっ……酷いよ……うっ」ドピュッドピュッ
(フェイト…何もできなくてごめん)
アリサ「うわ~こんなにいっぱい出るんだ」
なのは「ちょっとユーノくん!足にかかったじゃない
舐めて綺麗にしてよね」
521 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/20(金) 11:05:43.09 ID:PZMFW0nmO
次の日の朝
クロノ「おはようフェイト」
フェイト「おはよう…お兄ちゃん…」
クロノ「どうしたフェイト?顔色が悪いぞ?」
フェイト「そうかな…?私は大丈夫だよ…」
クロノ「もし体調が悪かったら無理して学校に行かなくてもいいんだぞ?」
フェイト「これぐらい大丈夫だから…」
フェイトは昨日ずっと眠れなくて徹夜していた
クロノ「しっかり朝食とらないとな」
フェイト「うん…」
二人は朝食を食べにいった
クロノ「おはよう!エイミィ、母さん、アルフ」
エイミィ「おはよう!クロノ君」
リンディ「おはようクロノ」
アルフ「おはよう!クロノ」
フェイト「おはよう!エイミィ、母さん、アルフ」
エイミィ「……」
リンディ「……」
アルフ「…あ、おはようフェイト」
フェイト「……」
クロノ「気にするなフェイト」
フェイト「お兄ちゃん…」
二人が席に着こうとした時朝食が四人分しかなくフェイトの席にはなかった
522 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/20(金) 11:07:21.22 ID:PZMFW0nmO
クロノ「これはどういうことだ…?」
エイミィ「何が?」
クロノ「一人分足りないじゃないか」
エイミィ「え?四人分であってるじゃん。もう一人分おかわりしたいの?」
クロノ「そうじゃなくてフェイトのがないって言っているんだよ」
エイミィ「え?フェイトちゃん朝食食べるの?」
クロノ「食べるに決まってるだろ!」
フェイト「いいよ…クロノ…今食欲ないし……」
エイミィ「ほら、いらないって言ってるじゃない」
クロノ「ダメに決まってるだろ!!…僕は今日は朝食いらないからフェイトは僕の分を食べて」
フェイト「え、でも…」
エイミィ「ダメだよクロノ君!朝食食べないと元気が出ないよ!!」
クロノ「僕は十分元気だからいいよ。それよりフェイトの方が食べた方がいいから。」
エイミィ「じゃあ今からすぐクロノ君にとっっっても美味しいものを作るから待ってて…」
クロノ「だから僕はいらないって…今は食べたい気分じゃないんだ」
そういってクロノは自分の部屋に戻っていった。
エイミィが舌打ちしてこっちを見てきた。
フェイト「……」
朝食後フェイトは用意して学校にいく準備をしていた
フェイト「それじゃあ行ってきます!」
クロノ「行ってらっしゃいフェイト!」
エイミィ「……」
リンディ「……」
アルフ「…あ、いってらしっしゃいフェイト…」
523 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/20(金) 11:09:02.69 ID:TgsMGBC5O
今北
火曜日のスレがなんでまだ残ってんだよw
524 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/20(金) 11:09:44.32 ID:PZMFW0nmO
今見ましたが他の人が続き書いてくれているようなので見てますね
525 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/20(金) 11:17:13.79 ID:8LMRSaCcO
>>523
一週間を越えるスレもあるけどな
526 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/20(金) 12:04:08.31 ID:DZk+WmhV0
保守
527 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/20(金) 12:21:49.10 ID:ziwKF46VO
>>524
あのオナニーのやつ本気で書いてる訳じゃねーだろwwwwww
続き頼むよ
533 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/20(金) 14:43:03.63 ID:PZMFW0nmO
>>527
いや、もうちょっとなのは達のドSっぷりを見てみたいなと…w
フェイトはいつも待ち合わせてるところに行って待っていた。
しかし誰もこなかったので一人で登校した。
学校に着くと四人とも既にいた
フェイト「…おはよう皆…」
アリサ「昨日はすっごく楽しかったよね~!」
すずか「うんうん、楽しかった!」
はやて「超楽しかったな!」
なのは「また皆でやろうね~!」
フェイト「昨日って…まさか……」
フェイトはユーノのことを思い出した
535 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/20(金) 14:58:19.31 ID:PZMFW0nmO
なのは「何フェイトちゃん?」
フェイト「いや何でも……」
フェイト(ユーノ…大丈夫かな…?)
昨日のことを考えてると震えが止まらなかった
自分もいつあんな風にされるのかわからなくて…
フェイト「でも学校にいる間は…大丈夫だよね……?」
536 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/20(金) 15:11:12.34 ID:PZMFW0nmO
一時間目が終わり二時間目も終わった
フェイト「さて次の授業次の授業…」
フェイトは寝てないせいか少しフラフラしていた
一時間目も二時間目も授業中ずっとうとうとしていた
三時間目の授業中
「じゃあここはフェイトさんお願いします」
フェイト「……」
「フェイトさん?」
フェイト「…ぁ…はい!」
「居眠りしたらダメよ」
フェイト「すみません…」
なのは「居眠りとは凄い余裕なの」
すずか「フェイトちゃんは賢いからねー」
アリサ「正直授業なんて聞かなくても出来そうだしねー」
はやて「羨ましいわー」
フェイト「えと…ここは…」
(いつもは起きてしっかり聞いてる子がどうしたのかしら…)
537 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/20(金) 15:18:45.59 ID:ziwKF46VO
支援
538 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/20(金) 15:22:50.73 ID:PZMFW0nmO
四時間目は体育の授業だった
「おいフェイト、なんかフラフラしているが大丈夫か?」
フェイト「大丈夫です…私は平気…ですから……」
「そうか…」
フェイトはそのまま授業受けていたが
授業中ずっとフラフラしているフェイトを見て先生は止めた
「フェイト、お前はずっとフラフラしてるからちょっと保健室に行ってこい」
フェイト「保健室…?そんな…大j…」
「大丈夫そうに見えないから言ってるんだが」
フェイト「はい…すみません」
「なのは、お前もフェイトと一緒に保健室まで行ってやれ」
なのは「私ですか!?」
「俺はなのはと言ったんだが」
フェイト「先生、大丈夫です。私は一人でいけますから…」
「本当に大丈夫なのか…?」
フェイト「はい、保健室までなら全然…」
といってフェイトは保健室に向かった
539 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/20(金) 15:42:56.81 ID:PZMFW0nmO
「どうしたのフェイトさん?」
「体育の先生にずっとフラフラしてるから保健室に行ってくるように言われまして…」
「確かにフラフラしてるけど何かあったの?」
「ただの寝不足です。というか昨日は徹夜してまして…」
「あら、徹夜しなきゃいけないようなことがあったの?」
「いえ、何もないですが昨日はなかなか眠れなくてそのまま起きていました…」
「ちゃんと寝なきゃダメよ」
「はい…すみません…」
「とりあえず横になって…」
フェイトは保健室のベッドに入り休んでいた
キーンコーンカーンコーン
四時間目が終わった
フェイト「四時間目終わったんだ…」
なのは「フェイトちゃん」
フェイト「なのは!?それにアリサ、すずか、はやても…」
アリサ「体育の先生になのはがフェイトの様子を見に行くように言われてさ」
すずか「私達はなのはちゃんについてきただけだけど」
はやて「そうや」
フェイト「そうなんだ……ってあれ?」
フェイトは今気づいたが保健室の先生がいなくなっていた。
フェイト「これってまさか……」
540 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/20(金) 16:13:44.70 ID:PZMFW0nmO
保健室になのは、アリサ、すずか、はやてとフェイトだけしかいない状況を見て昨日自分が見たのを思い出した
なのは「どうかしたのフェイトちゃん?」
フェイト「え!?い、いや…何も……」
なのはに声をかけられた時ビクッとした
それから体がガクブルしているフェイト
何か周りがニヤニヤ笑っているように見えた
548 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/20(金) 19:44:52.94 ID:PZMFW0nmO
アリサ「体が震えてるよ?」
すずか「何故?」
フェイト「何でもないから気にしないで…」
はやて「何でもないってもしかして仮病か?」
フェイト「そういうことじゃないけど…」
なのはが近づいてきた。
フェイト「ヒッ……」
なのは「何なの一体?」
アリサ「フェイト酷くない?なのはが近づいただけで怖がってヒッとかいって?」
すずか「なのはちゃん可哀想」
フェイト「ご…ごめん!私は大丈夫だから……先に帰ってていいよ…」
はやて「なら帰ろっか」
フェイト「皆心配かけてごめんね…」
なのは「私は先生に言われてきただけだから」
アリサ「私達もなのはについてきただけだし」
そう言ってなのは達は帰っていった
569 774秒で支度しな! [sage] 2009/11/20(金) 23:04:49.20 ID:PZMFW0nmO
早速落ちてたorz
>>566
GJ
「あら、起きてたのフェイトさん?」
フェイト「はい、今までどこにいってたんですか?」
「ちょっと呼ばれてね。フェイトさんは眠ってたから邪魔したらいけないから声はかけなかったのよ、ごめんね」
フェイト「いえいえそんな…」
「ところで体調の方はどう?」
フェイト「えと…もう少しだけ休んでいってもいいですか?」
「それは構わないけどお腹空いてない?一旦教室に戻って食べてからくればいいんじゃない?」
フェイト「わかりました、すみません」
そういってフェイトはクラスの方に戻った
576 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/21(土) 00:38:25.30 ID:iZYFfl8xO
クラスの方に入ったら皆昼食をとっていた
なのは達も皆席をくっつけて食べていた
フェイトの席は他の皆が仲のいいもの同士くっつけてるなかポツンと一つだけあった
フェイト「あ…あの」
アリサ「でさ~」
フェイト「わ、私も…」
すずか「へぇ~」
フェイト「その…一緒に……」
はやて「そうなんや~」
フェイト「……」
フェイトの言ってることを誰も聞いてなかった
579 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/21(土) 00:51:42.38 ID:iZYFfl8xO
フェイト「な…なのは!」
なのは「あれ?戻ってきてたの?」
アリサ「本当だ~」
すずか「いつの間に」
フェイト「あ、うん…」
はやて「戻ってくるのが凄く早いな~やっぱり仮病やったんか?」
フェイト「ち、違うよ…!昼食とったらまた戻るの…」
なのは「そうなの」
フェイト「うん…まだ…」
はやて「そうなんや」
フェイト「……」
アリサ「で、何?」
フェイト「えと…皆と…」
すずか「昼食とってすぐに保健室に戻るんなら早めに食べた方がいいんじゃないかな?」
フェイト「え…」
なのは「そうだね。昼休憩はそんなに長くないし」
フェイト「そうだね…」
フェイトは自分の席に戻り一人で昼食をとった
その後保健室に戻りベッドで昼休憩が終わるまで休んでいた
580 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/21(土) 01:02:40.33 ID:iZYFfl8xO
授業は全部終わり放課後
なのは達は既に帰っていてフェイトは一人で帰っていた
フェイト「今日は流石にユーノはいないよね…」
ユーノ「フェイト!」
フェイト「ユーノ…!?」
ユーノは昨日と同じくフェレットでいて人間になった
フェイト「どうして…」
ユーノ「どうしてって、フェイトが心配だからさ。…もしかして迷惑だった?迷惑だったらごめん」
フェイト「ぜ、全然そんなことないよ!!…嬉しいよ」
582 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/21(土) 01:14:54.15 ID:iZYFfl8xO
ユーノ「今日も一人なんだね…」
フェイト「うん…まぁ」
ユーノ「なんかごめんね…」
フェイト「な、何でユーノが謝るの?」
ユーノ「いや…僕はなのはにいってみたんだけどフェイトはまだ一人だから…あまり力になれてなくてごめん…」
フェイト「そんなことないよ!ユーノは私に…良くしてくれて本当に感謝してるよ!」
ユーノ「そう…?」
フェイト「うん、今日だって私を待っててくれてたし…本当にありがとう。」
584 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/21(土) 01:39:29.65 ID:iZYFfl8xO
フェイト「それよりユーノは大丈夫なの…?」
ユーノ「何が?」
フェイト「昨日ね…夜寝る時になのはの家の方から凄い音が聞こえたからね…」
ユーノ「え…?」
フェイト「眠れなかったからちょっと気になってなのはの家の庭までいってみたんだ…そしたらなのはとユーノだけじゃなくてアリサやすずかやはやてもいて…」
ユーノ「ああ、あの時か」
フェイト「あの時?」
ユーノ「うん、アリサ達が来ていたのはお泊まり会だったらしいんだ」
フェイト「そうなんだ…」
ユーノ「フェイトがいなくておかしいなと思ってたんだけど…やっぱりその話はされてなかったのかな…?」
フェイト「うん…今初めて聞いた…」
ユーノ「そう…フェイトに念話で教えて来てもらおうかなと思ってたけどなのは達と一緒にいたら気まずいんじゃないかなと思って伝えてなかったんだ」
フェイト「そうなんだ…」ユーノ「ごめんね…」
フェイト「ううん、謝らないで…気をつかってくれてありがとう」
586 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/21(土) 02:04:01.95 ID:iZYFfl8xO
ユーノ「それで多分凄い音ってのは枕投げのことかな?」
フェイト「枕投げ?」
ユーノ「音が聞こえたってのも多分フェイトの部屋が高町家に近かったからだと思う」
フェイト「そっか…でもユーノの苦しそうな声が聞こえたよ…?」
ユーノ「き、聞こえてたのか…。実は寝る前にやろうって言われてやるのは良かったんだけどチーム分けでなのは、アリサ、すずか、はやて対僕になったんだよ…」
フェイト「何で…?」
ユーノ「僕が男の子だからって…それでやっていたんだけど皆手加減してくれたらいいんだけど容赦ないんだよ…」
フェイト「どうだったの…?」
ユーノ「いくら僕が回避が得意だっていっても四人の長々と続く攻撃は流石によけられないよ…というか投げ返す暇もなかったしね。特にすずかのはパワーもコントロールもあるし何より変化球やってくるからね。横に避けても枕が追ってくるし…」
フェイト「すずか…凄いんだね…」
ユーノ「途中まではなんとか避けてたけど最後の方は当たりまくって倒れたりしてバテてたよ」
フェイト「それでアリサが弱いっていってたんだね…」
ユーノ「うん、その後も四人同時に動いてずっと攻撃し続けてきてなんとか耐え抜いたけど次の日の朝はぐったりして寝てたよ」
フェイト「ユーノモテモテだね…」
ユーノ「勘弁してよ…」
587 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/21(土) 02:36:09.40 ID:iZYFfl8xO
フェイト「あとさ…」
ユーノ「ん?」
フェイト「なのはに私のことを話した時はどうだったの?」
ユーノ「ああ、えっとなのはと部屋で二人きりになった時だけどね…」
589 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/21(土) 02:44:06.35 ID:iZYFfl8xO
ユーノ「なのは」
なのは「何ユーノ君?」
ユーノ「最近フェイトとはどう?」
なのは「!!!…別に何も……」
ユーノ「そう…?前に家に帰ってきた時は一緒にいなかったからさ」
なのは「あの時はフェイトちゃんが学校で掃除をやっていくっていってたから…」
ユーノ「そっか…」
なのは「どうしてそんなこと聞くの?」
ユーノ「え?…えとなのはとフェイトはいつも仲良く登校したり下校したりしてたからさ」
なのは「もしかしてフェイトちゃんのことが好きなの?」
ユーノ「!!!」
なのははむぅ~っとした顔でユーノを見た
ユーノ「ちっ…好きとかそういうことじゃなくてフェイトは友達だろ。なのはもさ…」
なのは「……」
ユーノ「それで珍しく一緒じゃなかったから少し気になっただけで…」
なのは「…ユーノ君には関係ないの」
なのはは部屋から出ていった
590 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/21(土) 02:46:18.63 ID:iZYFfl8xO
ユーノ「こんな感じさ。下手に言うとフェイトに今以上にきつく当たられるかもと思って強くは何も言わなかったけど…」
フェイト「そうなんだ…」
ユーノ「僕がもっとちゃんと説得するべきだったんだけどごめんね…」
フェイト「ううん…ありがとう」
ユーノ「あとさ…いつからこうなったの?何か心当たりがある?」
フェイト「いつからかは覚えてないけど気づいた時には……心当たり…何も思い付かないけど私に原因があるのは間違いないと思う…」
ユーノ「そっか…僕にはわからないけど…」
593 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/21(土) 03:26:12.39 ID:iZYFfl8xO
ユーノ「あとまだ聞いてなかったけど今日学校はどうだった…?」
フェイト「今日?今日はね…」
フェイトはユーノに今日のことを話した
ユーノ「登校と下校の時に皆何もフェイトに言わなかったのか…」
フェイト「うん…」
ユーノ「てか保健室に行ったって大丈夫なのフェイト!?」
フェイト「大丈夫だよ…少し寝れたしね…家に帰ったらもうちょっと寝る予定だし」
ユーノ「でも徹夜って…。ごめん…多分僕らのせいだよね…?」
フェイト「ううん…夜中になる前には終わってたのは知ってるし…ただ私が……」
ユーノ「私が…?」
フェイト「その、枕投げだって知らなかったからユーノが皆に……酷いことをされているのかなって…」
ユーノ「!!!」
フェイト「それでユーノにこんなに良くしてもらってるのに私は何も出来なくて…もしかしたら自分も近いうちにそういう目にあわされるのかなって…」
ユーノ「そうだったのか…僕がちゃんと伝えてたら徹夜することもなかったのに…」
フェイト「ううん、私が勝手に勘違いしてただけだから…」
ユーノ「ごめん…」
フェイト「気にしないで」
フェイト(そう…自分が勘違いしてただけで今日だって……ってあれ?)
594 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/21(土) 03:56:18.63 ID:iZYFfl8xO
ユーノ「どうかしたの?」
フェイト「少しだけ考え事…」
フェイト(今日は私酷いことにはあってない…?自分のものが無くなることもなかったし…イタズラもされてなかったし…)
ユーノ「???」
フェイト(確かになのは達の言い方はきつかったし声かけても反応しなかったりもしたけどはっきりいったら反応してくれたし…それに今日も先生に言われたとしても無視すること出来たのに保健室に来てくれたし…)
ユーノ「……」
フェイト(むしろ私の方が勘違いしててなのはが近づいてきた時にヒッ…とかいって酷いことしてるじゃない…。でも私が酷いことにあってないのはもしかしてユーノがなのはに言ったから…?)
ユーノ「大丈夫…?」
フェイト「え?あ…大丈夫だよ」
ユーノ「ならいいけど…」フェイト「うん…」
ユーノ「でも僕は良かったよ」
フェイト「え?」
ユーノ「フェイトが少しずつ元気になっていってくれて…最初に会った頃に比べたら」
フェイト「ユーノのおかげだよ。最初の時もユーノが私をちゃんとキャッチしてくれてなかったら今頃…だし。」
ユーノ「あの時は偶然通りかかったところにまさかフェイトが落ちてくるとは思わなかったからね…」
フェイト「今でも私が一人だったらこうやって一緒に帰ってくれるし…周りがきつく当たってきても優しくしてくれるし…」
ユーノ「まぁ…」
フェイト「だから本当にありがとうユーノ」
ユーノ「気にしないで…友達だろ?」
595 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/21(土) 04:08:46.25 ID:iZYFfl8xO
ユーノ「そろそろだね」
フェイト「うん」
ユーノ「じゃあここら辺で」
フェイト「うん、じゃあね」
ユーノ「じゃあね、今日は無理せずにゆっくり休むんだよ!」
フェイト「うん!」
ユーノとフェイトは別れた
フェイト「ただいまー!!」クロノ「おかえり!」
クロノは反応してくれたが他の人の反応はなかった
クロノ「何か眠たそうだな…大丈夫か?」
フェイト「うん…少し自分の部屋で横になってるね」
といってフェイトは自分の部屋にいった
フェイト「…あれ?私のベッドがない…」
596 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/21(土) 04:36:43.59 ID:iZYFfl8xO
全て部屋を回ったがどこにもなかった
フェイト「アルフ!」
アルフ「げっ……じゃなくて帰ってたんだフェイト…おかえり」
フェイト「私のベッド知らない?」
アルフ「私は知らないよ?」
フェイト「そう…」
フェイトはエイミィとリンディに聞いた
フェイト「エイミィや母さんは知らない?」
エイミィ「そんなの知るわけないじゃない!」
リンディ「何で私達にそんなこと聞くの?まさか私達を疑っているの?」
フェイト「そういうことじゃ…」
エイミィ「ひっどい!何で私達がそんなことをしなければならないのよ」
リンディ「フェイトはそういう子だってことは前から知ってたんだけどね」
フェイト「……」
クロノ「どうした、何があった?」
クロノがきた
598 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/21(土) 04:39:58.92 ID:iZYFfl8xO
フェイト「お兄ちゃん…私の部屋のベッドがなくなってたの…」
クロノ「何!?」
エイミィ「それでなかったからって私達がやったっていうんだよクロノ君!フェイトちゃんは最低だよね!!」
フェイト「……」
クロノ「まぁいいからフェイトは僕の部屋に来てくれ」
クロノはフェイトを自分の部屋に連れていった
フェイト「お兄ちゃんはそんなことしないよね…」
クロノ「僕は他の人の部屋にはドアノックして許可がなかったら入らないから…」
フェイト「そうだよね…お兄ちゃんがやるわけないよね…」
クロノ「確かにベッドが急に消えるのもおかしいし家の中の人間って可能性は高いがとりあえず今は落ち着こう」
フェイト「…うん」
クロノ「代わりに僕のベッドで寝ていいからさ」
フェイト「お兄ちゃんのベッドで…!?」
クロノ「…嫌だったか?」
フェイト「ううん、ありがとうお兄ちゃん!」
620 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/21(土) 15:17:49.01 ID:AnVOOMKXO
なのは「女の子に男の子の大事なおちんちんを踏まれる気分はどう?くやしい?」
グリグリ
ユーノ「うっ…つっ…」
ドピュッドピュッ
なのは「えっもしかして射精しちゃったの?小学生のつるつるのまんこ見ながら逝くなんて
ユーノくんって最低のロリコンだね」
ユーノ「…なのは…どうしてこんなことを…うっ…うっ…」
なのは「なんでそんな嫌な顔するの?私のパンツでコソコソとオナニーしてたのは誰なのかなっ!」
ゲシッ
ユーノ「痛いっ!…違うんだ…あれは何かの間違いだよ……うわっ!」
621 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/21(土) 15:38:56.71 ID:YQ+WM0WDO
何かの間違いで小学生のパンツでオナニーするなよwwwwwwwwww
622 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/21(土) 15:59:47.12 ID:unOtI5yU0
俺「シャマル、今夜は晩御飯どうするの?」
シャマル「一応皆の分は作り置きしておいたけど・・・」
俺「そうなの?俺、今夜はてっきりシャマルがうちに来るのかと思ってチャーハン2人分作っちゃったよ」
シャマル「ほんとに?俺君のチャーハンはかなり美味しいのよね・・・」
シャマル「じゃあ、少しだけ寄って行ってもいい?」
俺「おう、いいよ。」
ーーーーーーーーーー
シャマル「やっぱりいつものように俺君は料理上手いね・・・」
俺「そ、そうかな?」
シャマル「私なんかより断然上手いわ!流石、留学経験がある人は違うのかもね!ほら!このチャーハンもとっても美味しいわよ」
俺「ならよかった、喜んでくれて嬉しいよ。」
シャマル「あの・・・、俺君、あーんして。」
俺「えっ///」
シャマル「たまにはこういうのもいいじゃない・・・ほら、ほら、」
623 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/21(土) 16:00:50.51 ID:iZYFfl8xO
フェイト(お兄ちゃんのベッド…ふかふかだしお兄ちゃんの香りがする…)
クロノ「ゆっくり休んで。ベッドは探しとくから」
フェイト「うん、ありがとうお兄ちゃん」
クロノはそう言って部屋から出ていった
フェイト「ふふっ♪」
フェイトはねっころがって気づいたら夜になっていた。
624 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/21(土) 16:27:00.00 ID:9yEjFVYeO
つーか小学生が小学生のパンツで抜くのくらい許してやれよ
625 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/21(土) 16:34:43.52 ID:iZYFfl8xO
フェイト「ふぁ…もうこんな時間…」
フェイトが下に降りた時にはもう夜食後だった
エイミィ「ごめんね~フェイトちゃんは寝てるって聞いてたから夜食は作ってないんだよ~」
フェイト「そうなんだ…」
626 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/21(土) 16:39:35.30 ID:iZYFfl8xO
八神家絡ませたいがなかなか…orz
ちょっと失礼します、もしこのスレが生き残ってたらまた半日後…
640 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/21(土) 20:58:54.93 ID:iZYFfl8xO
少しだけ空いたので投下します
つっても二十分ちょいですがorz
クロノ「起きてきてたのかフェイト」
クロノが来た
フェイト「うん」
クロノ「お腹すいてないか?
フェイト「まぁちょっと…」
クロノ「じゃあ僕が作ってあげるよ」
フェイト「お兄ちゃんが…!?」
エイミィ「ちょ、クロノ君何で!」
クロノ「フェイトがお腹すいてるからさ、夜食ももう残ってないし」
エイミィ「だからって自分のご飯は自分で作らしたらいいじゃん!!」
クロノ「僕もたまには料理やってないからさ」
エイミィ「っ…!」
エイミィは下打ちしてこっちを見てきた
フェイト「……」
クロノ「少し待っててフェイト」
エイミィはそのまま何処かに行ってしまった
その後フェイトはクロノが料理している後ろ姿を見ていた
641 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/21(土) 21:00:51.31 ID:iZYFfl8xO
クロノ「よし、出来た!」
クロノは出来たのを持ってきてくれた
クロノ「久々に作ったからあまり自信はないけど食べてみて」
フェイト「うん」
フェイトは一口食べてみた
クロノ「どう…?」
フェイト「うん、凄く美味しいよ!」
クロノ「それは良かった」
フェイト「ありがとうお兄ちゃん!」
フェイトは完食した
フェイト「ごちそうさま、お兄ちゃんは本当に何でも出来るんだね!」
クロノ「そうでもないさ、僕に出来ないことはいくらでもあるし…あとフェイト…」
フェイト「何お兄ちゃん?」
クロノ「ベッドだがどこ探してもなかった…急に消えるなんてことは普通に考えて有り得ないんだが…すまない」
フェイト「ううん、お兄ちゃんのせいじゃないし気にしないで…それより探してくれてありがとう」
クロノ「だから今日は僕の部屋のベッドで寝ていいよ」
フェイト「え、でもお兄ちゃんは…」
クロノ「僕は隅っこで寝るから大丈夫だよ」
フェイト「……」
642 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/21(土) 21:03:56.98 ID:iZYFfl8xO
夜遅くになって寝る時
クロノ「じゃあおやすみフェイト」
フェイト「お兄ちゃん…!」
クロノ「ん?」
フェイト「やっぱりダメだよ…このままじゃお兄ちゃんが風邪引いちゃう…」
クロノ「僕は大丈夫だよ」
フェイト「それなら私が隅っこで寝るからお兄ちゃんはベッドで寝て…元々お兄ちゃんのベッドなんだし」
クロノ「ダメだよ、それだとフェイトが…」
フェイト「でも…!」
クロノ「僕は大丈夫だから」
フェイト「…だったら」
クロノ「?」
フェイト「私と一緒に寝よ?」
クロノ「え…」
フェイト「それだったら二人とも風邪引かないし…二人の方が暖かいし」
クロノ「しかし…」
フェイト「ダメ…?」
クロノ「……」
フェイト「私はお兄ちゃんと一緒に…寝たいな」
クロノ「……わかったよ」
フェイトとクロノは一緒にねっころがった
643 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/21(土) 21:05:16.18 ID:Vrf8KHZLO
フェイトちゃん!
644 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/21(土) 21:05:18.00 ID:iZYFfl8xO
クロノ「……」
フェイト「……」
フェイト(何だろう…なんかドキドキしてきた……)
クロノ「……」
フェイト「……」
フェイト(な…何か話さないと……)
フェイト「…えと……あの…」
クロノ「今日の学校はどうだった?」
フェイト「え?あ…ああ、普通だったよ…」
クロノ「そっか…」
フェイト「うん…」
クロノ「……」
フェイト「……」
クロノ「…周りは何か酷いことはしてこなかった?」
フェイト「大丈夫だったよ…」
クロノ「そっか…もし何かあったら一人で耐えないで言ってね?」
フェイト「うん…」
クロノ「……」
フェイト「……」
クロノ「…明日も何もなく楽しかったらいいね」
フェイト「うん…きっと楽しい…と思うよ」
クロノ「……」
フェイト「……お兄…」
クロノ「じゃあそろそろ僕は寝るね…おやすみ」
フェイト「あ…おやすみ…」
二人ともそのまま眠った
645 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/21(土) 21:06:29.09 ID:iZYFfl8xO
フェイト「…ん……あれ…?」
フェイトは先に一度寝ていたため早めに起きてしまった
フェイト「まだ外が暗い…」
クロノ「…zzz」
フェイト「そっか…私お兄ちゃんと一緒に寝てて……」
フェイトはクロノの方に寄ってくっついた
クロノ「むにゃむにゃ…」
フェイト「お兄ちゃん…暖かい…」
クロノ「もう…あまり……くっついて…くるなよ……」
フェイト「ふふっ♪もうお兄ちゃんたら寝言言っt…」
クロノ「…エイミィ……」
フェイト「!!!」
クロノ「…むにゃむにゃ」
フェイト「今エイミィって…」
クロノ「…ん…?」
クロノが目を冷ました
646 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/21(土) 21:06:44.96 ID:GfZtOU1oO
そして始まる禁断の愛
647 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/21(土) 21:08:05.05 ID:iZYFfl8xO
クロノ「フェイト目を冷ましてたのか…?」
フェイト「うん…」
クロノ「まだ外は明るくなって……!?」
クロノはフェイトがべったりくっついていることに気がついた
それで顔を真っ赤にしていた
クロノ「………」
フェイト「お兄ちゃんどうしたの…?」
クロノ「い、いや…何も…」
フェイト「さっき寝言いってたけど…どんな夢見てたの…?」
クロノ「え…?皆で温泉に行ってる夢かな…」
フェイト「そうなんだ…」
クロノ「うん」
フェイト「その中に私はいた…?」
クロノ「もちろん。いないわけがないじゃないか…」
フェイト「そっか…」
クロノ「……」
フェイト「……」
クロノ「…まだもうちょっと寝れるから中途半端に起きずに寝といた方がいいよ。」
フェイト「そうだね…」
クロノ「僕も寝るからさ…」
フェイト「うん、おやすみ…お兄ちゃん」
クロノ「おやすみフェイト」
二人は朝までもう一度寝た
648 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/21(土) 21:09:09.63 ID:iZYFfl8xO
以上
ではまた失礼しますorz
649 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/21(土) 21:22:31.59 ID:9yEjFVYeO
wktk
650 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/21(土) 21:41:34.10 ID:Vrf8KHZLO
ホスタロッサ
651 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/21(土) 21:45:25.24 ID:9yEjFVYeO
すみません今日は失礼させてもらいます
670 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/22(日) 08:31:23.90 ID:3EBD7DfvO
次の日の朝
フェイト「いってきます!」
クロノ「行ってらっしゃい」
返事してくれるのはクロノだけだった
登校してると途中でユーノがいた
フェイト「おはようユーノ!」
ユーノ「おはよフェイト」
フェイト「もしかして私と一緒に登校してくれるの?」
ユーノ「いや、君に話しときたいことがあっただけさ」
フェイト「何…?」
ユーノ「昨日自分の部屋からベッドが消えたでしょ?」
フェイト「なんでそれを…」
ユーノ「今それどこにあるか知ってる?」
フェイト「まさか……」
ユーノ「僕の部屋だよ」
フェイト「!!!」
ユーノ「昨日クロノが僕にプレゼントしてくれたんだ!」
フェイト「なんでお兄ちゃんが…!?」
ユーノ「フェイトにゃいらないものだってよ」
フェイト「!!!」
ユーノ「ちょうど僕もフェレット姿でカゴで寝るよりもベッドの方が気持ちいいからもらったんだよ一応スペースもあったし。ただフェイト臭かったから消臭しまくったがな。まぁ買うよりかはただの方がいいから使ってるが」
フェイト「どうしてそんなことを…」
ユーノ「は?」
フェイト「ユーノは私の味方だって信じてたのに!!」
ユーノ「そりゃ勝手に信じていただけだろ?嘘を嘘だって見抜けないフェイトが悪いんじゃん」
671 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/22(日) 08:33:22.79 ID:3EBD7DfvO
フェイト「な……」
ユーノ「それにいい加減飽きたんだよ」
フェイト「飽きた…?」
ユーノ「そっ、いい人ぶってフェイトに優しくしてやるのがさ。まぁクロノも僕もよく続けた方だよ」
フェイト「お兄ちゃんも…」
ユーノ「つかクロノが何でフェイトにエイミィと出来ちゃったこと言わなかったと思う?」
フェイト「何でって…」
ユーノ「君がウザかったから言わなかったんだよ。言ってもいちいち面倒だからスルーしてたんだ。なんかエイミィがばらしちゃったみたいだけどさ」
フェイト「そんな…」
ユーノ「それでフェイトがヤバそうってクロノが俺にいってきたからちょっとフェイトを監視してたのさ。そしたらフェイトがビル屋上から飛び降りそうだったからさ、見事に下を偶然通りかかったように見せかけてキャッチしてあげたわけ」
フェイト「そんな…じゃあ最初っから私が飛び降りることは…」
ユーノ「知ってたさ。ビル屋上に行って止めるのもよかったけどそれじゃ不自然だし上がるのもめんどかったからさ。落ちてくるのを拾うようにしたけどフェイトが予想以上に重くて転んでいろいろ打ったよ。実はデブなんじゃない?」
672 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/22(日) 08:34:17.62 ID:3EBD7DfvO
フェイト「……」
ユーノ「いやぁその後は演技していい人ぶってフェイトが勝手に騙されてくれて僕もクロノも楽しかったね。ネタばらしはいつ頃にするか考えてたがやっぱ信じきった時にどん底に落とすほどの快感はないと思ってね。実に最高でしたわ」
フェイト「…ユーノもクロノも最初から」
ユーノ「フェイトのことが大嫌いでした!つか気づくのおせーんだよ!ハーハッハッハッハ!!もう一度ビル屋上にいって飛び降りてこいよ!次は華麗にスルーしてやるからさ!!」
フェイト「~~~!!」
フェイトは泣きながらその場を離れビル屋上に向かった
フェイト「人を信じた私がバカだった…もう嫌!!!」
フェイトは屋上から飛び降りた
673 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/22(日) 08:35:49.93 ID:3EBD7DfvO
フェイト「……はっ!?」
クロノ「フェイト目が覚めたか?大分うなされていたが大丈夫か?」
フェイト「近寄らないで!!」
クロノ「!!!」
フェイトはそういってクロノから離れた
フェイト「ハァ…ハァ……はっ?!」
クロノ「…ごめん…」
クロノはそういって部屋から出ていった
フェイト「あれ…私……」
フェイトは今のが夢だったことに気づいた
フェイト「私心配してくれたお兄ちゃんになんてことを……」
フェイトは急いで下にいった
674 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/22(日) 08:37:23.08 ID:3EBD7DfvO
フェイト「お兄ちゃん!!」
クロノ「……」
フェイト「お兄ちゃん…本当にごめんなさい…今のは違うの…!」
クロノ「…近づいてもいいのかな?」
フェイト「うん…」
クロノはこっちを向いてくれた
クロノ「何か嫌な夢でも見たのか?」
フェイト「うん、凄く嫌な夢…」
クロノ「…僕がフェイトに嫌なことをしてたのか?」
フェイト「……うん」
クロノ「そっか…」
フェイト「…でもさっきのは私の勘違いで…」
クロノ「でもそれは夢だ」
フェイト「?」
クロノ「僕はフェイトに嫌なことは絶対しない!」
フェイト「!!!」
クロノ「…自分気づかぬうちに嫌なことをやっているかもしれんが」
フェイト「ううん、全然そんなことないよ!!」
クロノ「そっか、それならいいが」
フェイト「うん!」
クロノ「…まぁなんだ、とりあえず朝食をとろう」
クロノとフェイトは朝食を食べにいった
676 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/22(日) 09:02:33.17 ID:3EBD7DfvO
エイミィ「さっきの聞こえたよ~クロノ君に近寄らないで!!だって~。ひっど~い!」
リンディ「最低ね」
アルフ「フェイト…それは酷いよ」
フェイト「……」
クロノ「さっきのはフェイトが夢と勘違いして言った言葉だ。僕は全然気にしてないから大丈夫。気にせず食べようフェイト」
フェイト「……うん」
677 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/22(日) 09:04:43.45 ID:3EBD7DfvO
すまぬが眠さMAXなんでイッテキマスorz
698 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/22(日) 15:48:40.31 ID:3EBD7DfvO
フェイト(でも今日は待ってくれていたし(?)…やっぱりユーノが言ってくれたおかげで少しずつ変わってるのかな?)
登校途中でヴィータと子犬モードのザフィーラに会った
なのは「おはようヴィータちゃん!」
ヴィータ「おはようなのは!」
アリサ「もしかして散歩中?」
ヴィータ「そうだよ、いつもいろんなとこ通ってるんだ」
すずか「そうなんだ」
ヴィータ「うん、今日はこの道を通ってたんだけどはやても登校するときこの道を通ってたんだね!」
はやて「皆で一緒に登校するからなぁ」
何かヴィータと皆話してるようである
フェイトは少しだけ距離をおいていたから話には参加していなかった
699 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/22(日) 16:07:06.78 ID:ZWK9DcI/O
ほ
700 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/22(日) 16:11:48.77 ID:3EBD7DfvO
フェイト(何を話してるんだろ…ってこっち来た。終わったのかな?)
ヴィータ「じゃ、皆と話しすぎて遅刻したらいけないからバイバイ」
フェイト「あ…おはようヴィータ」
ヴィータ「っ…次からこの道は通らないようにしよう」
フェイト「!!!」
ザフィーラ「ヴィータ!お前何を言って…」
ヴィータ「いこいこ」
フェイト「……」
ザフィーラ「すまないフェイト…気にしないでくれ」
そういって二人とも行ってしまった
701 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/22(日) 16:17:53.00 ID:WJHMiX500
やっぱりザフィーラは漢ですね
702 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/22(日) 16:18:54.89 ID:jjOg1IvcO
まだやってんのかよww
703 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/22(日) 16:50:08.04 ID:Nku1Ub3QO
私怨
704 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/22(日) 16:52:52.74 ID:3EBD7DfvO
学校に到着してクラスに入ろうとすると教室の前に机があった
フェイト「何だろう…」
中に入るといつも自分の机や椅子の置いてる場所に何もなかった
フェイト「まさか…」
フェイトは教室の外にあった机を見たが間違いなく自分のものだった
フェイト「そんな…なんで……」
しかも机には悪口の落書きだらけだった
フェイト「…そういえば椅子は?」
教室の外には無かったので中を見てみるとゴミ箱に突っ込まれていた
705 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/22(日) 17:23:21.30 ID:NVzVonOfO
ホスタロッサ
706 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/22(日) 17:24:28.89 ID:3EBD7DfvO
フェイト「……」
フェイトはとりあえず机を教室の中にいれ、椅子をとってきた
フェイト「どうしてこんなこと…」
フェイトは落書きを全部消して机の中に授業道具を入れようとした
フェイト「いつっ…!!」
フェイトは自分の手を見ると血が流れていた
フェイト「何これ…」
フェイトが机の中を見るとガラスの破片っぽいものが入っていた
フェイト「……」
幸いキズは浅くって少し切っただけだったので先生が教室に来て事情を話して保健室に行った
707 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/22(日) 17:54:07.17 ID:7RS9ECgqO
よくゴミ箱に入ったな
708 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/22(日) 18:04:00.83 ID:3EBD7DfvO
「本当に大丈夫?少し休んでいった方がいいんじゃない?」
フェイト「大丈夫です…それにもうそろそろ授業が始まりますので…ありがとうございました」
フェイトはそういって手当てしてもらった後教室に戻った
フェイト「ふぅ…なんとか間に合った…」
自分の席に戻ると自分のカバンが粉だらけになっていた
恐らく黒板消しで叩かれまくらないとこうにはならない
フェイト「……」
フェイトは粉を払おうと叩くとあることに気づいた
フェイト「中身がスカスカ…?」
フェイトは中を確認すると中身は何もなかった
フェイト「そんな…どこに…」
フェイトは真っ先にゴミ箱を見たがなかった
それであれこれ探していると掃除道具の入ってるとこにあった
フェイト「……」
フェイトはそれを自分の机の上に持っていきカバンの汚れを綺麗に払って中にしまった
709 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/22(日) 18:14:28.07 ID:3EBD7DfvO
>>707
背中かけるとこから突っ込めば一応入る…ことない?
小学校のゴミ箱って小さかったっけ?
てかこれが小学校なのか中学校なのか未だに謎だが…
フェイト「…急にどうしてこんな……」
チラッとなのは達の方を見た
フェイト「まさかやっぱりなのは達が…」
なのは達は相変わらず楽しそうに話していた
フェイト「でも登校する時はなのは達と一緒だったし…」
710 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/22(日) 18:39:36.01 ID:2VIZ0FRrO
wktk
711 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/22(日) 18:48:43.71 ID:3EBD7DfvO
四時間目の別教室での授業が終わり帰ってきた
なのは「やっと昼休憩だね~」
アリサ「今日も一緒に食べよう~」
すずか「そうだね~」
はやて「じゃあ席くっつけようや」
フェイト「……」
なのは達は席をくっつけて食べ始めた
なのは「……」
なのはがチラッとこっちを一瞬だけ見てきたがすぐにプイッとした
フェイト「……私も食べよう」
フェイトはカバンの中に手をいれた
フェイト「あれ…ない……?」
712 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/22(日) 19:09:40.24 ID:NVzVonOfO
加速装置とかついてないの
713 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/22(日) 19:18:48.33 ID:3EBD7DfvO
弁当を探してもどこにもなかった
フェイト「なんで…一度誰かに隠された時はあったのに」
フェイトはなのは達に聞きにいった
フェイト「あ…あの!」
なのは「何?」
フェイト「えと…」
アリサ「皆で仲良く食事中なんだけど何か用?」
フェイト「わ…私の弁当知らない…?」
すずか「知らないよ。何で私たちに聞くの?」
はやて「なんかまた私たちが疑われてるみたいやな」
714 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/22(日) 19:49:01.27 ID:3EBD7DfvO
フェイト「そんなつもりじゃ…」
なのは「何も食べてなかったからてっきりダイエットしてるのかと思ったの」
フェイト「いや、急に消えて…」
アリサ「それで私たちがやったんだと思って聞いてきたんだよね?」
すずか「フェイトちゃん酷いよね」
フェイト「違うの…」
はやて「違うんならそういうこと聞いてこんでくれる?せっかく楽しく食べとるのに」
フェイト「ごめん…」
715 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/22(日) 20:24:00.49 ID:3EBD7DfvO
フェイトはもう一度探したが結局見つからず何も食べなかった
フェイト「…お腹すいてるけど後少しだから…」
そういってフェイトは我慢しながら最後まで授業を受けて終わった
フェイト「ふぅ…やっと終わった」
皆帰り始めた
なのは「じゃあ一緒に帰ろう!」
はやて「そうやな」
すずか「今日は皆で行くんだしね」
アリサ「ねぇ~」
フェイト「……」
フェイト(皆何処かにお出かけするのかな…?)
720 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/22(日) 21:16:52.20 ID:3EBD7DfvO
なのは達はさぁっと帰ってフェイトは一人になった
フェイト「…私も帰るかな」
フェイトはそういってくつをとって下ろしてはこうとした
フェイト「いたっ…!!」
フェイトは尖ったものが刺さったのを感じてすぐに足を話した
くつの中を見てみると大量の画ビョウで埋まっていた
フェイト「なんでこんな…」
そういってフェイトはくつの中の画ビョウをとろうとしたが取れなかった
フェイト「もしかしてくっついてる?」
画ビョウは接着剤でつけたのか取ろうとしても取れなかった
フェイト「そんな…」
仕方ないのでフェイトは靴はかずに帰った
724 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/22(日) 21:59:51.65 ID:3EBD7DfvO
校門前まで行ったがユーノが待っていた
フェイト「ユーノ…」
ユーノ「どうしたのフェイト?元気がないけどまさか今日何かあったの?!」
フェイト「まぁ…でもいいよ…」
ユーノ「え?」
フェイト「いつも私のために学校まで来てくれて待ってくれたりして、さらにユーノに関係ないのに嫌なことも言ったりしてさ…悪いよ」
ユーノ「もしかしてやっぱり待ったりされると迷惑だった…?」
フェイト「全然そんなことないよ!!…凄く嬉しいよ」
ユーノ「だったらこれからももしフェイトが一人だったらここで待って一緒に帰ってもいい?」
フェイト「うん、でも…」
ユーノ「僕は好きでやっていることだから気にしないで」
フェイト「……」
ユーノ「もしフェイトも嫌なことがあったらためとくと身体に悪いし僕に何でもいって。僕でよければいくらでも付き合うからさ」
フェイト「ユーノ…本当にありがとう」
727 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/22(日) 22:25:46.75 ID:3EBD7DfvO
ユーノ「ってフェイト靴はいてないじゃん!どうしたの?」
フェイト「あ、靴は…」
ユーノ「まさか取られたの?」
フェイト「ううん、あるんだけど…」
729 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/22(日) 22:31:29.88 ID:3EBD7DfvO
ユーノはフェイトの持っていた靴を見た
ユーノ「これは酷い…」
フェイト「まぁ大丈夫だから…」
ユーノ「足の裏見せて」
フェイト「…うん」
フェイトの足の裏は画ビョウで刺さった後があった
フェイト「私は大丈夫だから…」
ユーノ「大丈夫じゃないよ…そのまま歩くよりは多分いいと思うから僕の靴を貸してあげるよ…」
フェイト「大丈夫って…いたっ」
フェイトは石ころを踏んで痛がっていた
ユーノ「…じゃあ靴はいいから僕がおんぶしてあげるよ」
フェイト「え?で、でも…」
ユーノ「もしフェイトが嫌ならやらないけど…」
フェイト「…ううん、お願いします…」
ユーノはフェイトをおんぶした
730 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/22(日) 22:41:45.18 ID:3EBD7DfvO
ユーノ「う……」
ユーノは背中に変な感触を感じておどおどしていた
ユーノ(フェイトって女の子だってのは知ってたけどそこまでは意識してなかった…)
フェイト「お…重い?無理しておんぶしなくても大丈夫だよ…?」
ユーノ「ぜっぜっんぜん軽いよ!」
フェイト「そう…?」
ユーノ「そそそれにフェイトの足をこれ以上痛めたらダメだからさ…」
フェイト「…ありがとう」
ユーノ「気にしないで…」
ユーノはフェイトをおんぶして歩いた
733 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/22(日) 23:14:21.70 ID:3EBD7DfvO
ユーノ「でもフェイトのくつがそんなんだったらもう使えないから新しいの買った方がいいね」
フェイト「そうだね…」
ユーノ「じゃあ今から行く?」
フェイト「え…でも私お金持ってないし…」
ユーノ「いいよ、僕が払うからさ」
フェイト「そんな…悪いよ」
ユーノ「いいからいいから。じゃあ靴屋に行くよ?」
フェイト「うん…お願いします」
ユーノはフェイトをおんぶしたまま靴屋に行った
735 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/22(日) 23:34:35.47 ID:3EBD7DfvO
靴屋に着いた
ユーノ「どれにする?」
フェイト「ユーノが決めて…」
ユーノ「え…?」
フェイト「私が自分で買うんじゃなくてユーノに買ってもらうんだからユーノに決めて欲しいの」
ユーノ「…わかった。じゃああれはどうかな…?」
フェイト「うん…じゃああれで」
ユーノ「あとは靴のサイズだね」
フェイト「うん…あ、店員さん」
フェイトは店員を呼んでぴったりの靴をはいた
ユーノ「どう?」
フェイト「うん、いいよ」
ユーノ「じゃあこれお願いします!」
ユーノは靴を買った。
フェイト「ありがとう!大切に使うね」
ユーノ「今はく?足は大丈夫?」
フェイト「今はく…っと思ったんだけどせっかく買った靴を今の足で汚したくないからもうちょっとおんぶされててもいい…?」
ユーノ「僕は構わないけど…?」
フェイト「ごめんね…」
ユーノ「気にしないで…じゃあ帰ろっか」
フェイト「うん!」
736 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/23(月) 00:01:30.76 ID:PV3JJvW6O
ユーノ「そうだ」
フェイト「何?」
ユーノ「フェイトに話しときたいことがあるんだけどさ」
フェイト「え…!?」
ユーノはフェイトがビクッとしたのを感じた
ユーノ「どうしたの?」
フェイト「それって…まさか……」
ユーノは背中でフェイトが震えてるのを感じた
ユーノ「大丈夫フェイト…?」
フェイト「べ…ベッドのこと……?」
ユーノ「べ、ベッド…!?」
フェイト「え?ベッドのことじゃないの…?」
ユーノ「な何でベッドのことになの…?」
フェイト「ち、違うの…?」
ユーノ「ち違うも何もベッドってどういう…」
ユーノは顔が真っ赤になっていた
737 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/23(月) 00:01:50.25 ID:vmvjWsZrO
これから起こる鬱展開が読める
738 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/23(月) 00:05:13.57 ID:PV3JJvW6O
フェイト「あれ…ユーノ顔が赤いけど大丈夫…?熱?」
ユーノ「僕は大丈夫だよ…!」
どうやらフェイトとユーノは違うことを考えていたようだった
ユーノ「そ、それよりベッドって…?」
フェイト「あ…ユーノにはまだいってなかったけど私のベッドが家に帰ったらなくなってたんだ…」
ユーノ「!!!…どうして?」
フェイト「それがわからないの…どうしてか」
ユーノ「そんなことがあったのか…」
ユーノは少しホッとしたのか落ち着いた
739 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/23(月) 00:30:12.74 ID:ArBJE92oO
期待
740 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/23(月) 00:41:28.32 ID:PV3JJvW6O
ユーノ「そっか…でもなんでまた急にそんな…」
フェイト「わからない…探したけど」
ユーノ「そうなんだ…じゃあ昨日はどうやって寝たの?まさかまた徹夜…」
フェイト「昨日はお兄ちゃんの部屋で寝たよ」
ユーノ「!!!…そうなんだ。まぁ別々にだよね…?」
フェイト「ううん、一緒に…」
ユーノ「!!!…そっ…か…」
フェイト「どうかしたの…?」
ユーノ「ううん、何も…」
741 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/23(月) 00:43:23.85 ID:PV3JJvW6O
フェイト「あ…あとユーノが私に話しときたいことって何?」
ユーノ「ああ、フェイトは高町家やハラオウン家、八神家とアリサやすずかが夜の銭湯に行くってこと知ってるのかなって」
フェイト「銭湯…!?今初めて聞いたよ…」
ユーノ「やっぱり知らなかったんだ…なのははフェイトはハラオウン家と一緒に来ると思うって言ってたのに」
フェイト「私は何も言われてないよ…てことは皆今頃用意してるのかな…?」
ユーノ「かもね。クロノは何もいってないの?」
フェイト「うん…」
ユーノ「そっか…」
フェイト「……」
ユーノ「……」
フェイト「…私も帰って準備しなきゃね」
ユーノ「そうだね」
フェイト「途中まできたら下ろしてくれて大丈夫だよ…?」
ユーノ「ダーメ」
フェイト「でも…」
ユーノ「僕は大丈夫だから任せて」
フェイト「…ありがとう」
742 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/23(月) 00:51:13.34 ID:M5Eisecp0
フェイト可愛い
743 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/23(月) 01:08:54.22 ID:amlzs67kO
守ってあげなきゃオーラが出まくりだな
フェイトかわいいよ
744 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/23(月) 01:20:08.71 ID:PV3JJvW6O
ユーノ「着いたよ」
フェイト「うん、本当にありがとうね」
ユーノ「いえいえ、鍵を貸して…」
フェイト「はい」
ユーノはフェイトに鍵を貸してもらって開けた
ユーノ「お邪魔します!」
フェイト「ただいま!」
シーン…
ユーノ「反応がないね…」
フェイト「いつもそうだから…お兄ちゃんは反応してくれるんだけどね」
ユーノ「そうなんだ…」
フェイト「せっかくだからユーノもあがって…」
ユーノ「え…いいのかな?」
フェイト「もちろん!ずっとおんぶしてくれたしお礼もしたいの…」
ユーノ「じゃあお邪魔します~」
745 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/23(月) 01:52:19.60 ID:PV3JJvW6O
ユーノ「誰もいなくない…?」
フェイト「おっかしいな~」
ユーノ「あとフェイトの部屋ってもしかしてここかな…?」
フェイト「うん?そうだよ。なんでわかったの…?」
ユーノ「なのはと同じ教科書があるからさ。あとベッドあるよ?」
フェイト「え、嘘!?」
フェイトが部屋を覗くとベッドがあった
フェイト「本当だ…でも前のと違うから多分お兄ちゃんが買ってきてくれたんだと思う……」
ユーノ「そっか…優しいなクロノは」
フェイト「うん…」
ユーノ「というかさっきから人を見ないけど…」
フェイト「外見てくる」
フェイトは外を確認するといつもあるところに車がないのを確認した
754 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/23(月) 04:54:51.31 ID:PV3JJvW6O
携帯持ちながら落ちてたorz
フェイト「皆出掛けてるのかも…買い出しとか…」
ユーノ「そうなのかな…」
フェイト「多分…」
ユーノ「そうだ!さっきから歩き回ってて足が痛いんじゃない?僕が手当てするよ」
フェイト「え?だ、大丈夫…そんなの自分で」
ユーノ「せっかくだから僕がやってあげるよ、道具どこにある?」
フェイト「む、向こう…」
ユーノ「じゃあすぐ戻ってくるから待ってて」
ユーノはいってすぐ戻ってきて手当てしてくれた。
ユーノ「はい、これで大丈夫…」
フェイト「ありがとう…」
ユーノ「何かあったら僕に言ってね?すぐに助けにいくから」
フェイト「うん」
ユーノ「じゃあ僕は家に戻るよ、リンディさん達がいつ頃帰ってくるかわからないし…」
フェイト「うん、ありがとうね」
ユーノ「じゃあね…」
ユーノは自分の家に戻っていった
755 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/23(月) 05:13:40.98 ID:PV3JJvW6O
フェイト「いつ頃帰ってくるんだろう…」
ユーノ「フェイト!!」
フェイト「ユーノの声…?何があったんだろう」
フェイトはユーノの声がしたので玄関にいった
ユーノ「チャイムがあったのに叫んじゃったりしてごめん…」
フェイト「ううん、で…何かあったの?」
ユーノ「これ…!」
フェイト「これは…」
ユーノが見せたのはなのはの書き置きだった
ユーノ君へ
多分私達は夜遅くまで帰ってこないと思います
学校から帰ったらすぐに家族の皆と八神家の皆とアリサちゃんとすずかちゃんで外食店に行きます
ハラオウン家の皆さんともそこで待ち合わせしてます
そして夕食後そのまま銭湯に行きます
もしユーノ君が無限書庫から帰っても私達がいなかった場合はお留守番をお願いします
なのはより
756 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/23(月) 05:40:43.89 ID:PV3JJvW6O
フェイト「てことはやっぱり私をおいて…」
ユーノ「先に行っちゃったみたいだね…」
フェイト「…って何でユーノはいるの…?」
ユーノ「僕?僕はフェイトが心配だったから残ったんだよ」
フェイト「そんな…私なんか気にせず行けば良かったのに……」
ユーノ「さっき聞いてやっぱり今日のことは知らなかったみたいだしね。」
フェイト「私のせいでユーノに嘘をつかせたりもして…本当にごめんね」
ユーノ「嘘?実際に無限書庫に調べ物しに行ってたから嘘はついてないよ。それは断った時はなのはにむぅ~っとした顔をされたけど今回は女の子同士で楽しんできてってことで、もしフェイトも行くんだったら無限書庫で時間潰ししてたし…」
フェイト「…でも本当は行きたかったんじゃないの?」
ユーノ「まぁ行きたくない…って言ったら嘘にはなるけどね。せっかく誘ってくれたんだし…でも行くんだったらフェイトも一緒にじゃなきゃ嫌だからさ」
フェイト「私も…?」
ユーノ「うん、皆で仲良く楽しくないと僕は嫌だ」
フェイト「ユーノ…」
ユーノ「一人は寂しいじゃない?だから僕も残ったんだよ」
フェイト「ありがとうね…」
ユーノ「気にしないで」
757 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/23(月) 06:37:37.46 ID:PV3JJvW6O
フェイト「でも皆食べにいったのか、私昼食べてないからお腹すいて…」
ユーノ「なんで昼食べてないの…?」
フェイト「それは…」
フェイトはユーノに今日あったことを話した
ユーノ「今日は酷いね…」
フェイト「ううん、昨日はあまり酷いことなかったから私が気が抜けてただけだと思う…」
ユーノ「そんなことないよ!!でも…家には何か食べ物あるの?」
フェイト「多分…」
冷蔵庫を見たが中身はすっからかんだった
758 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/23(月) 07:03:27.69 ID:M5Eisecp0
ほす
759 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/23(月) 07:16:10.15 ID:PV3JJvW6O
フェイト「そんな…」
ユーノ「中に何もないじゃないか…」
フェイト「……」
ユーノ「大丈夫だよ」
フェイト「え?」
ユーノ「今から僕らも食べにいこう、僕が奢るからさ」
フェイト「でもこれ以上は…」
ユーノ「全然いいよ、いこう?」
フェイト「…うん」
そういって二人はレストランに食べにいった
761 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/23(月) 07:54:00.19 ID:PV3JJvW6O
ユーノ「どう?お腹ふくれた?」
フェイト「うん」
ユーノ「それは良かった。じゃあ出よう」
レストランから出た
ユーノ「これからどうする?」
フェイト「どうしよう…」
ユーノ「家に帰る?それともどこかで時間潰す?」
フェイト「…一旦家に帰るよ。夜遅くまで外出してたらいけないし」
ユーノ「じゃあ帰ろっか」
二人とも帰った
764 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/23(月) 08:51:10.23 ID:PV3JJvW6O
フェイト「まだ誰も帰ってないね…」
ユーノ「そうだね」
フェイト「……」
ユーノ「……」
フェイト「…やっぱりもうちょっと外に出てようかな?」
ユーノ「そうする?付き合うよ」
フェイト「じゃあ一緒に、ごめんね」
二人とも再び外へ
ユーノ「街の方に行ってみる?」
フェイト「うん」
765 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/23(月) 09:26:57.78 ID:PV3JJvW6O
二人は適当にぶらついていた
服屋、電気屋、カラオケ、ゲーセン等
それで本屋を回っていたときに人型のザフィーラに会った
ザフィーラ「何でお前達がここに?」
ユーノ「それはザフィーラこそ」
ザフィーラ「私は主に頼まれた本が今日発売するらしいので買いに来たのだ」
フェイト「私達は適当にちょっとぶらぶらと…」
ユーノ「ザフィーラは銭湯に行かなかったの?」
ザフィーラ「ああ、女の子同士楽しんできて欲しかったからな。主に万が一のことがあってもシグナムやシャマルやヴィータもいる」
フェイト「そうなんだ…」
ザフィーラ「しかしフェイトは何故ここにいるのだ?一緒に行かなかったのか?」
ユーノ「それは…」
フェイト「……」
766 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/23(月) 10:01:20.47 ID:PV3JJvW6O
ザフィーラ「ん?どうかしたのか?」
ユーノ「えと…」
フェイト「…私誘われなかったんです」
ザフィーラ「何故だ?」
フェイト「私皆から嫌われているんです…」
ザフィーラ「そうなのか…?」
ユーノ「ザフィーラは知らなかったのか?」
ザフィーラ「いや全く…」
フェイト「ザフィーラは私に酷いことしないんですか…?」
ザフィーラ「何故私がフェイトに酷いことをしなければならないんだ」
フェイト「……」
ザフィーラ「まさか…主もフェイトを嫌っているのか?」
フェイト「…多分」
ユーノ「なのは、アリサ、すずかもね。あとアルフやエイミィも…僕も知らなくて最近気づいたんだけど」
ザフィーラ「そうだったのか…」
767 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/23(月) 10:31:08.95 ID:PV3JJvW6O
ザフィーラ「何故嫌われているのか心当たりはあるか?」
フェイト「…ないです」
ザフィーラ「そうか…」
フェイト「はい…」
ユーノ「はやてにフェイトのことを何か少し聞いてもらってもいい…?」
ザフィーラ「わかった…しかし」
ザフィーラはじ~っとこっちを見てきた
770 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/23(月) 11:36:52.04 ID:PV3JJvW6O
フェイト「???」
ユーノ「どうしたザフィーラ?」
ザフィーラ「いやな…お前達っていつの間にか出来ていたんだなと思ってな」
フェイト「!!!」
ユーノ「!!!」
ユーノとフェイトはお互い少しだけ顔を見合って赤くなった
771 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/23(月) 11:39:17.54 ID:PV3JJvW6O
ザフィーラ「二人きりであちこちにお出かけしていたんだろう?」
ユーノ「そうだけど!そんな……」
フェイト「……」
ザフィーラ「なに、恥ずかしがることでもないだろう。デートの邪魔をしてすまなかったな、では私は主に頼まれた本を買って買えるぞ」
ザフィーラはそういってレジの方にいった
フェイト「ザフィーラ…私達が出来てるって…」
ユーノ「じ、冗談だよ!僕たちはそんなんじゃ…」
フェイト「で、デートって……」
ユーノ「っ気にしないで、とにかく僕達も帰ろう!」
そういって二人とも本屋を出た
772 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/23(月) 12:11:01.81 ID:PV3JJvW6O
ユーノ「……」
フェイト「……」
ユーノ(ザフィーラが変なこと言ったから…なんかドキドキしてきた…)
ユーノ「……」
フェイト「……」
ユーノ(…なんか話さないと)
ユーノ・フェイト「あの…」
ユーノ・フェイト「!!!」
ユーノ・フェイト「お…お先にどうぞ」
ユーノ・フェイト「……」
773 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/23(月) 12:24:15.88 ID:PV3JJvW6O
ユーノ「じゃあ僕が…もうそろそろ皆帰ってくるかもしれないから帰る?」
フェイト「うん…」
ユーノ「えと、フェイトは…?」
フェイト「私は……がない…?」
ユーノ「え…?」
フェイト「手を…つなが…ない?」
ユーノ「!!!」
フェイト「い、嫌ならいいんだよ!?ちょっといってみただけだから…」
ユーノ「…いいのかな?僕はいいけど」
フェイト「…うん」
ユーノ「じゃあ…」
ユーノは手を差し出した
フェイトも自分の手を出して手を繋いだ
フェイト「……」
ユーノ「…じゃあ帰る…よ?」
フェイト「…うん」
774 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/23(月) 12:46:00.20 ID:sw6E40b9O
支援
775 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/23(月) 12:55:40.53 ID:PV3JJvW6O
二人はそのまま一言もしゃべらず顔真っ赤な状態で帰った
ユーノ(今更だけど僕はフェイトをおんぶしたり恥ずかしいことをしてたんだな…)
家に着いたが誰もいなかった
フェイト「まだ帰ってないみたい…」
ユーノ「でも流石にそろそろ帰ってくるでしょ、じゃあ僕は家に帰…」
フェイト「待って…!」
ユーノがつないだ手を放そうとしたら止められた
フェイト「家にあがってかない…?」
ユーノ「え…でも僕がいたら不味いんじゃ…」
フェイト「少しだけでいいから…」
ユーノ「…わかった。少しだけだよ?」
ユーノはそういってあがった
二人ともフェイトの部屋に行った
776 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/23(月) 13:21:23.77 ID:ArBJE92oO
これなんてエロゲ?
777 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/23(月) 13:25:55.35 ID:PV3JJvW6O
ユーノ(あがったのはいいものの…)
ユーノはすることが特に何も思い付かなかった
フェイト「……」
ユーノ「……」
フェイト「……ぇて欲しいな…」
ユーノ「え…?」
フェイト「…教えて欲しいな」
ユーノ「な、何を!?」
フェイト「勉強…明日の宿題もあるから。」
ユーノ「あ…ああ、勉強か…いいよ。でも僕に教えてもらうよりクロノに教えてもらった方がい…」
フェイト「私はユーノに教えて欲しいんだ。…今ユーノしかいないし」
ユーノ「…了解」
ユーノはフェイトの宿題でわからないところを教えてあげた
ユーノ「ここがこうで…これはね」
フェイト「ユーノわかりやすいね」
ユーノ「そうかな…?」
フェイト「うん、教え方が上手いんだと思うよ」
ユーノ「いつもなのはに教えたりしてるからかな…自分じゃわからないけど」
フェイト「なのは…なのはとはどう?」
ユーノ「どうって?」
フェイト「なのはとの関係、進展してる…?」
ユーノ「なのはとの関係?別に進展とかそんなのは…ないけど。大切な友達だよ…というより兄弟みたいな感じかな?」
フェイト「そうなんだ…」
ユーノ「うん」
フェイト「じゃあ私は…?」
ユーノ「え…?」
778 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/23(月) 14:06:14.25 ID:PV3JJvW6O
フェイト「私」
ユーノ「フェイトも僕にとって大切な友達だよ」
フェイト「そっか…」
ユーノ「うん…」
フェイト「私ね…お兄ちゃんが大好きだったの…ううん、今でも大好きなんだけどエイミィと出来て結婚するみたいで…」
ユーノ「うん」
フェイト「それで本当は祝わないといけないのに祝ってなくて逆に落ち込んで、最終的には環境もあって自殺しようとして…でもユーノが助けてくれて…」
ユーノ「うん」
フェイト「その後はユーノと一緒にいたのをエイミィに見られて私がクロノを取られたからユーノに迫ってるとか言われたりして迷惑かけて…」
ユーノ「全然気にしてないから大丈夫だよ」
フェイト「ふふっ、ユーノはそういってくれていつも優しくしてくれたよね。学校終わった後も待っててくれてて、話も聞いてくれて、ケガしたらおんぶもしてくれて、何でもおごってくれて凄く嬉しかったよ…」
ユーノ(え…何この雰囲気…)
フェイト「その…私……」
ユーノ「…ゴクリ」
クロノ「ただいま~!!」
クロノ達が帰ってきた
779 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/23(月) 14:18:04.47 ID:wj7KHAa10
修羅場の予感!!
780 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/23(月) 14:27:10.47 ID:PV3JJvW6O
ユーノ「ちょ…帰ってきたのか…」
フェイト「ヤバい…ユーノ、フェレットになって!」
ユーノ「え?」
フェイト「いいから!」
ユーノ「わかった!」
ユーノはフェレットになった
フェイト「どこか隠れるとこないかな…」
クロノ「フェイトいるかー?」
フェイト「あ、いるよー」
クロノ「入るぞー?」
フェイト「ごめんユーノ!ベッドの中に隠れてて」
ユーノはベッドの上に乗りフェイトはふとんをかぶせた。
フェイト「入っていいよー」
クロノが入ってきた
フェイト「アハハ、このベッドってお兄ちゃんが買ってくれたんだよね?」
クロノ「え…まぁそうだが」
フェイト「ありがとう!嬉しいよ!!」
クロノ「ベッド無しだったらまずいからな…とあれはなんだ?」
クロノはユーノの方を指差した
781 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/23(月) 14:28:19.87 ID:wj7KHAa10
終わりだ・・・
782 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/23(月) 14:55:14.53 ID:PV3JJvW6O
ユーノ(げっ…)
クロノ「なんか膨らんでいるが…?」
フェイト「あ…ああこれは何でもないの!」
フェイトはそういってそこを隠すようにベッドにねっころがった
ユーノ「グフッ…」
クロノ「今何か聞こえたが…?」
フェイト「気、気のせいだよ…」
クロノ「そうか…?」
フェイト「うん、だから話は外でやろ!」
そういってフェイトはクロノを部屋の外に連れていき話をした
数分後フェイトは戻ってきた
フェイト「クロノは向こうに言ったから大丈夫だよ…」
ユーノ「……」
フェイト「…あれ?ユーノ?」
フェイトは気になってふとんをあげるとユーノがぐったりしていた
フェイト「大丈夫!?」
ユーノ「フェイト…人間の状態だったらのしかかられても大丈夫だけどフェレット状態じゃきついよ…ガクッ」
フェイト「ごめん…!」
ユーノは気絶した
786 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/23(月) 15:32:40.37 ID:PV3JJvW6O
ユーノ「……ん?」
ユーノは目が覚めた
ユーノ「僕は確かフェイトの部屋にいて……!?」
ユーノはフェイトと一緒に眠っていた
ユーノ「えと…フェイト?」
フェイト「…ん……あ、れ…ユーノ起きたの?」
ユーノ「うん…起こして悪いんだけど…出来れば放して欲しい…」
フェイト「え…?」
ユーノはフェイトに抱き締められていて動けなかった
ユーノ(なんか変な感触がするし…)
フェイト「あ、ごめんごめん…」
フェイトはぱっとユーノを放した
789 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/23(月) 15:55:16.68 ID:PV3JJvW6O
ユーノ「今はもう夜中かな?」
フェイト「…そうだね」
ユーノ「そっか…」
フェイト「うん」
ユーノ「そういえばクロノとどんな話をしたの?」
フェイト「えと、銭湯のことについてかな…私をおいていってごめんって…」
ユーノ「なんでおいていったの?」
フェイト「私は高町家と学校帰りで一緒に行くとエイミィに言われてたんだって…クロノ自体も銭湯のことは昼ぐらいに初めて知ったって…」
ユーノ「そうだったんだ…高町家はハラオウン家と一緒に、ハラオウン家は高町家と一緒にフェイトが行くと思ってたんだ…」
フェイト「そうだね…他には新しい靴のことも聞かれて話をしたよ」
ユーノ「そっか…」
フェイト「あとエイミィに弁当のことでいろいろ言われたぐらいかな…?」
ユーノ「大丈夫だった?」
フェイト「うん、私は大丈夫だよ」
ユーノ「大丈夫なら良かったよ…」
フェイト「それよりどうするの…?」
ユーノ「え?」
フェイト「帰るの?」
ユーノ「うん、そりゃまぁ…」
フェイト「泊まっていかない…?このまま私と一緒に寝てさ…」
ユーノ「いや…悪いから僕は帰るよ…」
フェイト「そう…なら」
そういってフェイトは起きてドアを少し開けてくれた
フェイト「気を付けてね…今日急に家に誘ってごめんね」
ユーノ「ううん、お邪魔できて良かったよ…じゃあおやすみ」
フェイト「うん、おやすみ」
ユーノはそういって部屋から出た
793 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/23(月) 16:28:27.48 ID:PV3JJvW6O
ユーノ「真っ暗だけどなんとかいけるだろう…」
クロノ「ん?誰かいるのか?」
クロノが歩いてきた
ユーノ(何でこの時間にクロノが起きてるんだよ!?)
クロノ「…反応がないな」
ユーノ(よし…このまま…)
クロノ「一応電気つけるか」
ユーノ(ヤバい!!!)
ユーノはすぐにものの間に隠れた。
パチッ
明かりがついた
クロノ「…なんだ、フェイトか」
ユーノ「!?」
フェイトがユーノの隠れてる場所の前に立っていた
フェイト「ちょっとトイレに行こうとしていたの」
クロノ「そっか…もしかして誰かいるのかと思ったぞ」
フェイト「まさか…家族以外の人がいるわけないじゃん」
フェイト(さぁ今のうちに…)
ユーノ(フェイトありがとう!)
クロノが後ろを向いた瞬間一気に走って玄関までいって外に出た
そして高町家に行った
795 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/23(月) 16:52:00.29 ID:PV3JJvW6O
ユーノ「ふぅ…流石に真っ暗だな」
ユーノは玄関前でそういってフェレット状態から人間状態に戻った
ユーノ「もう皆眠ってるのかな…」
パチッ
ユーノが家に入った瞬間玄関の電気がついた
ユーノ「!?」
なのは「ユーノ君…」
ユーノ「なのは…」
なのは「どこに行っていたの…?」
ユーノ「無限書庫だよ…」
なのは「こんな時間まで…?」
ユーノ「……」
なのは「正直に答えて欲しいの…」
ユーノ「…フェイトの家だよ」
なのは「!!!」
ユーノ「途中で事故ってね…今まで気絶してたんだ」
なのは「…どうしてフェイトちゃんの家に行ってたのかは聞かないの」
ユーノ「……」
なのは「でも連絡してほしかったの…無理なら何か書き置きでも」
ユーノ「ごめん…」
なのは「私待っていたんだから…」
ユーノ「本当にごめん…」
なのは「…まぁいいの、上がって」
ユーノは上がってなのはと一緒になのはの部屋にいった
797 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/23(月) 16:54:57.62 ID:PV3JJvW6O
なのは「待ってたんだから…私より先に眠ったら許さないんだからね?」
ユーノ「わかってるよ」
なのははベッドに入ってユーノはなのはの前で見ていた
なのは「……」
ユーノ「何?」
なのは「な、何でもないの…!!」
ユーノ「…わかったよ」
なのははユーノのなのはのベッドの中に入って一緒に寝た
なのは「…わ、私は何もいってないの」
ユーノ「はいはい、わかってますよなのはさん」
なのはとユーノはもう相手が何を言いたいのか目を見たり雰囲気で大体わかる程の関係だった
なのは「…おやすみユーノ君」
ユーノ「…おやすみなのは」
そういってユーノはなのはが寝るまで一緒にいて眠った後フェレットになり自分のカゴで寝た
798 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/23(月) 16:55:09.42 ID:DC/fP4WTO
ベッドシーン希望
ユーノはモテモテ板挟みで
799 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/23(月) 17:00:18.28 ID:PV3JJvW6O
相変わらず謎の方向にいってるな…
すまぬが少し休憩するorz
今日明日はオフだしなんか思い付いたら書きますね
813 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/23(月) 20:58:29.19 ID:PV3JJvW6O
フェイト「…ふぁ…もう朝か」
フェイトは目が覚めた
フェイト「学校にいく用意しないと…」
カレンダーを見ると今日は休日だった。
フェイト「今日は学校ないや…どうしよう」
フェイトはとりあえず朝御飯を食べに下にいった
817 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/23(月) 22:06:00.80 ID:PV3JJvW6O
フェイト「クロノは今日何するの?」
クロノ「今日は家族皆でどこかに行こうかなと思ってるんだ」
エイミィ「家族四人でお出かけしようねクロノ君」
クロノ「四人?一人足りないじゃないか」
エイミィ「あれ?フェイトちゃんも行くの?何で?」
フェイト「……」
クロノ「何でってお前…フェイトも家族だろうが」
エイミィ「違うでしょ」
クロノ「っ…もういい。僕は行かない」
エイミィ「何でクロノ君が行かないの!?」
フェイト「クロノ…私のことはいいから…」
クロノ「いいわけないだろ!僕は家族五人皆でいけないのなら行かない」
エイミィ「どうして!?何でクロノ君はいつもフェイトちゃんに優しくしてあげるの!?」
クロノ「優しくって…僕は普通だと思うんだが」
エイミィ「っ…もう知らない!」
エイミィはそういってどこか行ってしまった
リンディ「…フェイトが来るんだったら私は行かないわ」
アルフ「ごめんフェイト…私も用事を思い出して…」フェイト「……」
クロノ「気にするなフェイト、今日は僕とどこかいこう」
フェイト「え?でも…」
クロノ「いいから、どこに行きたい?」
フェイト「…街の方かな」
クロノ「わかった、じゃあいこう」
二人とも街の方に行った
818 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/23(月) 22:09:26.96 ID:PV3JJvW6O
レスした後で気づいたが間違ってこのフェイトはお兄ちゃんじゃなくてクロノって呼んでるわorz
824 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/23(月) 23:16:01.32 ID:PV3JJvW6O
フェイト「…お兄ちゃんと二人きり…」
フェイトは昨日ユーノと二人きりであちこち回っていたのを思い出した
フェイト「……」
クロノ「どうしたフェイト?」
フェイト「ううん、何でもないよ」
クロノ「そうか」
クロノとフェイトは適当にぶらついていた
827 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/24(火) 00:04:53.84 ID:IZwvVIFGO
二人とも服屋に行った
フェイト「ど、どうかな…?」
クロノ「凄く似合ってるよ」
フェイト「ありがとう…!」
クロノ「買ってく?」
フェイト「まだ買わなくていいよ、他の店も回ってから…」
はやて「あれ?クロノ君やないか…?」
クロノ「はやて…?」
八神家の皆も来ていた
はやて「一人できたんか?」
クロノ「一人じゃないよ…てかそこにフェイトもいるのが見えるじゃん」
はやて「おお、おったんか。気づかんかったわ」
フェイト「……」
クロノ「…はやて達は何しに来たの?」
はやて「何しに来たって服が欲しくなかったら服屋に普通来ないやろ、皆の私服買いにきたんや」
クロノ「そう…」
はやて「それにしてもクロノ君はフェイトちゃんとデートかぁ、大変やな」
フェイト「……」
クロノ「デートじゃない、ただなんとなく二人で回ってるだけだよ」
はやて「そうかぁ?」
シグナム「主はやて、そろそろ時間が」
シャマル「次の店に行きましょはやてちゃん」
ヴィータ「そうだよいこいこ」
はやて「そうやな、いこか」
八神家の皆は出ていこうとした
828 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/24(火) 00:06:59.20 ID:IZwvVIFGO
はやて「あといい忘れたけどなのはちゃんとユーノ君もきとったで」
フェイト「なのはとユーノも…?」
クロノ「だから何なんだ?」
はやて「二人ともすっごくラブラブでなぁ、ベッタリくっついて腕組んでまわっとったしプリクラもとっとったで~」
フェイト「!!!」
クロノ「それがどうした」
はやて「なに、いってみただけや~ほなぁな~」
八神家はいってしまったがザフィーラが止まって少しだけ振り向いた
ザフィーラ「すまないフェイト、主の言葉は気にしないでくれ…」
ザフィーラはそういって八神家の方にいった
フェイト「なのはとユーノが…」
クロノ「フェイト…?」
829 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/24(火) 00:18:10.89 ID:X8j3WNBBO
なんだかどろどろの展開になってきたぞ…
830 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/24(火) 00:42:49.11 ID:YzsmnUWaO
ほ
831 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/24(火) 00:45:03.85 ID:IZwvVIFGO
フェイト「……」
クロノ「どうしたフェイト?」
フェイト「……」
クロノ「さっきが様子が変だが気分が悪いのか…?」
フェイト「…ううん」
クロノ「少し休むか…?」
フェイト「私は大丈夫だから…」
クロノ「フェイト…」
フェイト「…も、もっといろいろ回ろう!」
そういって二人は適当に回っていた
834 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/24(火) 01:18:23.56 ID:IZwvVIFGO
フェイト(二人ともやっぱり両想いで付き合ったりしてるのかな…)
クロノ「……!」
フェイト(ユーノはなのはは友達で兄弟みたいなものっていったけど友達や兄弟ってそんなにくっついてあるくものなんかな…)
クロノ「…ィト~!」
フェイト(それは嘘で本当は二人は今日デートしたりして途中でキ…キ……ス…とか…した…りして…)
クロノ「フェイト~!」
フェイトの目の前にクロノの顔があった
フェイト「お、お兄ちゃん…!?」
クロノ「さっきからぼーっとしてるが大丈夫か?」
フェイトは顔を真っ赤にしてさっと距離を少しだけ離れた
フェイト「そ、そんなに近づいたら…私…」
クロノ「???」
835 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/24(火) 01:45:20.23 ID:HytiyglCO
ふむふむ
836 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/24(火) 01:56:57.33 ID:IZwvVIFGO
クロノは明らかにフェイトの様子が変なことに気づいていた
クロノ「……」
フェイト「……」
クロノ(ふ、フェイトが元気が出るように僕が頑張らなくちゃ…)
クロノ「よし、フェイト!」
フェイト「…何お兄ちゃん?」
クロノ「ゲーセンにいこう!」
クロノはゲーセンにいった
クロノはUFOキャッチャーの方に行き
クロノ「何が欲しい?」
フェイト「え?えと…」
クロノ「何でもいいから選んで」
フェイト「じゃ、じゃああれで…」
フェイトは大きなぬいぐるみを選んだ
クロノ「任せて!絶対にとってやる!!」
クロノはさっそく百円投入した
838 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/24(火) 02:19:52.84 ID:IZwvVIFGO
クロノ「この二つのボタンを押せばいいんだな」
クロノは一個目のボタンをポチっと押してすぐに放した
クロノ「…あれ?」
クロノはもう一度ボタンを押したが動かなかった
クロノ「何でだ…?故障か?」
フェイト「お、お兄ちゃん…?」
クロノ「どうした?」
フェイト「それって押し続けないと進まないんだよ?一回しか出来ないし」
クロノ「そうなのか…?知らなかった」
フェイト「あの…お兄ちゃんてUFOキャッチャーやったことあるの?」
クロノ「いや、ない。」
フェイト「大丈夫…?」
クロノ「やり方はわかったから大丈夫だ」
クロノはそういって十回くらいやった
839 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/24(火) 02:25:54.49 ID:IZwvVIFGO
クロノ「……」
フェイト「…お兄ちゃん?」
クロノ「…なぁフェイト」
フェイト「何…?」
クロノ「このキャッチャー掴みが弱くないか…?当たってもすぐに掴んだものが落ちるんだが」
フェイト「そういうものだから…だって簡単にとられたら儲からないじゃない…」
クロノ「確かにそうだな…だが諦めないぞ!」
フェイト「お兄ちゃん!?」
クロノ「大体コツはわかった、すぐに取るから待っててフェイト!」
そういってクロノは五十回連コインした
840 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/24(火) 02:27:47.41 ID:IZwvVIFGO
五十回目に見事に上手くキャッチャーがぬいぐるみを捕まえた
クロノ「あと少し…!」
フェイト「ほんとだ…!」
クロノ「よし、いけ!そのままいけ!!」
といってぬいぐるみが落とし穴の近くまできたが直前で落ちてしまった
クロノ「っ……!!」
フェイト「あと少しだったのに…」
クロノ「…まだ、もうちょっと…」
フェイト「もういいよお兄ちゃん…」
クロノ「フェイト?!」
フェイト「もういいからやめて別のところにいこう」
クロノ「でも僕はフェイトに絶対にとってやるって言ったから取らずに帰るなんて…」
フェイト「とれなかったらとれなかったで仕方ないよ…」
クロノ「…すまないフェイト」
フェイト「ううん、楽しかったよ」
クロノ「え?」
フェイト「私、お兄ちゃんが私のためにあそこまで必死に頑張ってくれてる姿を間近で見たことなかったから凄く嬉しかった!」
クロノ「フェイト…」
フェイトは満面の笑顔でクロノの方を見た
フェイト「だから次は別の方に行ってみよ」
クロノ「ああ」
841 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/24(火) 03:03:43.33 ID:IZwvVIFGO
プリクラコーナーがあったので二人とも行ってみた
フェイト「お兄ちゃん一緒にとろ?」
クロノ「どうすればいいんだ?」
フェイト「画面を見てればいいんだよ」
842 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/24(火) 03:05:20.24 ID:IZwvVIFGO
設定してとろうとした時
フェイト(ユーノとなのははベッタリくっついて写ったんだよね…)
フェイト「……」
クロノ「ふ、フェイト何を…?」
フェイトはクロノにめいいっぱい寄ってくっついた
フェイト「…嫌だった?」
クロノ「嫌ではないが…その…」
フェイト「何?」
クロノ「…ううん、何でもない」
そういって写ったプリクラは二人とも顔真っ赤っ赤だった…
二枚あったので二人とも一枚ずつ持った
フェイト「じゃあ次は別のところにいこ!」
そういって二人ともゲーセンを出た
「次はこっちなの!」
「ちょ、待ってよ…!」
フェイト「この声は…」
目の前になのはとユーノが現れてフェイトとクロノはばったり会った
843 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/24(火) 03:06:53.61 ID:IZwvVIFGO
眠すぎるので今はここまでです…
キャラ崩壊しても大丈夫かな…?もう十分崩壊してる気がするけどorz
849 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/24(火) 10:00:06.49 ID:IZwvVIFGO
フェイト「なのはとユーノ…」
なのはとユーノは二人ともはやて言った通りベッタリくっついて腕組みもしていた
クロノ「やあ、はやてから聞いたけど君達も来ていたんだね」
ユーノ「まぁ…」
なのは「っ…!」
ユーノ「なのは…!?」
なのははユーノを引っ張ってその場から離れた
850 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/24(火) 10:58:29.92 ID:IZwvVIFGO
クロノ「…何だあいつら?何も言わずに向こうの方にいったが」
フェイト「……」
ユーノ「…ぁ…はぁ…ちょっとなのは!?」
なのは「……」
なのははユーノを引っ張って走るのをやめて止まった
ユーノ「どうしたのなのは?さっきのは酷いよ」
なのは「…私はユーノ君と回りたいの」
ユーノ「???朝から一緒に回ってるけど…?」
なのは「…他の人とも一緒じゃ嫌なの…」
ユーノ「!!!」
なのは「最初はアリサちゃんやすずかちゃんとあって共に行動して、次ははやてちゃん達にあって共に行動して次はクロノ君達と…」
ユーノ「……」
なのは「皆で回った方が楽しいかもしれないけど…」
ユーノ「…わかったよ、でもさっきのが悪かったのはわかるね?」
なのは「…うん」
ユーノ「ならいいや…じゃあ一緒に回ろう」
853 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/24(火) 12:04:35.37 ID:IZwvVIFGO
フェイト「……」
クロノ「……」
クロノ(やっぱりフェイトの様子がおかしい…なのはとユーノにあってからか…?)
フェイト「…お兄ちゃん」
クロノ「ん?」
フェイト「…手をつないでもいい?」
クロノ「いいけど…?」
クロノはそういってすぐにさっと手を出した
フェイト「……」
クロノ「どうした?」
フェイト「…やっぱり何でもない、変なこと言ってごめんね」
クロノ「???」
フェイト(やっぱりお兄ちゃんにとって私はただの妹で…)
854 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/24(火) 12:49:26.01 ID:IZwvVIFGO
一方ユーノとなのはは
なのは「うわぁ~このパフェ凄く美味しそう~」
ユーノ「……」
なのは「……」
ユーノ「…あ、そうだね。頼む?」
なのは「ユーノ君、もしかしてフェイトちゃんのこと考えてる?」
ユーノ「…ギクッ」
なのは「やっぱり~」
なのはがむぅ~っとした顔をした
ユーノ「ち、違うよなのは!これからなのはとどう回ろうかな~っと」
なのは「本当に~?」
ユーノ「本当本当、昨日なのはを待たせて悪かったのもあるからなのはに全力全開で楽しんでもらえるように考えてたんだよ」
なのは「昨日は待ったんだから今日は全力全開で楽しませてよね」
ユーノ「もちろん!あ、僕もパフェ頼むよ。一緒に食べよう?」
なのは「うん!」
ユーノ(…ていうかフェイトは今日クロノと来てたんだな…さっきは失礼なことしたからまた会ったら謝っとかないと)
855 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/24(火) 13:20:55.14 ID:zVwwDIBwP
sien
856 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/24(火) 14:11:45.58 ID:IZwvVIFGO
ぶらぶらしているとだんだん外が暗くなってきた
クロノ「暗くなってきたな…もうそろそろ帰るか?」
フェイト「そうだね…でももうちょっとだけ回ってかない?」
クロノ「僕は構わないが…」
そういってもう少し回った
フェイト(もう二人とも帰ったのかな…)
857 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/24(火) 14:43:21.64 ID:YzsmnUWaO
ほ
858 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/24(火) 15:35:49.82 ID:IZwvVIFGO
フェイト(というか今日はせっかくお兄ちゃんと来ているのに私は何でなのはとユーノのことばかり考えてるの…?)
フェイト(もしまた会ったとしても何かするの?二人のデートを邪魔したいの?)
フェイト(…それに二人は友達や兄弟みたいなものって言ってたじゃん。だったら別にデートじゃなくてただ一緒に遊びに来てるだけなんだから…)
フェイト(友達や兄弟ってそんなにベッタリくっついたり腕を組んだりするものなのかな…?)
フェイト(…とにかく、今は二人のことは考えずにお兄ちゃんと楽しもう!)
フェイト「お兄ちゃんカラオケいこう!」
フェイトはクロノの手を引っ張ってカラオケにいった
859 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/24(火) 16:20:20.60 ID:IZwvVIFGO
部屋を案内されていろいろ歌った
フェイト「ちょっとトイレに行ってくるね」
フェイトはそういってトイレに行くと途中で聞いたことのある歌声が聞こえた
フェイト「まさかね…」
と言いながらも少しチラ見するとなのはとユーノがいた
フェイト「!!!」
862 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/24(火) 17:29:12.57 ID:IZwvVIFGO
フェイト「二人とも来てたんだ…」
フェイトは二人を見ていたが凄く仲良さそうに見えた
フェイト「そう…まるでカップr…何言ってるんだろう私…二人はただの友達なんだから…」
そういってトイレにいった
トイレから出てきて戻るとばったりユーノに会った
867 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/24(火) 18:51:54.48 ID:IZwvVIFGO
ユーノ「フェイトも来てたんだ」
フェイト「うん…ユーノも」
ユーノ「あ…君に謝らないといけないことがあるんだ…」
フェイト「…何?」
ユーノ「今日最初会った時はごめんね…」
フェイト「え?」
ユーノ「なんか逃げた感じになってさ…」
フェイト「そんなこと…気にしないで、それより今日はなのはとどうだった?」
ユーノ「凄く楽しかったよ!」
フェイト「……」
ユーノ「あちこちいったりしてさ」
フェイト「…そっか」
ユーノ「フェイトは?クロノのと楽しくやってたんじゃない?」
フェイト「うん、私も楽しかったよ」
ユーノ「そうだね、せっかくの休日なんだし楽しまないとね」
フェイト「そうだね…」
868 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/24(火) 19:36:29.69 ID:YzsmnUWaO
ほ
869 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/24(火) 19:40:20.28 ID:IZwvVIFGO
ユーノ「そうだ、途中ではやて達に会った?」
フェイト「…会ったよ」
ユーノ「…何かまた悪いことでも言われたの?」
フェイト「ううん…何も…」
ユーノ「そっか…」
フェイト「ねぇユーノ?」
ユーノ「何?」
フェイト「ユーノとなのはって本当に友達なの…?」
ユーノ「え…どういうこと?」
フェイト「だってベッタリくっついて腕組んだりしてさ…」
ユーノ「あれはなのはがやってくるからね」
フェイト「もしかして恋人だったりするんじゃないの…?で、キ…キスとかもしたことあるとか…」
ユーノ「キ、キスなんてやったことないよ!」
フェイト「本当に…?」
ユーノ「本当だよ…」
フェイト「そう…」
なのは「ユーノ君トイレにしたら遅いの…」
なのはが部屋から出てきた
なのは「あ、ユーノく……!?」
なのははユーノとフェイトが通路で会話してるのを目撃した
871 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/24(火) 20:31:46.06 ID:IZwvVIFGO
なのは「ユーノ君…?」
ユーノ「あ、なのは…」
フェイト「なのは…」
なのは「これは一体どういうことなの…」
ユーノ「え…?今偶々フェイトと会って…」
なのは「本当に…?」
フェイト「本当だよ…」
なのは「フェイトちゃんには聞いてないの」
フェイト「……」
874 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/24(火) 21:29:47.56 ID:IZwvVIFGO
なのは「二人きりで楽しもうって言ったのにトイレに行くと言いながらフェイトちゃんと楽しそうに話してるし…」
ユーノ「ごめん…」
なのは「本当は私とじゃなくてユーノ君はフェイトちゃんとデートしたかったんじゃないの…?」
フェイト「で、デート…?」
ユーノ「そんなことは…」
なのは「…なにか気分が悪いから帰るの」
なのはは帰っていった
ユーノ「ちょ、なの……!?」
ユーノはなのはを追おうとしたがフェイトに手を捕まれた
ユーノ「フェ、フェイト…?」
フェイト「……」
クロノ「フェイト遅いな…どうしたんだろう」
クロノは部屋から出た
クロノ「あ、フェイ……!?」
クロノはフェイトがユーノと手をつないでいるのを目撃した
877 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/24(火) 22:50:07.95 ID:IZwvVIFGO
クロノ「フェイト遅いじゃないか」
フェイト「あ、クロノ…」
フェイトはぱっと手を離した
ユーノ「ごめんねフェイト」
そういってユーノはなのはを追いにいった
フェイト「あ…!」
クロノ「何かあったの?」
フェイト「……ううん、何でも」
878 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/24(火) 23:26:01.38 ID:X8j3WNBBO
ほ
879 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/25(水) 00:02:14.43 ID:X8j3WNBBO
し
880 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/25(水) 00:08:05.22 ID:3CCyRrRdO
ユーノ「待ってよなのは!」
なのは「……」
ユーノはなのはの肩を捕まえた
なのは「…なんでついてきたの?」
ユーノ「なんでって…」
なのは「ユーノ君はフェイトちゃんと楽しくお話すればいいじゃない…」
ユーノ「なのは…だからさっきのは偶然会って話しただけだって…」
なのは「……」
ユーノ「僕がフェイトを前もって呼んでたわけでもないし…」
なのは「…わかってる」
ユーノ「え?」
なのは「わかってるけどユーノ君はフェイトちゃんにばっか優しくするから…」
ユーノ「そんなことないと思うんだけどなぁ…」
なのは「……」
905 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/25(水) 14:12:45.60 ID:3CCyRrRdO
>>885-886
まぁ確かにたくさんある中のどのルートか決めてないからな
大きく分けるとバッドエンドとハッピーエンドだがどっちにすべきか…
皆はどっち派かわからないしorz
つか今思えば公式のなのはもそんな感じだよな
フラグや描写はあっても恋愛感情はないので…みたいな
まぁ続きを少し書きます
フェイト「……」
クロノ「…さっきから元気がないがどうした?僕が連続で歌ってるけど」
フェイト「…何でもない」
クロノ「…ユーノか?」
フェイト「……」
クロノ「いいんだぞ?追っても」
フェイト「!!!」
クロノ「僕はその場にいなかったから状況を知らないが」
フェイト「で、でも…お兄ちゃんは…」
クロノ「僕は大丈夫だ。ユーノのことが気になるんだろ?なら追ってこい」
フェイト「…ありがとう」
フェイトはそういってカラオケを出てユーノを追った
908 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/25(水) 15:49:28.70 ID:3CCyRrRdO
ユーノ「そんなに僕はフェイトに優しくしてるかなぁ…」
なのは「…してる、昨日だってフェイトちゃん家に行ってたし」
ユーノ「フェイトに誘われてね…」
なのは「それに夜中まで何をしていたの?」
ユーノ「気絶して途中から記憶はないけどフェイトと一緒に寝てたよ…」
なのは「!!!…そう」
ユーノ「そうだよ…」
なのは「……いつも私とは一緒に寝てくれないくせに……」
ユーノ「何?」
なのは「な、何でもないの…!!」
911 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/25(水) 17:20:37.18 ID:3CCyRrRdO
なのは「ていうかユーノ君はフェイトちゃんのことが好きなの?」
ユーノ「好きだよ?」
なのは「!!!」
ユーノ「どうしたの…?」
なのは「…わ、私は…?」
ユーノ「好きだよ?」
なのは「ふ、二股なの…?」
ユーノ「ふ、二股とかじゃないよ!僕にとって二人とも大切な友達だからね…」
なのは「そうなの…」
ユーノ「うん」
なのは「だったら私とフェイトちゃんとどっちの方が好きなの…?」
ユーノ「え、それは…」
なのは「…それは…?」
ユーノ「どっちも好きだからどっちってのはないなぁ…」
なのは「~~~~~!!!」
22 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/27(金) 01:03:25.52 ID:D4qSXEeZO
出来るだけ頑張ってみる
フェイト「なのはもユーノもどこにいったの…」
フェイトは探し回っていた
フェイト「こっちにはいなかったしあっちかな…?」
クロノ「…まさかフェイトがユーノを…本人に確認はしてないが多分そうだよな…?」
クロノは一人で歌っていた
クロノ「俺の知らない間に一体何が…なんだか気になってきたな。俺もいくか…それともフェイトを待つか…」
24 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/27(金) 02:13:07.07 ID:D4qSXEeZO
アリサ「いや~今日は楽しかったね~」
すずか「そうだね~また来よう」
アリサ「じゃあもう帰るか」
すずか「うん、もう帰…ねぇアリサちゃん?あれってなのはちゃんじゃない?」
アリサ「え?本当だ」
アリサとすずかは帰り道になのはを偶然見つけた
アリサ「でもなのはだけ?お~い、なの…んむむ…」
すずか「ちょっと待ってアリサちゃん、ユーノ君もいる…」
すずかはアリサの口をふさいだ
すずか「これはまさか…」
アリサ「そのまさかに決まってるじゃない、ちょっとはやてに電話する」
はやて「ん?アリサちゃん?何かあったんか?」
アリサ「何かじゃないよ、はやては今どこにいるの?」
はやて「家やけど…?」
アリサ「バカッ、早く来なさいよ!今なのはとユーノが…」
はやて「何!?わかった!速攻行くで」
はやては電話を切った
はやて「八神家出動や!!」
25 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/27(金) 02:48:06.63 ID:i2EeDdcKO
ホス
26 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/27(金) 03:53:22.87 ID:D4qSXEeZO
なのは「じゃあ私かフェイトの一択しか選べなかったらどうする?」
ユーノ「う~ん、難しいなぁ~」
なのは「例えば二人ともピンチで片方助けたらもう片方は助かりそうにないときとか…」
ユーノ「それだったらフェイトかな~」
なのは「!!!…やっぱりフェイトちゃんの方が……」
ユーノ「だってなのはは助かりそうにない状況でも自分一人で打破しそうだもん」
なのは「…酷いよ、私だって女の子なんだから…」
ユーノ「アハハ、ごめん。冗談だよ」
なのははむぅ~っとした顔をした。
ユーノ「ごめんね。でも僕がなのはを信じてるのは本当だよ。今までもどんな状況でもなんとかしてきたしね」
なのは「それはユーノ君が……フェイトちゃん助けに行くときも命令無視してまで手伝ってくれたり私を守ってくれたりしたし…リインフォースさんと戦ってる時に戸惑ってるときも分かりやすく説明してくれたし…」
ユーノ「え?」
なのは「な…何でもないの」
ユーノ「でも実際にその時が来ないとわからないよ」
27 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/27(金) 04:24:25.51 ID:D4qSXEeZO
ユーノ「ねぇ、そろそろカラオケに帰らない?」
なのは「なんで…?」
ユーノ「なんでって…外は寒いしさ、またカラオケに戻って一緒に歌おうよ」
なのは「…フェイトちゃんがいるから戻りたくないの」
ユーノ「そう…なんでフェイトを嫌っているのかは聞かないけど最近夜外は寒いしそんな薄着で長時間いたらきっと寒いよ?」
なのは「そ、そんなことはないの…!」
ユーノ「でもさっきから微妙に震えてるよ?これ貸してあげる」
そういってユーノは自分の上着を脱いでなのはに貸してあげた
なのは「でもユーノが…」
ユーノ「僕は大丈夫だから着てみて」
なのは「…うん」
そういってなのははユーノの上着を着てみた
少しでかくてぶかぶかしてたがとっても暖かかった
ユーノ「どう?」
なのは「暖かい…」
ユーノ「それは良かった」
なのは「ありがとうねユーノ君」
28 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/27(金) 05:43:58.70 ID:D4qSXEeZO
なのは(ユーノ君優しいなぁ…)
ユーノ「このままここで立ちんぼってのもアレだからさ…僕は一旦カラオケに戻って先にお会計やっておくよ」
なのは「ダメなの、私も行くの…!」
ユーノ「え?でもいいのかな…僕はすぐに戻ってくるけど?」
なのは「いいから私もついていくの!」
ユーノとなのははカラオケの方に戻った
アリサ「お、動きあり!はやてに電話しないと」
はやて「何やアリサちゃんか?まさかもう…」
アリサ「ううん、二人とも場所を変えるみたい、何かカラオケって聞こえたよ」
はやて「カラオケっつったらあそこかな?了解や!今特急で向かっとるからカラオケで合流やな!!」
アリサ「でもなのはとユーノにはバレないようにね!」
はやて「もちろんや!!」
はやては電話を切った
アリサ「じゃあ私達も移動よ」
すずか「うん」
29 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/27(金) 06:00:05.83 ID:D4qSXEeZO
フェイト「なのはもユーノも本当にどこなの?」
フェイトはずっと一人で探していた
フェイト「もう二人とも実は家に帰ってるとか…」
フェイトが探していると八神家の皆が豪速球で向かってきた
フェイト「はやて…?」
はやて「うぉっとっと、これはこれはフェイトちゃんやないか。こんなところで一人で何しとるんや?」
フェイト「それは…」
はやて「クロノ君はどうしたんよ?まさかはぐれたんか?流石にこの年で迷子はないよなぁ~」
フェイト「……」
ヴィータ「そんなことよりはやて急がないと」
はやて「ああそやな、こんなところに用はないから」
そういって八神家は特急でカラオケ向かったが少しだけザフィーラが残りフェイトに話しかけた
ザフィーラ「ユーノとなのははカラオケに行ったぞ」
フェイト「!!!…どうしてそのことを私に…?」
ザフィーラ「違ったのか?」
フェイト「ううん、ありがとうザフィーラ」
ザフィーラ「気にするな」
ザフィーラはそういって八神家を追った
フェイトもカラオケに向かった
30 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/27(金) 06:14:13.06 ID:D4qSXEeZO
すずか「カラオケに着いたっとメールをはやてに…」
はやて「私はここにおるで」
アリサ「おわっ!急に背後から現れてびっくりしたじゃない」
すずか「はやてちゃん早すぎだよ~」
はやて「こんな滅多に見られるかわからないものを見逃したらあかんからな」
シグナム「しかし主、よろしいんでしょうか…」
はやて「何がやシグナム?」
シグナム「申し訳ありませんがあまり覗きはいいことでは…」
はやて「シグナムは真面目やな。ええんよ、そのまま堂々と現れて二人のいい雰囲気をぶち壊したらあかんからな」
シグナム「わかりました…」
アリサ「あ、二人がカラオケに着いたよ」
ユーノとなのははカラオケに着いた
ユーノ「…どうする、外で待ってる?」
なのは「外は寒いからユーノ君と中にはいるの…!」
ユーノ「わかった、じゃあ一緒にいこう」
ユーノとなのはは中に入っていった
31 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/27(金) 06:35:16.71 ID:D4qSXEeZO
アリサ「中に入っていったね。私達も…」
すずか「それはやめた方がいいよ…中に入ったらそんなに隠れる場所ないしバッタリ会っちゃうかもしれない」
はやて「そうやな、しかし二人ともカラオケに歌いにきたんやろうか…」
アリサ「はやて、それってどういう…」
はやて「いや、思春期真っ盛りの男女が二人きりで仲も凄くいいわけやし個室も借りれるし、さらに五月蝿くて周りに声も聞こえんやんかぁ…外から見えたりはするけどそんなに見る人もおらんやろうし」
すずか「もしかしてはやてちゃん…?」
はやて「二人とも中では…」
なのは「だ、ダメなの…こんなところで恥ずかしいの…」
ユーノ「でも僕はなのはとどうしてもしたいんだ!」
なのは「でも…あっ」
ユーノ「なのはの胸…大きくて柔らかくて凄く気持ちいい…」
なのは「もうユーノ君たら…でもユーノ君とならいいよ…」
ユーノ「なのは…大好きだよ」
なのは「私も大好きなの…ユーノ君」
はやて「…なんてことになってたりしてなぁ」
覗いていた全員の顔が真っ赤になった
アリサ「あ、アンタバッカじゃないの…!!」
すずか「はやてちゃん…!?」
シグナム「あ、主…!?」
シャマル「はやてちゃん…!?」
ヴィータ「は、はやてそれは妄想し過ぎたよ…!!」
ザフィーラ「………」
32 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/27(金) 06:58:26.40 ID:D4qSXEeZO
はやて「え~だってありそうやない?特にあの二人やったら」
アリサ「はやてがマセ過ぎなだけよ!」
すずか「それはないんじゃないかな…特にこういう場所では」
シグナム「主、落ち着いてください」
はやて「私はいつだって平常心やよ~。でもないんか~残念やなぁ」
アリサ「はやて…アンタねぇ…」
すずか「あ、二人とも出てきたよ」
ユーノとなのはが出てきた。
すずか「もう出てきたけど何やってたんだろう…」
はやて「もう済ませたんか…ユーノ君は神業やな!」
アリサ「アンタ…まだ言うか…」
33 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/27(金) 07:00:40.33 ID:D4qSXEeZO
ユーノ「これからどうする?」
なのは「夜も遅くなってくるし…帰ろうかな」
ユーノ「帰るか…了解」
なのは「…今もしかしてフェイトちゃんのこと考えてなかった…?」
ユーノ「え、そ…そんなことはないよ…」
なのは「本当に?」
ユーノ「う、うん」
なのははむぅ~っとした顔をした
ユーノ「あ、それよりこの近くに行きたい店があるんだ…行こう?」
ユーノはなのはと一緒にその店に向かった
アリサ「また移動した、ついていくわよ」
すずか「うん」
はやて「ラジャー!」
34 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/27(金) 07:27:34.75 ID:D4qSXEeZO
フェイト「カラオケに着いたけど…ユーノもなのはもいるのかな…」
中に入った
フェイトはユーノとなのはのいた部屋を見たが誰もいなかった
フェイト「やっぱり二人とも帰ったのかな…」
フェイトが自分の部屋に行くとクロノが歌っていた
フェイト「お兄ちゃん…!?」
クロノ「おお、戻ってきたのかフェイト」
フェイト「…うん、ごめんねお兄ちゃん」
クロノ「気にするな、結構歌の練習が出来たから良かったぞ。で、ユーノには会えたのか?」
フェイト「ううん…会えなかった」
クロノ「そうか…」
フェイト「…こんなに待ってもらったのに本当にごめんなさい…」
クロノ「気にしなくていいよ、それよりいいのか?」
フェイト「え…?」
クロノ「ユーノをもう一度探しに行かなくて」
フェイト「!!!…でもこれ以上お兄ちゃんに待ってもらうのは…」
クロノ「僕は大丈夫だから」
フェイト「でももう帰ってるかもしれないし…」
クロノ「わかってないんだったらもうちょっと探していっても会えるかもしれないぞ?」
フェイト「…わかった、探しに行くね」
クロノ「ああ」
フェイト「でもお兄ちゃんはこれ以上待たないで…私を放っておいて帰っていいから」
クロノ「わかった、でももうちょっとだけ歌っていくよ。それまでは待ってるから。いなかったらもう帰ってるってことで」
フェイト「うん、本当にありがとうお兄ちゃん」
35 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/27(金) 07:29:28.90 ID:D4qSXEeZO
もう見ている人はいないのかな…
ネタが急に思い付いたので妙に続いてるが一応あげ
36 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/27(金) 07:47:07.13 ID:D4qSXEeZO
ユーノ「はい、これ」
なのは「これは…」
ユーノ「たこ焼き、寒いから熱いのがいいかなって…一緒に食べよう」
なのは「うん!」
なのはとユーノは一緒にたこ焼き食べていた
アリサ「…ホントどこからどう見てもカップルよね…」
すずか「あれでお互い友達っていってるからね…」
はやて「何やアリサちゃん?もしかしてなのはちゃんがうらやましいんかぁ?」
アリサ「な、なんで私がなのはを羨ましがらないといけないのよ…!…べ、別にユーノなんて…」
はやて「ほぅ~?」
アリサ「そ、それより二人の様子を見よ!!」
二人ともたこ焼きを食べ終わった
ユーノ「どうだった?」
なのは「うん、美味しかったよ!ありがとうユーノ君」
ユーノ「それは良かった」
なのは「……」
37 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/27(金) 08:07:49.31 ID:D4qSXEeZO
なのは(やっぱりユーノ君は優しいなぁ…でも私だけじゃなくてフェイトちゃんや他の人にも優しいからなぁ…ずるいよユーノ君)
ユーノ「どうしたのなのは…?」
なのは「さっきさ…ユーノ君は私のこと好きっていってくれたよね」
ユーノ「え…?あ、うん」
なのは「実は私もユーノ君のことが好きなんだ…」
ユーノ「そうなんだ…嬉しいよ」
なのは「うん…それでね、今まで我慢してきたんだけどもう…」
なのははユーノの目の前に現れた
なのは「せっかくユーノ君と二人きりなんだし私…」
そういってなのははユーノの首を抱き締めた
49 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/27(金) 18:55:11.05 ID:D4qSXEeZO
アリサ「お、なのはがユーノの首を抱き締めたよ」
すずか「これはまさか……キ、キス…かな?」
はやて「ユーノ君からじゃなくてなのはちゃんの方から仕掛けるんかぁ、しかしなのはちゃんもこんな場所で大胆やなぁ」
ユーノ「あの…なのは?」
なのは「わ…私じゃ嫌…?」
ユーノ「え…そんな……」
ユーノ(え、何この雰囲気…)
なのは「受け止めて欲しいの…」
ユーノ「なのは…」
なのは(やってしまったらこの今の関係が崩れてしまうんじゃないかって怖くて出来なかったけど……でも…)
なのははそういって目を閉じてユーノの顔に自分の顔を近づけた
なのは「ユーノ君…」
アリサ&すずか&八神家「いっけーーーーーー!!!!」
なのはとユーノの唇が重なろうとしていた
50 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/27(金) 19:13:37.01 ID:SZ+m7HQPO
支援
51 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/27(金) 19:16:18.66 ID:D4qSXEeZO
フェイト「いないなぁ…」
フェイトは再び外に出て探していた
フェイト「やっぱり二人とも帰っ……ってあれユーノかな?」
フェイトはユーノらしき人物を見つけた
フェイト「やっと見つけたよ…なのはも一緒にい…!?」
フェイトは二人がキスしようとしてるのを目撃しまった
二人の唇があとほんの少しで重なろうとしていた時
フェイト「ユーノーーーーーー!!!!」
ユーノ「!?」
なのは「!?」
アリサ「なんでここにフェイトが来てるのよ…せっかくいいところだったのに」
はやて「そういえばさっき会ったがこっちに戻ってきとったんか…二人のキスシーンを邪魔するなんて最低やな」
すずか「空気読もうよフェイトちゃん」
ザフィーラ「……」
52 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/27(金) 19:51:49.92 ID:D4qSXEeZO
フェイト「あ…」
ユーノ「フェイト…?」
なのは「どうしてフェイトちゃんがここに…」
フェイトはその場から逃げ出した
ユーノ「フェイト?ちょっと待っ……!?」
ユーノはフェイトを追おうとした時になのはに手を捕まれた
ユーノ「な、なのは…?」
なのは「ユーノ君…どこに行くの?」
ユーノ「どこって…」
なのは「フェイトちゃんを追うの…?」
ユーノ「……」
53 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/27(金) 20:06:35.54 ID:D4qSXEeZO
なのは「どうしてそこまでフェイトちゃんを…放っておいても…」
ユーノ「…心配なんだ…」
なのは「!!!」
ユーノ「大切な友達だからさ…」
なのは「……」
なのはは手を離した
ユーノ「本当にごめんねなのは…すぐに戻ってくるから…」
ユーノは走ってフェイトを追った
アリサ「なんでユーノはフェイトを追っていったの…?」
すずか「わからない」
はやて「フェイトちゃんなんか放っておいてこのままなのはちゃんと続きを……ってもしかしてユーノは二股だったりするんか…?」
アリサ「まさかぁ…」
すずか「それはないと思うよ…ユーノ君は誰にでも優しいから」
はやて「そうならええんやけどな…」
54 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/27(金) 20:24:20.21 ID:nIvx10JGO
これは早く冬コミに出すべき
55 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/27(金) 21:02:32.99 ID:D4qSXEeZO
フェイト「ハァ…ハァ…ッハ…」
フェイトは適当に走っていた
フェイト(さっきの時に見て思わず声をあげちゃったけど…二人の邪魔をしちゃったな…)
フェイト(ユーノはなのはとキスをしたことないって言ってたけど…やっぱり二人ともあんなに仲がいいし…もしかしたらキスだけでなくその先も……)
ドカッ
フェイトは下を向きながら走っていて前に立っている人にぶつかった
フェイト「あ、すみません…」
クロノ「あれ…フェイトか?」
フェイト「お兄ちゃん…!?」
ぶつかった相手はクロノだった
クロノ「下を向いたまま走っていると危ないぞ」
フェイト「お兄ちゃん…私…」
クロノ「ちょ、フェイト…?」
フェイトはクロノの胸に抱きついた
クロノ「な、何かあったのか…?」
フェイト「……」
ユーノ「お~い、フェイト~!」
ユーノがフェイトの後を追ってきた
59 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/27(金) 21:27:46.77 ID:D4qSXEeZO
ユーノ「……!!クロノ…」
クロノ「ユーノ一人か…?なのははどうした?」
ユーノ「なのはは向こうにいるよ」
クロノ「そうか…一人で放っておいていいのか?」
ユーノ「それは…」
クロノ「こっちは大丈夫だから、戻ってあげた方がいいんじゃないか?」
ユーノ「…わかった、すまないクロノ」
そういってユーノはなのはの方に戻っていった
60 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/27(金) 22:02:06.38 ID:D4qSXEeZO
クロノ「ふぅ…」
フェイト「…お兄ちゃん」
クロノ「ん?何だフェイト?」
フェイト「お兄ちゃんって…誰かとキ、キスしたことある…?」
クロノ「キ、キス…!?え…っと…」
クロノ(まさかユーノはなのはとフェイトが見てる目の前に堂々とキスをしたのか…)
フェイト「あるの…?」
クロノ「その…だな…」
フェイト「…エイミィとかと…」
クロノ「……」
フェイト「ある…んだ…」
クロノは無言で少しだけ頷いた
フェイト「そっか…そうだよね……出来てるのにやってない方がおかしいよね…」
クロノ「フェイト…すまない」
フェイト「謝らないで…何をしようとお兄ちゃんの自由なんだから…私こそ変なこと聞いてごめんね…」
クロノ「……」
61 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/27(金) 22:07:45.22 ID:nIvx10JGO
hosyutarossa
62 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/27(金) 22:52:27.76 ID:D4qSXEeZO
フェイト「…でも一つだけ聞きたいんだけど…どっちからしたの…?」
クロノ「……」
フェイト「エイミィから?…それともお兄ちゃんから…?」
クロノ「…エイミィからだよ…最初はするとは思ってもいなかったけどエイミィに迫られてそのまま…」
フェイト「そう…なんだ…」
クロノ「……」
フェイト「…ねぇ、お兄ちゃん?」
クロノ「…ん?」
フェイト「私がもし…その…キ、キスしてみたいって言ったらどうする…?」
クロノ「な…!?」
フェイト「なのはもユーノとしたことあるのかもしれないし…私も、少しや…やってみたいなって…」
クロノ「何をいって……!?」
フェイトはクロノの首を抱き締めた
クロノ「フェイト…!?」
フェイト「もうエイミィとやっているのかもしれないけど私…」
フェイトは目を閉じてクロノの顔に自分の顔を近づけた
63 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/27(金) 22:55:08.41 ID:D4qSXEeZO
フェイト「お兄ちゃん…」
クロノ「フェイト…」
フェイトの唇とクロノの唇が重なろうとしていた
クロノ「だ…」
フェイト「え…?」
クロノ「ダメだよやっぱり…!」
クロノはフェイトを止めた
クロノ「こんな…」
フェイト「や、やっぱり私じゃダメ…だったよね…?」
クロノ「…そうじゃなくて…」
フェイト「え?」
クロノ「フェイトは僕としたいわけじゃないだろ…」
フェイト「そんなことは…」
クロノ「本当にしたい人とするまでファーストキスはとっておいた方がいいと思うんだ」
フェイト「……」
クロノ「だから…それを僕で捨てたらダメだよ…僕達兄弟なんだし…」
フェイト「……!!」
クロノ「…ね?」
フェイト「…うん、ごめんね…急に迫って…」
クロノ「気にしないで、じゃあそろそろ帰るか…?」
フェイト「うん…」
64 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2009/11/27(金) 23:19:38.92 ID:YaEstDvq0
保守総一郎
65 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/27(金) 23:20:43.80 ID:O6GsHAXB0
よしよし
66 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/27(金) 23:21:30.52 ID:pOj9FiWZ0
保守リックス
67 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/27(金) 23:40:48.90 ID:D4qSXEeZO
なのはは一人で立っていた
アリサ「なのは…なんか可哀想だね、私ちょっといって声かけて…」
すずか「ダメだよアリサちゃん、そんなことしたら逆に私達に見られたんじゃないかって思って余計に落ち込むかもしれないよ…」
はやて「そうや、下手に声をかけたらあかん…こういう時はじっと見とくことしか出来んのんや…」
なのは「ユーノ君…戻ってくるって言ったけど本当に戻ってくるのかな…」
なのは「…戻ってくるわけないよね、多分今頃フェイトちゃんと一緒に…」
なのは「今日もユーノ君を昨日待ってたからってあちこちに振り回してたしね…それだけじゃなくていつもユーノ君に迷惑ばっかかけてるし…そんな私に比べたらやっぱりフェイトちゃんの方が…頭もいいしスタイルもいいし美人さんで性格もいいと思うし…」
なのはは少し目が涙目になっていた
なのは「…やっぱり戻ってくるわけないよね…ユーノ君は私じゃなくてフェイトちゃんの方を選んだんだし…じゃあそろそろ帰ろうかな…」
ユーノ「なのは~~~~~!!!!」
なのは「ユ、ユーノ君…!?」
ユーノは戻ってきた
86 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/28(土) 06:45:40.39 ID:DcebPtWXO
眠いが続きを少し書いてみる
アリサ「お、ユーノが戻ってきたよ」
はやて「ったく、今まで何しとったんや…なのはちゃんを一人にして」
すずか「まぁ様子見てようよ」
ユーノ「ハァ…ハァ…」
なのは「な…なんで…」
ユーノ「ハァ…なんでって…何が…?」
なのは「だってユーノ君はフェイトちゃんの方を…」
ユーノ「フェイトは大丈夫だから戻ってきたんだよ…」
なのは「そう…なんだ…」
なのは(私とユーノ君の…出来なかったけどキ、キスするところを見ても大丈夫って…)
ユーノ「それになのはをずっと一人ぼっちにはしたくないからさ…」
なのは「!!!」
87 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/28(土) 07:10:27.52 ID:DcebPtWXO
ユーノ「昨日もその…夜遅くまで僕が帰ってこないせいで起きてたんだし…」
なのは「そ、それは私が勝手に起きていただけで別にユーノ君のせいじゃ…」
ユーノ「だから出来るだけ側にいようかなって…今も待たせてしまって本当にごめんね」
なのは「……!!!」
なのははユーノに抱きついた
アリサ「なのはがユーノに抱きついた!?」
すずか「これは、まさかのテイク2…?」
はやて「今回は濃厚なキスやなきっと…流石にもうKYは入ってこないやろ」
シャマル「濃厚なキスって…はやてちゃん…」
ヴィータ「はやてってこんなにエッチだったんだ…」
シグナム「主…」
ザフィーラ「……」
はやて「何いっとんや皆?まぁそんなことはどうでもええわ。このまま二人はいいムードになってホテルに向かい、ベッドの上でお互いの愛を確かめ合って大人になり、もう二人ともただならぬ関係に……って、いたぁ!」
アリサがはやての頭を叩いた
はやて「何で叩くんよアリサちゃん!?」
アリサ「アンタエロすぎなのよ!!」
すずか「そ、そうだよ…年を考えようよ。まだ私達の年齢でそんなこと…」
はやて「でももう私達は体つきはだんだんと大人になってきてるし谷間も出来たりしとるしな…ユーノ君も男の子やし興味あったりするやろ。まぁもうなのはちゃんの裸は見慣れてて別に見てもどうもせんかも……って、またぶったぁ!」
アリサ「アンタは少し黙ってなさい…」
88 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/28(土) 07:30:03.82 ID:DcebPtWXO
ユーノ「な、なのは…?」
なのは「……」
ユーノはなのはに抱き着かれて胸辺りに変な感触がして少しどぎまぎしていた
ユーノ「あ、あの……」
なのは「…ゃだよ」
ユーノ「え…?」
なのは「私が一人ぼっちの時は側にいてくれないと嫌だからね…」
ユーノ「あ、うん…」
なのは「ずっと私を一人にしないでよ…?」
ユーノ「うん、努力するよ」
なのは「お願いだからね…」
ユーノ「うん、じゃあそろそろ帰ろっか?」
なのは「うん!」
ユーノとなのはは手を繋ぎながら帰った
すずか「あれ、もう帰るみたいだよ?」
はやて「何やつまらんなぁ、このまま二人とももっと…」
アリサ「はいはいじゃあ私達もそろそろ帰りましょう」
そういってアリサ達も帰った
89 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/28(土) 07:44:15.58 ID:DcebPtWXO
フェイト達はハラオウン家に着いた
エイミィ「遅いじゃない!!」
フェイト「ごめんね、実は…」
エイミィ「クロノ君!!」
クロノ「少しだけ遅くなったな、すまない」
フェイト「……」
90 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 2009/11/28(土) 08:01:50.34 ID:DcebPtWXO
エイミィ「私何回も電話したのに~!」
クロノ「ああ、本当だ。マナーモードにしていたから気づかなかったよ…すまない」
フェイト(電話があったのに私にずっと付き合ってくれたんだ…なのに私はお兄ちゃんをほったらかしてあちこちにユーノを探していったりして…)
エイミィ「本当は気づいてたんじゃないの~?」
クロノ「それより夜食はまだ残っているか?」
エイミィ「まだ食べてなかったの…一応1人分は残ってるけど」
クロノ「1人分か…フェイト、食べるか?」
エイミィ「またフェイトちゃんに…」
フェイト「私はいいよ…お兄ちゃんが食べて」
フェイトはそういって自分の部屋に向かった
クロノ「フェイト…」
エイミィ「何かあったの?」
エイミィが凄くニヤニヤした顔でこっちを見てきた
クロノ「何もないよ」
エイミィ「本当に~?」
クロノ「というか僕の夜食出してくれないか?せっかくフェイトが僕に譲ってくれたんだから」
エイミィ「はいはい」